ホテルウィットコムサンフランシスコを発って、
サンフランシスコ国際空港。
いつもならバスの中での最終講義をするが、
今回はバス3台。
申し訳ないけれど、
1号車に乗り込んで、
Change! or, Die!
自ら変われ!
変われなければ、死ね!
江戸の昔ならば、
死ねとは腹を切ることだが、
現代のビジネスマンの死は、
「仕事をやめる」ということ。
変われないなら、
やめちまえ!
そこに、同じホテルに宿泊していた、
新潟の専門学校の学生たちが重なった。
それでも結構、スムーズに終わって、
班ごとに出発口を入っていった。
入口のところで、
握手、握手。
万代ドライデイリー会幹部と、
今回同行した万代取締役のみなさん。
そして120人の大集団の旅を、
無事に遂行したチームJTB。
ありがとう。
素晴らしかった。
しかし私、一人残った。
その後、なんの理由もないが、
フラッと日本町へ。
寂れている。
しかしひとり気を吐く店。
1ドル50セントストア。
DAISO。
朝早いのに、結構、
顧客が入っている。
アメリカのダラーストア。
ダラーゼネラルやダラーツリー。
それよりも品質は高い。
価値ある商品がずらりと揃う。
これみんな1ドル50。
ラケットも1ドル50。
マスクも。
そして日本のスーパーマーケット。
NIJIYA MARKET。
ロサンゼルスを中心に、
サンフランシスコ、ニューヨーク、
ハワイにも出店して13店舗。
年商は7000万ドルのスーパーマーケット。
Japanese Supermarketとあるように、
日本人を中心客層にしている。
辻野三郎丸社長はもともとはカメラマン。
メキシコで苦労し、ビジネスを起こし、
ロスでスーパーマーケットを始めた。
そのサンフランシスコ店。
寂れた日本町で、
頑張っている。
そのあと、ホールフーズ1号店へ。
サンフランシスコの1号店。
サンフランシスコの丘の中腹。
駐車場はこんなもの。
しかししかし、青果部門は素晴らしい。
この陳列。
もちろん鮮魚も鮮度満点。
都心部の店で、
800坪くらいだろうが、
流石に良く出来ている。
セルフサービスのパン売り場。
セルフレジもしっかり設けて、
都心型小型店の部類に入る。
いい店で、満足。
ホールフーズはますます、
自由な店づくりをするようになっている。
標準化の世界から、
遥か高いところまで、
解脱して、自由。
あるがままに、
地形やレイアウトを活かし、
自分の持てるものを100%発揮する。
そしてそのためにいつも、
イノベーションを成し遂げる。
変わり続ける。
Change! or, Die!
しかしこのあと、
もっともっと自由な店に出会った。
それは明日、お届けしよう。
一人でも、
お店を訪れていれば、
寂しくはない。
(つづきます)
〈結城義晴〉