結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2022年06月13日(月曜日)

陸上の彗星・田中希美の「Think Global!」と「Act Local!」

Everyone! Good Monday!
[2022vol㉔]

2022年第24週。
6月第3週。

今度の日曜日は、
父の日。

母の日に比べると、
圧倒的に地味なイベントだが、
全国の父たちのためにも、
盛大に売場を盛り上げてください。

COVID-19感染状況。
東京都は1日の新規陽性判明者が、
960人で5カ月ぶりに1000人を切った。

ジョンズホプキンズ大学調査。
6月13日14時時点で、
世界の累計感染者数5億3525万9297人。
同じく死者数630万9431人。

100年前のスペイン風邪も、
世界で5億人が感染したと言われる。
だからそれを超えた。

スペイン風邪は2年を経て、
少しずつ収束に向かった。

さてコロナはどうか。
マスクなしで生活できる日を、
待ち望むものだ。

月刊商人舎6月号を手に取る。IMG_E35232

特集は、
「ロピア中部圏進出!!」IMG_E35252

さらに特集は、
「2022決算を俯瞰する」IMG_E35282

さらに緊急提言。
「惣菜の危機」
伸びるからこそ危うい!
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盛りだくさんの内容となった。202206_contents
週が明けて今日は、
ファックスやメールで、
注文が殺到した。
申し込みはこちら↓202206_banner1

早めにご連絡ください。
在庫がなくなることも考えられます。

よろしくお願いします。

さて昨日の日曜日。
陸上日本選手権最終日。
オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねる。

女子5000mで田中希実選手が、
15分05秒61で圧勝。
〈田中希美オフィシャルサイトより〉
田中希美2
その1時間前に、
800m決勝で力走して2位。

図抜けた体力、走力、意志力。
驚かされる。

10日金曜日の女子1500mでは、
4分11秒79で3連覇した。
こちらも圧勝。

東京オリンピックでは、
この1500mで8位に入賞している。

陸上競技の競走種目では、
短距離走と長距離走の中間に、
中距離走がある。

日本陸上競技連盟の規定では、
400mまでが短距離、
800mから3000m未満が中距離、
それ以上が長距離。

田中希美の自己記録は、
1000mが2分37秒72で日本記録、
1500mが3分59秒19で日本記録、
3000mが8分40秒84で日本記録。

800mは2分02秒36で日本歴代5位、
400mでは59秒16。

さらに5000mは14分59秒93で日本歴代4位、
10000mも31分59秒89。

つまり基本的に中距離走者だが、
長距離走も5000mで今、日本一。

1万mもいけそうだし、
やがてマラソンに挑戦するかもしれない。

あの瀬古俊彦も、
高校時代は中距離走者だった。

勝利インタビューを聞くと、
視線は世界に向いている。

大谷翔平の二刀流に通ずるものがある。

小売業でもサービス業でも、
グローバルな視野は必須だと思う。

世界的視野を磨くことによって、
到達点が見えてくる。
そのことによって日本国内で、
図抜けた存在になることもできる。

先週の商人舎ミドルマネジメント研修会で、
働きがいのある企業ランキングを示した。

商人舎流通スーパーニュース。
ウェグマンズnews|
FORTUNE「働きがいのある企業100」2022年版で3位
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2022年版でも、
ウェグマンズが第3位になった。

ウェグマンズは2005年に、
なんと第1位に輝いた。

2007年には、
3位ウェグマンズ、
4位コンテナストア、
5位ホールフーズマーケット。
小売業がベスト5に3社食い込んだ。

スーパーマーケットや小売業が、
働きがいのある企業ランクの常連となる。

その存在を知って、それを目指さねば、
「働きがい」など想像することもできない。

世界を目指すから、
図抜けた存在になることができる。

競争から抜けた存在になる。

Think Global , Act Local!

大谷翔平や田中希美を見ていると、
それがよくわかる。

そして彼らは私たちに、
勇気をもたらしてくれる。

そう、世界を目指すことの勇気だ。

では、みなさん、今週も、
Think Global , Act Local!

Good Monday!

〈結城義晴〉

2022年06月12日(日曜日)

「ロシアの日」の「人を遺すを上とす」と「育てる・生かす」

6月12日は、
実は「ロシアの日」だ。
かの国の独立記念日の祝日である。

ベルリンの壁はすでに、
1989年11月9日に崩壊が始まっていた。

ミハイル・ゴルバチョフは、
1985年3月11日、
ソビエト連邦共産党書記長に就任し、
最高指導者となると、
ペレストロイカ(改革)と、
グラスノスチ(情報公開)を断行し始めた。
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ロシアもウクライナ、ベラルーシも、
ソビエト連邦の傘のもとにあった。

それぞれの正式国名は、
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、
ウクライナ・ソビエト社会主義共和国、
ベラルーシ・ソビエト社会主義共和国。

1990年5月、
ボリス・エリツィンが、
ロシア・ソビエト共和国の、
最高会議議長に就任した。
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そして1990年6月12日。
国家主権宣言が採択された。

一党独裁の共産党主権からの脱皮である。

この国家主権宣言を記念して、
6月12日が「ロシアの日」となった。

エリツィンは翌1991年に、
ロシア・ソビエト共和国の大統領に当選する。

一方、ゴルバチョフは、
1990年にソビエト連邦に大統領制を導入して、
最初で最後の大統領となった。
翌1991年12月25日には大統領を辞任して、
連邦政府の活動を停止し、
ソビエト連邦は崩壊した。

そこですべての共和国が独立国となった。
ウクライナ共和国もこのときに、
独立国となった。

ウラジーミル・プーチンは、
このときのエリツィンの職にある。

ソビエト連邦共産党書記長は、
初代ウラジーミル・レーニン、
二代ヨシフ・スターリン、
三代ゲオルギー・マレンコフ、
四代ニキータ・フルシチョフ、
五代レオニード・ブレジネフ、
六代ユーリ・アンドロポフ、
七代コンスタンティン・チェルネンコ、
そして八代ミハイル・ゴルバチョフで、
終わった。

ウラジーミル・プーチンは、
このソビエト連邦の最高指導者ではない。

ロシアの日は、
1990年6月12日を記念した、
国家主権宣言の日である。

それが今、専制主義国家となっている。
一党独裁でもなく、
もちろん国民主権の国でもない。

独立記念の日に、
ウクライナと戦争を続けている。

なんということだろう。

朝日新聞「折々のことば」
第2407回。

「財を遺(のこ)すは下、
仕事を遺すは中、
人を遺すを上とす」
(後藤新平)

明治の政治家の言葉。
私もこのブログで何度も使った。

プロ野球監督・野村克也も、
これを口癖にしていた。

「”見つける、育てる、生かす”のが
指導者の使命だが、
これがなかなかに難しくて、
つい”自分の欲が先行して”しまう」

わかるなぁ。

編著者の鷲田清一さん。
「この格言を社会で実行できたら、
この国も世界から一目置かれる
存在となるだろうに」

〈加藤弘士著『砂まみれの名将』から〉
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一方、ジョン・マックスウェル。
1947年生まれのアメリカ人。
牧師、著作家、講演者。
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そのマックスウェルは、
リーダーシップには、
5つのレベルがあるという。

第1レベルは「地位」によるもの。
職位だとか役職だとか、
ある意味の権限でもある。

地位が上がれば、
リーダーシップもついてくる。

第2レベルは「 相互理解」によるもの。
人のつながりや人間関係の中から、
リーダーシップが発揮される。

第3レベルは「成果」によるもの。
一緒に仕事をする。
結果として成果が上がれば、
リーダーシップが発生する。

これはとてもいいことだ。

第4レベルが「人材育成」によるもの。
野村の「見つける、育てる、生かす」である。
人財の再生産ができる人は、
リーダーシップのレベルが高い。

最後に第5レベルは「人間性」によるもの。
高潔な人間性によって、
高いリーダーシップが発揮される。

「財を遺(のこ)すは下、
仕事を遺すは中、
人を遺すを上とす」

後藤新平も野村克也も、
第4の「人を育てる」を強調するが、
その人を遺す過程で、
尊敬される人間性も備わってくる。

プーチンとゼレンスキー。
どちらに真のリーダーシップがあるか。

人を遺すか否かを見ていればわかる。

〈結城義晴〉

2022年06月11日(土曜日)

倉本長治「真の商人であることが即ち立派な人間ということだ」

月刊商人舎6月号は発刊したし、
ミドルマネジメント研修会も終わったし、
大きな荷物を二つ降ろした感じ。

6月号特集は、
「ロピア中部圏進出!!」
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商人舎ミドルマネジメント研修会は、
2012年から数えて第18回。
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ほんとうにお疲れ様。

昨日は東京・丸の内へ。
レンガ造りの東京駅。
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いつ見ても美しい。IMG_35102

駅前には新丸の内ビル。IMG_35122

ゆっくり歩いて大手町へ。IMG_35072

大手町プレイス内科へ。
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2カ月に1回の血液検査と診察。

ヘモグロビンA1cの値が、
ちょっと高くなった。
ストレスが溜まって、
食事の量が多くなったか。
けれど血糖値も中性脂肪も、
適性を保っている。

そこで今日は、
ホームコースでゴルフ。
大久保恒夫さんと宮本洋一さん、
そして亀谷しづえさん。
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大久保さんはご存知、西友CEO。
宮本さんもご存知、ブルーチップ㈱社長。
亀谷さんは商人舎ゼネラルマネジャー。
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関東は梅雨入りしたけれど、
われわれの頭上には、
雨粒は落ちてこなかった。

暑くもなく寒くもなく、
6月としては最高のゴルフ日和。

それぞれに満足のいくラウンドができた。

大久保さんとは昨年12月、
フードストアソリューションズフェア以来。
半年ぶりになる。
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私がコーディネートして、
特別講演をしてもらった。IMG_93341-448x335

タイトルは、
「勝者総取り! ラストワンマイル戦略」DSCN9684-3-448x335

それから9月には、
日経新聞の「交遊抄」で、
同志として紹介してもらった。
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ありがとうございました。

ゴルフもこれまで、
ずいぶんご一緒したが、
これから増えていきそうだ。

宮本さんは絶好調で、
最初のハーフは38のスコアが出た。

私も7番ホールまで、
並んでいたが突き放された。

残念。

それでもゴルフは楽しい。

ミドルマネジメント研修会では、
3日間で9時間の講演をしたが、
その疲れやストレスも吹っ飛んでしまう。
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ヘンリー・ロングハーストの名言。
イギリスのゴルフ作家。
「ゴルフの唯一の欠点は、
面白すぎることだ」

同感。

一方、中部銀次郎の言葉。
「ゴルフは不思議なゲームである。
ショットがどれほどよくても、
パッティングがどれほど巧みでも、
必ずしも勝てない」

「長い目で見れば、
プロでもアマチュアでも、
自分の欲望を制御できる人が
勝つのである」
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こちらはストイックだ。

しかし中部銀次郎の言葉は、
いつも仕事や商売に通ずる。

「長い目で見れば、
自分の欲望を制御できる商人が
勝つのだ」

ハーヴィー・ペニックの言葉。
全米初のティーチングプロで、
「レッスンの神様」と呼ばれた。
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「より良いプレーヤーよりも、
より良い人間になれることが
大切なのです」

最後に倉本長治は言った。
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「商人である前に、人間であれ」

しかし倉本長治は、こうも言った。
「真の商人であることが即ち、
立派な人間ということだ」

ゴルファーも商人と一緒だ。

〈結城義晴〉

2022年06月10日(金曜日)

商人舎6月号特集の「ロピア中部圏進出」と「惣菜の危機」

第18回商人舎ミドルマネジメント研修会。
昨日、終わった。
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受講生の一人からメールが来た。

「先生方から教わったこと、
絶対に忘れません。
必ず会社を背負う人間になります」

その意気だ。

期待しています。
私も忘れません。

健闘を祈る。

月刊商人舎6月号。
本日発刊!!
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特集は2本。
[特集1]
ロピア中部圏進出!!
前哨戦「岐阜本巣の陣」の全容

[特集2]
2022決算を俯瞰する
ポストコロナの小売業、どこへ向かうのか?!

[Cover Message]
㈱ロピアが中部圏に意欲的な新店をオープンさせた。750坪級のモレラ岐阜店である。2022決算では日本小売業ランキング52位に躍進してきた。1年間に400億円を積み上げて、スーパーマーケットでも19位に入り込んできた。その飛躍の原動力は関西圏への進出とそのマーチャンダイジングのパワーアップである。ロピアはその余勢を駆って、第3の商勢圏構築のために東海地方への飛来を企図したのだ。この店は従来型のデザインを踏襲しない。惣菜では鶏唐揚げもコロッケも売らない。ポテトサラダもマカロニサラダも品揃えしない。どこにでもある惣菜は競合店で買っていただければいいと考える。これはスーパーマーケットの「惣菜革命」でもある。特集「2022決算を俯瞰する」と緊急提言「惣菜の危機」、そして「ロピア中部圏進出!!」の三題噺で6月号をまとめよう。

[目次]202206_contents

今月号は、
1冊ずつの販売もします。
申し込みは以下↓
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「ロピア中部圏進出」は、
オープン前日から乗り込んで、
周辺の競争もレポートした。

[PHOTO構成]
ロピアモレラ岐阜店の全貌は、
100枚に及ぶ写真を使って、
臨場感あふれる記事となった。

このエリアに勉強に行くときには、
必須の一冊であるが、
それとともに、
出店戦略を考えさせられる。

[特集のあとがき]に書いた。
「ロープライス・ユートピアの夢」

「2022決算を俯瞰する」は、
力作ぞろいだが、
とくにこれは力作。
「コロナ禍は、
スーパーマーケット時代を
到来させた!」

単なる決算の解説ではない。
気鋭のライターによる、
時代分析となっている。

今月はもう一つ特別企画がある。
[特別提言]惣菜の危機
伸びるからこそ危うい!

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林廣美先生の、
大長編の語りおろし。

目からうろこ。
バイヤーや店長はもとより、
とくにトップマネジメントに読んでほしい。

私も林先生に呼応して書いた。
[結城義晴の述懐]
「惣菜・デリ革命宣言」ふたたび

この原稿の最後の一文。
「購入したお客が他人に自慢したくなるような商品」
そして「新しい食文化をもった惣菜・デリ」
「30年ぶりにふたたび
“惣菜・デリ革命宣言”を発しよう」

そして[Message of June]
Cook and Sell!

We Sell What We Cook,
And, We Cook What We Sell.
私たちは調理するものを売る。
そして私たちは売るものを調理する。

あのイータリーの合言葉。
ウェグマンズもホールフーズも、
ヤオコーもライフもヨークベニマルも、
さらに万代もロピアも。

惣菜の材料は売場で売る素材だ。
売場の商品は惣菜の原料となる。
野菜も魚も肉も卵も、
日配品も乾物も油も調味料も。

そうすれば家でも店でも、
鮮度の良い商品で、
高い品質の素材で、
おいしい料理ができ上がる。

素材から惣菜へ。
ペリシャブルスからデリへ。
簡便性のニーズだけではない。
おいしさの需要が突きつけられている。

We Sell What We Cook,
And, We Cook What We Sell.
私たちは調理するものを売る。
そして私たちは売るものを調理する。
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今月号もいい出来栄えです。

是非、熟読してください。
そして熟考してください。

知識商人(Knowledge Merchant)は、
頭(Brain)と手(Hands)を使わねばならない。

〈結城義晴〉

2022年06月09日(木曜日)

商人舎ミドルマネジメント研修会修了の「集まり散じて」

2008年2月1日に、
株式会社商人舎を設立した。

社名をつけるとき、
迷いに迷った。

しかし「舎」をつけたいと考えていた。

商業の世界には、
戦前から「商店界」という雑誌があった。

倉本長治は28歳で、
その「商店界」編集長に就任した。

その商店界を去って、戦後、
倉本は周辺の支持者たちに押されて、
「商業界」をつくった。

商業の世界を革新し、
その世界に貢献する会社。
だから雑誌や単行本とともに、
セミナーなどを開催して、
人々を啓蒙し、
商業を産業にしようと試みた。

私はその商業界に入社した。
そして代表取締役社長となった。

しかし商店界も商業界も、
「界」だった。

私は商業界を辞して、
商人舎をつくった。
人々が「集うところ」にしたかった。

商店界は「店」を対象とした。
商業界は「業(なりわい)」に注目した。
商人舎は「人」に焦点を当てる。

資本主義時代の次に来るのは知識時代だ。
ピーター・ドラッカーの時代観。

私たちは、
商人を知識商人に変えて、
その知識商人が集う「舎」をつくる。

それが商人舎だ。

第18回商人舎ミドルマネジメント研修会。
その最終日。

今日も朝8時15分から、
第2回理解度判定テスト。 IMG_3350-1

2日目の講義から設問が出る。
白部和孝講師の計数問題、
井坂康志講師のドラッカー・マネジメント、
そして結城義晴の産業論・商人論。
ここから6問の設問が出る。IMG_3348-1

全員が前のめりになって、
電卓をたたき、ペンを走らせ、
真剣にテストに向き合う。IMG_3351-1

30分の緊張のときがが終わると、
肩の荷が下りて、一気に場は和む。
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椅子にもたれて、机に伏して、
束の間、寝てしまう受講生もいる。
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派遣してくださった企業の皆さん、
頑張りましたよ。

そして3日目の講義は、
高野保男講師の作業システムとLSP。
タクト企画代表取締役。

LSPはレイバースケジューリングの略。
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作業基準、作業区分、
作業量と作業時間を明らかにして、
作業改善や生産性向上に取り組む。

そのためにどうアプローチしたらよいかを、
わかりやすく講義してくれる。
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高野講師は国内を駆けめぐって、
コンサルティング活動をしている。
現場主義の指導者だ。

昨日大分からやってきたと思ったら、
今日再び大分に向かう。

現場の問題や自分の課題を解決するために、
受講生たちは真剣だ。
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講義後にはQ&Aの時間も設けてくれた。

㈱スタジオアリスの大塩恵美子さん。
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㈱ロピアホールディングスの
佐野淳基さん。
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スリーエスコーポレーション㈱の
井川映子さん。
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㈱平和堂の髙橋英晶さん。
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㈱ロピアホールディングスの
半場俊輔さん。
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平和堂の藤本信行さん。
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一人ひとりの質問に、
自分の経験を披露しながら、
核心を衝いた回答をしてくれた。??????????

いいQ&Aだった。
ありがとうございました。IMG_3370-1

11時15分から、
最後の講師は三度目の結城義晴。??????????

まずはじめに、
理解度判定テストの解答を示しながら、
それに付随する問題を解説する。IMG_3372-1
私はこれをとても重視している。

理解しているか、納得しているか。
それが何よりも大切だ。

理解し、納得していなければ、
実行に移せないからである。

テストの解答を解説したら、
リーダーシップに関する講義。
それからチームマネジメントの手法。
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チームマネジメントは、
ホールフーズやウェグマンズが、
早くから採用して成果を上げている。

コロナ禍中の2020年9月には、
いよいよウォルマートが導入した。
150万人の米国アソシエーツの組織を、
180度転換する試みだった。

昼食をはさんで、
最後の1時間の講義。
ミドルマネジメントへのメッセージ。
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「流通経営戦略論」のエッセンスを概説し、
そのあとはサービス・イノベーション。
「ホッケースティックの関係」と、
「間接部門の顧客志向」は、
絶対に忘れないでほしい。
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最後の最後は、
「マザーテレサ」の言葉と、
「自ら変われ」。
そして「祈り」。
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受講生のさらなる健闘を祈念して、
すべての講義を終了した。

たくさんの拍手をもらった。
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ありがとう。
??????????

終了後はすぐに、
受講生たちは、
熱海駅と湯河原駅に向かう。
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私も手を振って、
それを見送る。
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知識商人の集うところ。
商人の舎。

集まり散じて人は変われど
仰ぐは同じき理想の光

母校の校歌が頭をよぎった。

知識商人が集うところ、
まだまだやめられません。

〈結城義晴〉

2022年06月08日(水曜日)

ミドルマネジメント研修会2日目の「人は企業の所有物ではない」

日経新聞電子版「経営者ブログ」
愛読していた。

宮内義彦オリックスシニア・チェアマンは、
1カ月に1回のブログを公開していたが、
5月27日に連載が終わった。
「日本はまだ復活できる」

高原豪久ユニ・チャーム社長も、
1カ月に1回のブログが、
5月26日に終了した。
タイトルは「初心に還る」

そして鈴木幸一IIJ会長。
鈴木幸一
毎週火曜日に書いてくれていて、
私は必ず読んでいた。

「私がこのコラムを始めたのは、
日本経済新聞が電子版を始めた
2010年からである。
というわけで、私は、
13年目まで書き続けたのである」

私もこのブログに、
鈴木さんの言葉を何度も引用した。

「今さらそんな言葉も
なくなってしまったようだが、
『皆勤賞』なのである」

「内容はともかく、13年目になるまで
いちども休まず書き続けたわけで、
皆勤した努力については
多少のお祝いをしていただいても
いいかと思うのだが、
“へぇーっ”と驚かれるだけである」

同感だ。

私の場合には毎日更新で、
15年間続けている。

「13年目になるまで続いた習慣で、
週末、間違って文章を書こうと
机に向かってしまう気がするのだが、
公になることはない。
長年、ありがとうございました」

あっけない終わりだが、
私のような熱心な読者から言わせれば、
なぜ、この「経営者ブログ」が終わってしまうのか。

執筆者たちはちょっと不満気だ。

さて湯河原で開催している
ミドルマネジメント研修会2日目。

2日目の朝は理解度判定テストから始まる。
自分の理解度を自分で認識するためのテストだ。

朝8時15分、スタート。IMG_3239-1

昨夜は遅くまで、今朝は早朝から、
受講生たちは自室で、ホテルのラウンジで、
テストに備えて復習をしていた。

初日の講義内容から出題される。
設問はどこから出るかわからない。
だから前日の講義をすべて復習する。
そしてこのテストに臨む。IMG_3345-1
皆、頑張った。

研修会2日目の第1講義は「計数」。

講師は白部和孝さん。
シラベ・リテイル・システム研究所代表。
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データ活用のポイントを整理し、
在庫管理と人時管理について講義。IMG_32482

商品回転率や交差比率、
人時コントロールの考え方とその指標などを、
わかりやすく解説してくれる。
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具体的な設問を投げて、
実際に受講生に解を求める。

そして一人ひとり、
指導する。
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3時間の講義に、
受講生からお礼の拍手。IMG_32602

2日目第2講座の講師は、
井坂康志さん。
ドラッカー学会共同代表、
モノづくり大学教養教育センター教授。IMG_32672
テーマはドラッカー・マネジメント。

ピーター・ドラッカーに最後に会った日本人で、
ドラッカー本の翻訳者・故上田惇生先生とともに
「ドラッカー学会」を立ち上げた。
上田先生も信頼を置いていたドラッカー研究者。
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ドラッカー・マネジメントの本質を、
丁寧な語り口で紹介してくれた。IMG_32692
講義を終えると、
受講生からの質問を受けてくれる。

真っ先に質問したのは、
㈱ロピアホールディングスの佐野淳基さん。IMG_32773

同じく半場俊輔さん。IMG_32742

㈱関西スーパーマーケットの黒井洋之さん。IMG_32782

㈱キョーエイの新田貴樹さん。IMG_32822

一人一人の質問に、
真摯に答えてくれる井坂講師。IMG_32862

最後の質問者は
関西スーパーマーケットの許斐高志さん。IMG_32872

現場の悩みや質問にも丁寧に答えてくれた。
井坂さんに感謝しよう。IMG_32922

そして15時30分からは20時まで、
結城義晴の講義。
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はじめに理解度テストの解答を解説。

それから産業構造の変化から商業統計の問題点、
日本小売業の最新ランキングの劇的変化、
ミドルマネジメントのための経営数値までを、
一気呵成に講義。
IMG_32992

コーヒータイムを挟んで、
マネジメント理論の変遷、
戦後日本のマネジメント教育の課題、
MTP教育による日本のチェーンストア組織の弊害、
ドラッカーとハーバード・サイモン、
そしてヘンリー・ミンツバークの
アンリ・ファヨール管理過程論への批判などなど、
組織問題を整理した。IMG_33082

そのうえで、
ドラッカーのマネジメント手法を講義した。IMG_33132

「責任の組織化」。
IMG_33142

「自己管理の目標管理」。IMG_33152

そしてコミュニケーション。IMG_33162

最後はドラッカーの真骨頂。
「コミュニケーションが成立するためには、
経験の共有が不可欠である」IMG_33203
午後8時ぴったりに講義が終了した。

そして夕食。

今回のミドルマネジメント研修会は、
昼食・夕食会場を2カ所設けた。
感染症対策のためだ。

こちらは和室の「天照」。
一方向を向いて夕食を食べている。IMG_3324-1

元気なスタジオアリスの女性陣。IMG_3329-1

京都のマツモトの面々。IMG_3331-1

受講生の後ろで、一人、
元気よく手を挙げているのは誰だろう。IMG_3327-1

もう一つの会場は「瀬音」。
三角商事の面々。
IMG_3332-1

Vサインするのは平和堂の面々。IMG_3334-1

ロピアホールディングスの個性的な面々。
IMG_3339-1

食事を終えると三々五々、
研修会場に受講生たちが集まってくる。IMG_3345-1

明朝の理解度テストの準備のためだ。IMG_3341-1

湯上りの浴衣姿もちらほら。
こうして夜は更けていった。IMG_3342-1
第18回商人舎ミドルマネジメント研修会。
2日目も順調に終わろうとしている。

ピーター・ドラッカー。
「人は、企業の所有物ではない」

「マネジメントとは、
人の強みを発揮させることである」

〈結城義晴〉

2022年06月07日(火曜日)

第18回商人舎ミドルマネジメント研修会始まる

商人舎ミドルマネジメント研修会。

2012年、
東日本大震災の翌年から始めて、
10年が経過した。

毎年、初夏と秋に開催して、
第18回を数えた。

COVID-19パンデミックによって、
2020年は2回とも中止し、
昨2021年も初夏の開催を見送った。

昨年秋に再開すると、
まだ県外派遣禁止の会社などもあって、
参加企業数は少なかったが、
なんとか会場を関西に移して、
第17回目を実施することができた。

そして2022年初夏、
2年半ぶりの湯河原での開催となった。

この研修会は、
オンラインで開催しても、
まったく意味がない。

新横浜駅9時15分発のこだまで熱海駅へ。
久しぶりに降り立った熱海。IMG_31222

スタッフの鈴木綾子と写真。IMG_31262

新緑の間から相模湾が見える。IMG_31412

関東地方は昨日、梅雨入りした。
昨日の大雨が嘘のように、
少し青空が見える。

右手が伊豆半島、
正面左に小さく初島、
その奥に大島が浮かぶ。IMG_31342

熱海駅から車で30分ほどで、
会場のニューウエルシティ湯河原へ。
IMG_31452
右は亀谷しづえ。
商人舎ゼネラルマネジャー。

入口の看板が迎えてくれる。
商人舎ミドルマネジメント研修会御一行様。
IMG_32132

ホテルは千歳川に面していて、
橋の真ん中が神奈川県と静岡県の県境になる。IMG_32112

ホテルには研修棟と宿泊棟があり、
研修会場は研修棟2階の大会場「大観の間」。

広いホワイエ。IMG_32152

会場入り口には
感染予防の除菌剤と体温計。IMG_32172

ホワイエにはテーブルや椅子があって、
休憩時間にはゆっくりとくつろげる。IMG_32162

会場は天井が高く、
学びの場としても快適。
特に今回は、感染対策もあって、
机1台を1人が使うように配置した。IMG_31482

午後1時、
第18回ミドルマネジメント研修会が、
スタート。

この研修会は、
ドラッカーのマネジメントをベースにしている。
2泊3日で17講座のプログラム。

知識商人として必須の考え方や技術を、
さまざまな角度から学ぶ。

各社の幹部候補生たちが、
全国から参集してくれた。
IMG_31542

初日の第1講義・第2講義は結城義晴が担当。IMG_31502
今回は初めに、
「コロナは時間を早める」を講義した。

コロナ禍で社会はどう変わったか。
それに対して私たちは、
どう対応したらいいのか。

「時間が早まる」ことの本質。
そしてコロナ特需による「成長と膨張」。
「トレード・オフ」から「トレード・オン」へ。
さらにK字型の回復。
デジタル・トランスフォーメーション。

「ポスト・コロナ時代への決断とは、
“不確実な成果”に対して、
目隠しで一歩、踏み込む
心の在り方である」(結城義晴)

本論に入って真っ先に語るのは、
倉本長治の商業近代化思想。
そして「商売十訓」。

それが恐ろしいほどに、
ピーター・ドラッカーと共通している。

それから「賢者は歴史に学ぶ」。

小売業近代化の世界史、
働きがいのある企業ランキング、
そして商業の現代化に必須の、
顧客満足と従業員満足。

2時間あまりの冒頭の講義。
IMG_31582
全員が実によく聴講してくれた。
今回の受講生、大いに期待できる。

コーヒータイムを挟んで、
第3・第4・第5講義は鈴木哲男講師。
㈱REA代表取締役会長。IMG_31942

「52週MD」の本質と実践法、
プロモーションとストアコンパリゾン。IMG_32192

考え方から実践まで、
それぞれのテーマのエッセンスを、
4時間ほど講義してくれた。 IMG_32012
商売の本質をこの側面から語れるのは、
巨匠鈴木哲男以外にいない。

ありがとうございました。

初日の講義を終えるころ、
明日の講師のお一人、
白部和孝さんが到着。
シラベ・リテイル・システム研究所代表。

3人で写真。
IMG_E322801-1

夕食を終えると、
受講生たちは三々五々、
会場にやってきて自習する。
IMG_3230-1

明日は朝一番に、
理解度判定テストがある。

そのテストに備えて、
夜11時まで会場を開放。

そのあとも各自、自主的に復習する。

「社会人になってから、
こんなに勉強したことはありません」
いつも修了生から漏れてくる声だ。

受講生は例外なく、
仕事のできる者ばかり。

だからこの研修で原則や考え方を学べば、
実務の能力が再整理される。
モチベーションも格段に上がる。

それがすぐに成果に結びつく。
この成果の獲得が、
何よりも貴重なことだ。

みんな、がんばれ‼

彼らの学ぶ姿を見ていると、
涙がにじんでくる。

ありがとう。

〈結城義晴〉

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コロナは時間を早める

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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