結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年03月10日(水曜日)

「2人のビッグセミナー」成城石井・大久保恒夫&結城義晴

商人舎主催「2人のビッグセミナー」終了。
ご来会の皆様、心より感謝申し上げます。

㈱成城石井社長の大久保恒夫さん、
素晴らしいご講義と質疑応答での丁寧なご対応、
ありがとうございました。

昨日は、東京お台場でも、
午後から霙混じりの悪天候。
それでも、私は、うれしかった。

ずっと主張し続けてきたことが、
大久保さんという経営者を通じて、
成城石井という会社で成し遂げられている。

㈱商業界社長を退任し、
㈱「商人舎」という社名の会社をつくったのも、
21世紀には「人」が主役になると考えたからだ。

2008年4月17日。
「商人舎発足の会」の記念講演で私は言った。

商いする店があった。
商いという業があった。
商いする人がいた。
 

いま、商いする店は変わった。
商いする業も変わった。
商いする人が変えたのである。
 

さらに、2010年に向けて、
21世紀という時代を見据えて、
商いする店が変わらねばならない。
商いする業も変わらねばならない。
そして何よりも、
商いする人が変わらねばならない。
 

成城石井は「人」を主体にして、
会社運営が設計されている。

そのことが、
今回の「2人のビッグセミナー」の基調となっていた。

雨にも負けず、霙にもめげず、
私はうれしかった。

そして、このセミナーが終わって、
どっと疲れがでた。

ブログの更新も夕方まで遅れた。
お詫びしたい。

さて、その「2人のビッグセミナー」。
会場は、お台場のタイム24の202号会議室。

タイム24の掲示板。
3月のこの時期は、やはりセミナーやイベントが少ない。

雨模様で3月とは思えないほど寒い中、
参加者が次々にやってきてくださる。
受付は商人舎チーフ・ディレクターの鈴木敏さんと、
エディター・スタッフの鈴木綾子嬢。
彼女は帰国子女。
商人舎の海外テキストの翻訳を一手に引き受けている。
助かる。
本当に感謝。

セミナー開始前のあわただしい中、
結城義晴はブログ記事の執筆。

午前中には東邦大学病院で診断を受けて、
ちょっとショック。

しかし、いよいよ「二人のビッグショー」のスタート。
テーマは「2010知識商人の経営の流儀」  

セミナーや講義がスタートすると、
俄然、人が変わる。
テンションが上がる。

第一講座は、
結城義晴の「2010年の情勢分析と『知識商人の流儀』」  
75分間で、2010年のメッセージを贈る。

結城義晴、熱がこもると、
上着を脱ぎ、身振り手振り。

大久保社長や第1回商人舎USA研修会の団長・たいらや専務の鈴木定男さんをはじめ、
皆さんが熱心に聞いてくださった。

ご清聴、心より感謝。

第二部は「大久保恒夫の『経営と仕事の流儀』」  
1時間50分、大久保さんは持論を展開。

トップマネジメントに大切なことは、
人とのコミュニケーションであり、人づくりである。
それが企業の数字を生み出す。
「人を数字で判断はしない」  
大久保さんは、きっぱりと言った。

「小売業の企業価値は、売り場である」  
これは、安土敏さんの考え方に通じる。
安土さんは、
「小売業の製品は店である」という。

私もまったく同意見。
だからプライベートブランドが隆盛ではあるが、
私は、こう言う。
「ストアロイヤルティがブランドロイヤルティに優先される」  

大久保さんは、語る。
「売り場がお客さまに満足されるようにするのは、働く人。
だから教育が何よりも大切」

教育には、金がかかる。
時間がかかる。
しかも成果は上がりにくい。  

即効性のある教育などない。  

しかし、教育によって、
人が変わり、売り場が変わり、企業が変わる。

大久保さんは、
小売業は自由裁量の領域が多い業種だという。
だから経営者や本部や上司が言っていることを、
どれだけ現場が実行できるかによって、
大きく成果が変わってくる。

現場がどれだけ実行できるかを、
「マネジメント・レベル」と言う。

マネジメント・レベルが高い状態をつくる。
そうすればすべてうまくいく。

高いマネジメント・レベルは、
いかにつくられるか。

それが大久保さんの「経営と仕事の流儀」。
存分に語られた。

会場には商人舎発足の会の発起人の皆さんも駆けつけてくださった。
㈱万代社長の加藤徹さん、
㈱スズキヤ社長の中村洋子さん、
国分㈱会長兼社長の國分勘兵衛さん。
皆さん、メモをとりながら真剣に聴講。

大久保さんの講義はわかりやすく、詳細。

コーヒータイムをはさんで、第三部は
大久保恒夫さんと結城義晴の徹底討論「2010年の行動の流儀」。
討論というよりも、インタビューのような雰囲気になった。

参加者からの質問も受ける。
次々に手が挙がる。
予算の作り方から、
社員のモチベーションのあげ方、
予算達成の秘訣まで、
テーマや関心は多彩。

大久保さんは丁寧に一つ一つ、答えてくださった。
ご満足いただけたと思う。

㈱八百民の平山幹人社長は午前中の商用中に連絡が入り、
急きょ、京都に舞い戻らなければならなくなった。
わざわざ会場まできて、謝ってくれた。
顔を見せてくれたことに感謝。

広島はこの日、大雪のため飛行機が欠航。
㈱マナ・ティーの山本学社長も、
来られなくなったと連絡が入った。
とても残念。
お二人とも熱い商人舎ファミリー。
またの機会にお会いしましょう。
ご一緒しましょう。

会場の後方では、商人ねっとの下山直美さんが
「CDオーディオセミナー」の広報・販売。
講義を聞いて、とても勉強になったとテキストを大事そうに持ち帰った。
勉強してください。

「ビッグセミナー」が終わると外は春の雪。
事務局打ち上げは近くのソバ屋で。

テレコムセンターは寒風。
でも充足感で、まさに心はHOT。

私は「商人舎」という会社をつくって、
ほんとうによかったと思っていた。

21世紀は知識商人の時代。
知識商人が増えれば増えるほど、
「商業の現代化」が近づいてくる。

成城石井には、次々に知識商人が育っている。

教育には、金がかかる。
時間がかかる。
それでいて成果は上がりにくい。  

即効性のある教育などない。

しかし、だからこそ、
若い「知識商人」をたくさん養成することは、
重要な仕事となる。

私は、それに一生を捧げる。

あらためて、そう決意した。

<結城義晴>  

2010年03月09日(火曜日)

「命と右目」「店と企業」のライフサイクルを考える

故田村弘一さんの告別式があった。
享年70歳。
㈱グリーンファクトリーの現役社長。
元㈱クイーンズ伊勢丹社長、㈱パレ社長など歴任。

スーパーマーケット・トレードショーのブースでお会いし、
㈱スズキヤの中村洋子社長と一緒に写真を撮った。
それが最後のお別れになった。

ご冥福を祈りたい。

合掌、黙祷。

今朝、東京・池尻の東邦大学付属病院で検査と診察。
私の場合は、右目。

10歳の夏休み、右目に針金が刺さり、
白内障で水晶体摘出手術

その後、㈱商業界社長の53歳の5月に、
突然の網膜剥離で、手術。

さらに、一昨年、㈱商人舎を立ち上げたばかりの3月に、
緑内障で眼圧が高まり、二度の手術。

それからちょうど二年。
今朝の視野検査、眼圧検査と診断のあと、
北善幸医師は言った。
「結城さんの場合、命よりも右目の寿命は短いでしょう」
「あと20年か、25年か」
「右目の視力がゼロになることもあります」

私は聞いた。
「ゼロというのは、真っ暗になることですか」
「はい」

私は、思った。
絶対に命は、右目より長生きさせる。
それに私には左目がある。

大切に、生きよう。

『週刊エコノミスト』は「特集・百貨店沈没」。
『週刊東洋経済』は「百貨店・スーパー大閉鎖時代」。

有楽町西武マリオンの閉店は、
一般マスコミ人にとって、
よほどインパクトのある事件だったようだ。

私の場合に置き換えると、
会社が私の寿命。
有楽町の店は、私の右目。

右目が見えなくなることは辛い、悲しい。
しかし、人間の命がもっと大切。

右目にも寿命があるし、
人間にも寿命がある。

店にも寿命があるし、
会社にも寿命がある。

そして業態にも寿命がある。

東洋経済記者のインタビュー。
「西武有楽町店は顔的存在だったと思うのですが」
それに答えて、
セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文さん。
「顔でも何でもない。
今までやってきたこと自体が不思議だった」

「開業以来一度も黒字化したことがなく、
規模が小さいからファッションビルにもならない」

鈴木敏文さんへの質問は、
頓珍漢な事を聞くに限る。
あるいは怒らせる。

そうすると、いい答えが返ってくる。

鈴木さんは冷徹な人だ。

右目でも、胃袋でも、
たとえ顔であっても、
不必要なものは容赦なく手術する。

しかし、それが一番、
人間の命を大切にすることになる。

マスコミは、ともするとノスタルジックになる。
それが大衆受けするからだ。

小売業ももちろん、大衆を顧客にしている。
しかし、ノスタルジックな商売は成り立たない。  

不思議なことだ。

あくまでもリアリズム。
リアリティこそ、商人のよりどころだ。

ところで『東洋経済』と『エコノミスト』。
前者は全面展開しすぎて、
週刊誌としては散漫になってしまった。
「大閉鎖時代」と時代をとらえようとしたから、
百貨店もアパレルも総合スーパーも、
スペースをとって取り上げた。

そのために、一般読者からすると、
特集テーマと同じ「総合の隘路」に陥った。

一方、『エコノミスト』は百貨店の沈没に絞り込んだ。
巻頭記事に私のコメントも入れてくれた。
週刊誌としてはこれでよいかもしれない。

しかし、もっともっと、鋭い切り口が必要だ。
それこそ、「顔を切っても命は守る」くらいの意気込みを、
特集の中に塗りこめるべきだ。

自ら「毒」をもたねば、
マスコミ自体、生き残れない。

日経MJで㈱カスミ社長の小濵裕正さんが語っている。
「デフレがいけないとか安売りがいけないとか、
経済学者が言うのはわかるが、
スーパーの経営者が言ってはいけない」

「1円でも安く売り、
1円でも利益を出す仕組みをつくるのが、
チェーンストア」

「安く売ったらつぶれるというのなら、
経営者をやめなければいけない」

このリアリティが、本物の商人だ。

リアリティとノスタルジー。

雑誌も店も、
マスコミ企業も小売企業も。

実は、同じところに立っている。

再び、田村弘一さんに、黙祷。

<結城義晴>

2010年03月08日(月曜日)

週刊『エコノミスト』の「特集・百貨店沈没」とホワイトデー

Everybody! Good Monday![vol10]

2010年になってからもう、10週間目です。

「エブリボディ! グッド・マンデー!」の、
ご挨拶の後ろについている[vol]とは「ボリューム」の略。
本の「巻」「冊」などの意味です。
つまり、月曜のご挨拶で1週間をまとめるわけですが、
その1週間が第10巻になるということなのです。

あっという間に、3月に入って、
その第2週。

一昨日までのこのブログでのコーネル・ジャパンのレポート。
必須の情報、知識、必読の知恵の塊。  

読んでない方は是非、目を通してください。
一度読んだ方も、何度も見てください。

[1週間分をまとめて読む・見る]をクリックして入ってもいいし、
右欄の『毎日更新宣言カレンダー』の3月4日をクリックして、
コーネル・ジャパン、ヤオコー狭山物流センターで大収穫」に、
飛んでもいい。

もちろん、3月5日の「ヤオコー狭山チルドセンターと南古谷店の連動を学ぶ」に、
行ってもいいし、
3月6日の土曜日「コーネル二日目、ロヂャース自動発注システムを学ぶ」は、
見落としていたから、これだけ見るというのもいい。

自由です。

それがインターネットやブログの良さ。

ヤオコーとロヂャースの両極の物流と情報の仕組み。
両極だからこそ、わかりやすい。

世の中に、
「これひとつ」というものは少ない。  
ほんとうのオンリーワンは、実は少ない。

「店は客のためにあり、店員とともに栄える」だとか、
「Practice comes first!」だとか、
真理はひとつ。

しかしやり方は多数。
よく出るたとえで、
山の登り方やルートはいくつかあるという、あれ。

だとすれば、両極の登り方を学んで、
自分の登り方を決めるのが、
ナレッジ・マーチャントの方法論。

是非是非、ヤオコーとロヂャースから学んでほしい。

さて今日、発刊される『週刊エコノミスト』。
「特集 百貨店沈没」  

インタビューを受けて、
巻頭の編集部記事にアドバイスをした。
それから口述筆記で、
「欧米の百貨店」に関して載せた。

私は、「百貨店の商圏人口100万人説」を言っている。
だから現在の日本の百貨店270店が、
やがて120店ほどまでには減るだろうと思っている。  

「日本百貨店120店説」  

しかしその120店は、
百貨店にしかできない社会的機能を果たす。

百貨店は都市化と大きく関係した業態。  
だから現在の、世界的な人口の都市集中現象は、
実は百貨店には追い風のはず。

日本の人口も、都市への集中がみられる。
昨年8月の総務庁の発表。

日本の2008年の人口は1億2707万6183人。  
不思議なことに1万と5人、増加している。
世界的不況の影響で、海外から帰国する日本人が増えたから。
しかし、「自然減」ではマイナスの4万5914人で、
これは過去最大の減少幅。
出生数は108万8488人で死亡数は113万4402人。

ただし三大都市圏への人口は集中。
首都圏、関西圏、中京圏に、50.37%、6401万2618人。  
このエリアは、過去最大の人口数。
減り続けた大阪圏も、5年ぶりに人口増に転化し、
日本人の半分以上が、三大都市圏に住んでいる。

そして百貨店は巨大都市の業態。

沈没のように見えるかもしれないが、
私は、大いに可能性があると思う。

百貨店が、自分の力を過信して、
地方都市や郊外に出て行ったのが間違い。  

自らの社会的な役割を認識することがまず、
どんな業態にも必要なのだと思う。

顧客と消費社会が求めれば、
低価格路線もあるだろう。

低価格路線は、地方でも郊外でもできる。
しかもその方が経費は安い。
だから百貨店には不利かもしれない。

しかし、店舗の償却が終わっていて、
店舗費がかからないのなら、
百貨店の大ディスカウントセールは効果がある。

巨大都市のターミナル立地の巨大店舗に、
顧客と社会が求めることを、
競争環境を読み取りながら突き詰める。  

それが「沈没」しない120店の百貨店の店の生き残り方。

さて、今週は、
3月14日(日曜日)のホワイトデーに向けた商戦。  

バレンタインデーにプレゼントやチョコレートをもらった男性が、
そのお返のプレゼントを女性に贈る日。

キャンデー・マシュマロ・ホワイトチョコレートなどが多い。

日本から発信され、韓国・台湾で真似されているが、
アメリカ・ヨーロッパにはホワイトデーはない。

もともとは、昭和50年代から菓子業界がプロモーションとして始めた。
1978年(昭和53年)、全国飴菓子工業協同組合関東地区部会が、
「ホワイトデー」とネーミングして制定。
準備期間を2年間設けて、1980年、
「第1回ホワイトデー」が全国規模で展開されたとされる。

だから今年の3月14日は、
「ホワイトデー30周年」となる。  

一方、1977年に福岡市の老舗菓子屋「石村萬盛堂」が
白いマシュマロを売り出し、それがホワイトデーの起源という説もある。

私は、福岡出身なので、こちらの説を推したいが、
事実は知らない。

しかし商人は、顧客の喜ぶことには、
なんでも貪欲であるべきだ。  

だから「ホワイトデー」、おおいによろしい。

『エコノミスト』から「沈没」させられた百貨店も、
大都会のホワイトデーで、
どこよりも売上げをつくり、
プレゼントと買った顧客と、
もらった顧客の両方を喜ばせてほしいものだ。

ホワイトデーに限らず、プレゼント商品は、
買い手と貰い手の両者にとってメリットがあること。

「小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望」  

私は、現在の消費マインドをこう表現しているが、
ホワイトデーは、まさにこの心理。

春も盛んになってきた。
「春爛漫」ももうじき。

ホワイトデーの後には「春分の日」3連休が控えている。
3月20日(土)21日(日)22日(月)の3連休。

「小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望」  

これを届けよう。

「すぐやる・かならずやる・できるまでやる」  
今月の商人舎標語を全うして。

「大きな喜び、
際立つ幸せ、
現在の快楽」
こんなことを考えると、必ず「沈没」する。  

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>  

2010年03月07日(日曜日)

ジジのナベアツ[2010日曜版⑩]

ボクのなまえは、「セカイのジジ」

今日は、ボクの「芸」を、
ごらんいただきます。

ボクが「20」まで、
かずを、かぞえます。

そのあいだに、
パフォーマンスします。

では、いざ。

「イチッ」
1

「ニッ」
2

「サンッ」
4

「ジッ」  
3

「……」

「ゴッ」
5

「ロクッ」
7

「ジジッ」  
6

「…」

「ハチ」
8

「クゥ」
10

「ジッ」  
9

「………?」

「ジュイチ」
11

「ジュニ」
13

「ジュサン」
14

「ジジッ」  
12

「・・・」

「ジュゴ」
16

「ジュロク」
17

「ジジッ」  
15

「………」

「ジュハチ」
19

「ジューク」
20

「ニジジッ」  
18
「サンキュー!」  

<『ジジの気分』(未刊)より>  

2010年03月06日(土曜日)

コーネル二日目、ロヂャース自動発注システムを学ぶ

昨日は初夏の天気。
今日は三寒四温の春先の天候。

くれぐれも、お体には気をつけて。

今週は、月曜日に商人舎オフィスに出たきり、
4日間連続で出張。
だから土曜日の今日、オフィスに出て、
一日仕事。

立教大学大学院ビジネスデザイン研究科の結城ゼミ長・名古屋文彦さんが、
事務所を訪れてくれて、いくつかのサジェッションとディスカッション。

商人舎は、知識商人の集う舎人(とねり)。
いつでも、誰でも、大歓迎。
ただし、結城義晴不在多し。

さて、昨日の続き。
ということは、一昨日のコーネル大学RMPジャパン3月第二日目の後半。

コ―ネル・ジャパンは、10月開講。
毎月1回、2日間にわたって講義が展開される。
だから3月は、6回目。
すなわち後半の最初。

ここから現場実習などが、
次々に繰り広げられる。

「現場第一・実践躬行」が私のポリシー。

その3月は、情報と物流を学ぶ。
インフォメーションとロジスティックスに関して、
机上の勉強では、それこそ机上でしか役立たないことになってしまう。

初日が、ヤオコー狭山物流センターで、常温物流を学習。
二日目の朝4時から、今度は低温物流を学習。
ご存知、ヤオコーは「ライフスタイルアソートメント」を標榜する。
だからヤオコーのロジスティックスは、
ライフスタイルアソートメント型物流である。

しかし、世の中には、それとは違う哲学の小売業がある。
その物流はどんな思想とどんな仕組みをもつのか。

対極的な仕組みの勉強が必要となる。

そこで出番は、北辰商事㈱、ロヂャースとなる。

ヤオコーの南古谷店からロヂャース岩槻共配センターまで、バスで45分。
到着したらもう、副社長の太田順康さんが待ち受けていて、
バスに乗り込んできた。
マイクをつかむと、レクチャーが始まる。
「このセンターは、1.8%の経費でできている」
o
ディスカウントの雄ロヂャース。
だから徹底した低コストオペレーションの思想が、
物流にもセンター運営にも貫かれている。
c
ロヂャース岩槻共配センターは、
㈱日本アクセスが、
「特定得意先向け常温物流センター」として誕生させた施設。
敷地5427坪、延床6730坪、鉄骨造り3層。

この常温センターは、通過型のトランスファーセンター(TC)機能と、
在庫型のディストリビューションセンター(DC)の機能を持つ。
TCは、主力9社以外全量スキャンを施す。
DCは全品買い取り在庫で、発注はセンター側が行う。

まず、通過型の商品入荷。
t
すぐにベルトコンベアに載せられ、
ケースソーターラインにつながる。

ケースごとに、全品スキャンされ、店別仕分けされる。

一方、在庫機能には3種類の最新設備が入っている。
第一が、自動倉庫。
三層の立体自動倉庫で、
高い保管効率を実現させている。
j

2階部分にピッキングステーションがある。
j2
ここでは、コンピュータ画面を見ながら、
人力での店別積み込みがなされる。
j3
そして1階のソーターレーンに流れる。

第二は、ピックトゥー自動倉庫。

こちらもケース単位だが。
両サイドの在庫スペースから、
店別にピックアップする機能がある。

ラックの上部にランプと数字が出てきて、
その数量をベルトコンベアに載せると、
これまたソーターラインに繋がっていて、
店別仕分けされる。

第三が、在庫ゾーンでパレットラックエリア、中置ラックエリアと呼ばれる。

ここにもソーターラインにつながるベルトコンベアが敷かれている。

すべてのラインが中二階のセンサーを通り、
1箱ごとに数字が印字される。

すごい勢いで、ケースが流れ、
ソーター仕分けされていく。

最後は、人間の手でカートラックに積まれ、
11トントラックへ。

センター内はフォークリフトで商品が動かされる。

ロヂャースの特徴は、単品量の多さ。
当然ながら、フォークリフトが大活躍する。

現場でも、太田さんのレクチャーがつづく。
o

以上の機能は、実は普遍的なもので、
どのセンターでも行われている。

このセンターの最大の特徴は、「ピースソーター機能」にある。
ロチャ―スは非食品が強いディスカウンターでもある。
その非食品に関して、全商品の単品別検品を行っている。
カテゴリーが示されている。
ps

写真のように、全商品をケースを開封して取り出し、
1品ずつスキャンしている。

その1品ずつが、ソーターで店別仕分けされる。

大型商品は、こちらのゾーンで単品検品される。

これらの商品群は、実は数量間違い、品目間違いが多い。
だからロヂャースでは、センター内で、
これらのカテゴリー全品のスキャンと検品を集中して行う。

ここでの入荷データとPOSデータを付け合わせることで、
店舗への誤配が減る。

以前は、部屋いっぱいの誤配商品が出た。すなわちロスである。
しかし現在、年間2万円分しか出なくなった。
そのポイントがこの全品検品にある。

太田さんは言う。
「例外を認めない。
それがローコストオペレーションの鍵だ」 

返品、値引き、償却等の手書き伝票を廃止している。

結果として、ロヂャース共配センターでの破損率は下がり続ける。

センター見学が終わると、
3階の会議室で、太田さんの講義。

「ロヂャースの自動発注システムについて」。  

ロヂャースは、このセンターを活用しながら、
総発注数に対して80.7%を自動発注によって、店頭に並べている。
このセンター通過商品が自動発注の対象となる。

自動発注は、店舗での作業において、
定型の発注業務が不要になるという仕組み。

太田さんの持論。
店でやるべき作業とやってはいけない作業を区別し、
それを徹底すること。
棚単位納品や通路単位納品は、ロヂャースではやってはいけない。
センターへの逆流も、ロチャ―スではやってはいけない。

結果として、低経費のロジスティックスが完成する。

太田さんは言う。
「物流部門の長はナンバー2の仕事。
商品部長よりも店舗運営部長よりも上位者であるべきだ」
そしてセンター長はトップ直轄である。

いかにセンターの機能を重視しているか。
そしてそれがロヂャースの5.5%の売上高経常利益率を支えている。

太田さんの講義を聞き終えて、昼食を済ませると、
ロヂャース大宮店へ。

ここで、自動発注の現場実態を体験する。

そのカギを握るハンディターミナル。

このハンディターミナルですべてのシステムが使える。

最大の機能は、在庫管理と自動発注。
商品や棚のバーコードをスキャンすると、
平日用最大陳列量、土日用最大陳列量、発注点、
そして現在の在庫数が出てくる。

最大陳列量と発注点はあらかじめ決められていて、
発注点を割ると、自動的に発注がなされる。

このハンディターミナルは、在庫管理、
および、イレギュラーなことが起こった時の、
修正の道具である。

定型の商品、私の言葉でいえば、コモディティアイテムは、
平日と土曜日曜の最大陳列量を決めておいて、
過剰在庫にならないようにする。

発注点陳列量は、欠品に陥らない数量。
その発注点を割ったら、自動的に発注される。
もちろん品目ごとに発注単位数量が決まっていて、
最大陳列量を超えないように設計されている。

これによって、コモディティグッズの定型での発注作業はなくなる。
現場では、異常値が発生したり、イレギュラーなアクションを行うときのみ、
業務が発生する。

そして特売以外のイレギュラーを発生させない方向で、
マーチャンダイジングを組み立てるのがロヂャース流である。

3階会議室で、質疑応答。
太田さんは、どんな質問にも答えてくれた。

心から感謝しつつ、固い握手。

太田さんはコーネル大学RMPジャパン第1期生級長。
コーネル卒業生は「コ―ネリアン」と呼ばれるが、
そのリーダーである。

長い長い1日が終わり、
バスの中。
みんなホッとした顔つき。

今回もとてもいい研修だった。

ヤオコー、ロヂャース。
多くの企業の皆さんにご協力いただいてコーネル・ジャパンは成り立っている。

近い将来の業界のリーダーを育てる。
この目的は、私たちが、必ず果たさねばならない。

そのリーダーに求められるのは、
「知識商人」としての知恵と意思決定能力である。

ヤオコーのロジスティックス、
ロヂャースの物流。

両者を学んだうえで、自分で考え、判断する。
リーダーには孤独な意思決定が待っている。

そのための能力開発が、コーネルの目的である。

<結城義晴>  

2010年03月05日(金曜日)

ヤオコー狭山チルドセンターと南古谷店の連動を学ぶ

コーネル大学RMPジャパン3月の二日目。
情報とロジスティックスを学ぶ。

長い長い第二日目。

昨日は、グロッサリーセンターを見た。
今日はチルドセンター。

グロッサリーセンターが常温のセンターなら、
チルドセンターは低温センター。

ヤオコーの低温物流がいかに構成されているかを学ぶ。

その二日目は、3時起きの4時集合。
徹夜で飲み、議論したつわものもいたとか。
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川越第一ホテルからバスに乗り込む。
真っ暗。

そして40分ほどで、昨日のヤオコー狭山物流センター到着。
b2
今回のコーディネーター大塚明顧問はじめ物流関係者全員に迎えられる。
有難い。
そして朝のレクチャー。
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大塚さんは、ヤオコーの「営業としての物流コンセプト」を強調。
r2
チルドセンターを運営しているアサヒロジスティクス㈱のメンバー紹介。
r3

そしてすぐにチルドセンターに降りてゆく。
このチルドセンターは生鮮三品、日配品、デリカの通過型センター。
青果、鮮魚、精肉、日配、惣菜、寿司、ベーカリーに関して、
店舗別、部門別に仕分けされ、自動検品される。

まず、チルド製品の入荷。
トラックから運び込まれると、
そのままベルトコンベアに載せられる。
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そしてソーターへ。
c2
チルドセンターでの仕分けは、
大きく二つに分かれている。
ソーター仕分けと手仕分け。

当然ソーター仕分けが早くて安い。
ソーター仕分け商品は、パレットに載せられている。
c3

さらにこれらの商品にはバーコードで、
どの店に配送されるかの指示が書き込まれている。
c4
つまり店からの発注データが一括管理され、
取引先に送られているため、
取引先で1箱ごとに、どの店に搬入するかのシールが貼り込まれて、
センターに到着する。
だから到着すると、そのままソーターにかけられるというわけ。

ソーターのそばにコンピュータ画面。
c5
「伝票レス」はすべてのデータが、
1回入力されたら、
徹底してそれだけを使う。
だから間違いは起こりにくい。

ケースごとにベルトコンベアを流れるが、
それでもバーコードリーダーで間違いチェックをする。
c6

そして仕分け場に到着。
ここでは店ごとに仕分けされ、
カートラックに積まれる。
c7

一方、手仕分け。
商品入荷場。

c8
これは作業員が、1ケースごとにカートラックに仕分けする。
その時、ハンドヘルドターミナルとハンドスキャナーを使って、
検品が行われる。

鮮魚、精肉、日配手仕分けエリア。
ここの温度は3℃。
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花もカートラックごとフィルムでぐるぐる巻いて、
店別に仕分けされる。
f

手仕分けエリアは広い。

手仕分けが終わると、出荷待機エリアに運ばれる。
カート・コンベア方式。
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すべてのカートにはシールが貼られている。
h2

朝、5時15分。
手前が手仕分けエリア。
向こう側が出荷待機エリア。

その出荷待機エリア。
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こちらの温度は0℃。

鮮魚の仕分け場の一角には、検質コーナーがある。
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主にマグロの検質が行われる。
「品質や規格」の検品。

そしてすべてがチェックリストに記録され、データ化される。

チルドセンターの見学が終わると、
2階の研修室にもどって、レクチャーを受ける。
ヤオコーの検質について。
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まず、精肉。
牛肉のすべてを検質する。
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そのポイントはマニュアル化され、
取引先とセンター、店舗とが共有する。
もちろんこのマニュアルは、
改善が重ねられ、よりよいものとなってゆく。
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鮮魚の検質は、マグロ。
実に丁寧な説明ではあるが、
徹夜組の中には船を漕ぐ者が散見される。
m2

検質結果はデータベース化され、
商品ごと、取引先ごとに、検討が加えられる。
そのうえで、取引先工場を訪れ、
互いに改善の検討が繰り返される。
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ヤオコーのセンター検質は、
店舗に届けられる商品のチェックとともに、
取引先のオペレーション改革を成し遂げることに役立っている。

店舗からクレームが上がっても、
それを取引先まで届けるには何段階もの障害がある。

ヤオコーはそれをチルドセンターが一括して行う。
ここに通過型センターの意味の一つがある。

レクチャーが終わると、
やっと朝食。

熱々のご飯とみそ汁、焼き魚に漬物。

みんなの空気が和む。

食事が終わると、狭山センターに別れを告げ、
次の目的地へ。
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そこは、ヤオコー南古谷店。
年商40億円を超える超繁盛店。
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ここで、グロッサリーセンターとチルドセンターからの商品が、
売場とどう連動していくかをみる。

レジ前に集合して、大塚さんから説明を受ける。
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朝、9時ごろ。
店内には慌ただしさはない。
淡々と仕事が進められている。
それも、センターでの部門別仕分けの前工程があるから。
青果部門では、社員、パートタイマー、
相談しながら陳列に工夫を加えている。

イチゴの陳列。

和日配部門前。

パン売り場には、ベンダーから直送された商品が積み上げられている。

洋日配でも高く積まれたカートラックの前で、
陳列作業中。

この日は、1週間で一番物量が少なかった。
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花売り場には、センターでフィルム巻きされたカートラック。

スーパーマーケット売場の隣のフードコート。
ここはテーブルの上に椅子が乗せられ、床の清掃中。

清掃機。

最後に神田恵則店長からレクチャー。
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そして大塚さんの締めの説明。

センターと店舗。
両者は固く、強く、連動していなければならない。
店舗でしかできない仕事は店舗で行う。
まとめてする方がいい仕事はセンターで行う。

考え方はシンプルだ。

それが理論通りに行えるか否か。

「すぐやる・かならずやる・できるまでやる」  
ヤオコーのセンターを勉強して、
この言葉をかみしめていた。

南古谷店の後方にヤオコー施設がある。

「研修センター」

青果、鮮魚、精肉、惣菜、さらに店舗事務の現場研修施設。

皆で説明を受けつつ、見学。

2階には広い集合教育ルーム。

良くできた研修センターで、
稼働率も極めて高い。

ヤオコーの優れたオペレーションの理由が理解できる。

研修センターの一角に展示。
昨年、川野幸夫会長が渋沢栄一賞を受賞した。
その受賞記念品等の展示。

されに休憩スペースには本棚が。

いちばん多いのが、拙著『お客様のためにいちばん大切なこと』(中経出版)

ずっとコーディネーターを務めてくれた大塚さんと
ロジスティックス推進副部長兼カイゼン担当部長の野沢成芳さんと
最後の写真。

ヤオコーの皆さんに心から感謝。

コーネル・ジャパンは日本の食品産業の産業内大学。
ヤオコーは、間違いなく産業発展に貢献してくれた。
このことは、明記しておきたい。

コ―ネル・ジャパンの講義は、
ここで終わらない。

ロヂャースの岩槻センターと大宮店の視察、講義が待っている。

(長編のご愛読感謝しつつ、明日に続きます)

<結城義晴>

2010年03月04日(木曜日)

コーネル・ジャパン/ヤオコー狭山物流センターで大収穫

訃報をご報告しなければならない。

田村弘一さん。
㈱グリーンファクトリー社長。
元クイーンズ伊勢丹社長、パレ社長を歴任。
【日時】
通夜:3月7日(日) 午後6から
告別式:3月8日(月) 午前11時から
【場所】
観音寺
東京都国分寺市西町2-27-8
電話:042-572-3225
【喪主】田村紘子様

平塚萬さん。
㈱商業経済新聞社元社長。
【日時】
通夜:3月7日(日) 午後6から
告別式:3月8日(月) 午前10時30分から
【場所】
舟渡斎場
東京都板橋区舟渡4-14-6
電話:03-3967-6420
【喪主】平塚啓子様

太田清さん。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授。
【日時】告別式は3月6日(土)11時から12時まで
【場所】セレモホール大野屋
(横須賀市追浜町2-64-7・電話046-861-5353)
【喪主】太田健男様

謹んで哀悼の意を表し、
ご冥福をお祈りいたします。

昨日から、埼玉県川越市。
コーネル大学RMPジャパン3月講義。
ところはヤオコー狭山物流センター。  

その会議室。

3月は、情報と物流がテーマ。

最初の講師は、㈱プラネット社長の玉生弘昌さん。
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ここのところ、このブログの常連。
だからプラネットのことは、常連読者にはご理解いただいている。
t2
今回の玉生さんの講義は、
「企業を襲うITの津波」から始まって、
「流通業界におけるネットワーク」の全体整理。
そして流通ネットワークは、
EOSからスタートし、
EDIへ進み、
CRP、CPFRへと進化する。
この進化が、実に丁寧に分かりやすく解説された。

EOSはエレクトロニック・オーダーリング・システム。
オンライン発注システム。

EDIはエレクトロニック・データ・インターチェンジ。
電子的データ交換取引。

CRPは、コンティニュアス・リプレニッシュメント・プログラム。
連続自動補充システム。

CPFRは、コラボレーティブ・プランニング・フォーカスティング・
アンド・リプレニッシュメント。
協業的予想補充計画。

さらにe‐マーケットプレイスとなる。
いわゆる電子市場。
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玉生さんは、「取引総数理論」を用いて、
卸売業の貢献や役割を説明し、
そのコスト構造を理論化した。
そのうえで、「システムは共同で、競争は店頭で」の持論を展開。
最後に、コンピュータのレガシー問題を提起して講義は終わった。

いい講義だった。

第2講は、コンサルタントの臼井秀彰さんが講師。
テーマは、「スーパーマーケットのロジスティックス問題」
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ロジスティックス戦略の要諦を整理し、
卸売業者と物流業者のメリット・デメリット、
そしてディストリビューションセンターと、
トランスファーセンターの役割を明確にして、
そのメリット・デメリットの整理を試みた。
最後はセンターフィー問題への鋭い提起をして、
講義終了。

これまた、いい講義だった。

第3講義以降が、ケーススタディ。
ヤオコーのロジスティックス。

冒頭に、ヤオコー顧問の大塚明さんから基本ポリシーのレクチャー。
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ヤオコーのロジスティックスは、
「営業」の一環である。
ロジスティックスが、品質を向上させ、
売上げをつくり、利益を生み出す。
利益を創造することが「営業」である。

ヤオコーの物流担当と、
グロッサリーセンターを委託された伊藤忠食品担当者、
全員がまずは紹介された。
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次に、ヤオコーの物流センターの変遷と、
EDI化の歴史が解説された。

ヤオコーには、グロッサリーセンターとチルドセンターがある。
それぞれに歴史がある。
現在、前者は狭山と千葉に、
後者は狭山、千葉、伊勢崎にある。

店舗数が増えるに従って、センターは規模拡大し、
センター拠点数が増え、
EOSからEDIへ、そして伝票レスへと、
進化した。
そのプロセスが、わかりやすく説明された。
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さらにセンターの概要や、
発注から入荷までのタイムフローの説明。
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店舗とセンターのスケジュールや、
それぞれのセンター内での流れなどの解説。
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いよいよ、視察。
こちらはチルドセンター。
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こちらがグロッサリーセンター。
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2階の在庫ストックスペース。
在庫は、現在、6日間分。
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ケースには商品情報のシールが貼られ、
伝票レス。

ピッキングエリアのコンピュータ。

そしてトートボックスを乗せたカート。

非常に軽いカート。
これを押しながらピッキングしていく。

カートの腰のあたりにデジタル掲示があって、
矢印が出る。
するとそのケースにその商品を入れる。

トートボックス。
店別ピッキングが行われる。

ピッキングの棚には、
ボール単位、8個単位など、
単位別に商品がバラで陳列されている。

2階から1階へと、
ベルトコンベアが連なる。

2階の在庫スペース。

こちらも在庫スペース。
ヤオコーの常温センターは、
在庫型とスルー型の併用。

どの部門を在庫型のDCにするか、
どのカテゴリーをスルー型のTCにするか、
長く思考錯誤が続いた。
その結果、現在の方式に落ち着いた。

そして1階の仕分けレーン。
店別に自動仕分けされ、
それがカートラックに積まれる。

仕分けレーンのエンドのところ。

商品量の多い店は長いレーン。

カートラックがずらりと並ぶ。

最後は人力。
チェックとラックへの積み上げ。

そしてトラックへ。

センター内をフォークリフトが動き回る。

パレットを回収しているところ。

グロッサリーセンターを視察し、
今日の研修は終了。
センター入り口には「メールバッグ」が並ぶ。

商品と一緒に、各店別に情報が届けられる。

ヤオコー狭山センターの皆さんに心から感謝しつつ、
夕食会場へ。
恒例の「サイボク」。

玉生、臼井両先生も視察には同行いただいて、
玉生先生がご挨拶。

そしてサイボク名物の焼肉とトンカツで乾杯。

大塚さんが、焼きそばを焼いてくれた。
ことのほか美味に感じた。

コーネル・ジャパン恒例となったヤオコー狭山センター研修。

今回も収穫は大きかった。

全ての人に、心から感謝。

<結城義晴>  

来週火曜日3月9日の「二人のビッグセミナー」。
タイトルは「2010知識商人の経営の流儀」  

お申し込みは、こちら
火曜日の午後いっぱいのセミナー。
まだ参加枠があります。
近隣の皆さま、どうぞおいでください。
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お立ち寄りください。
会場は、お台場「タイム24」です。<商人舎事務局>    

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