結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年11月22日(水曜日)

伊藤園大陳コンテストとEATALYの「コンテンツ・商品・デザイン」

2019年4月末をもって
天皇陛下が退位される。

そして皇太子殿下が翌5月1日に即位。

新元号は18年に公表され、
日本は新しい時代を迎える。

象徴天皇としては、
故昭和天皇が第一代、
現天皇が第二代。

大きな変化の時代、
難しい時代、
ほんとうにによく、
お役目を果たして下さった。

今回の形での退位は、
とてもよかったと思う。

さて、明日は勤労感謝の日。
そしてアメリカのサンクスギビングデー。

明後日はブラックフライデー。
イオンは昨年からこのイベントを、
実に上手に使って、
12月商戦へのバネとしてきた。

そして今年は、
明日の祝日に、
「フライングセール」を展開し、
明後日からの3日間に、
「ブラックフライデーセール」を実施。

イトーヨーカ堂も結局、
それに追随して、
セールをすることにした。

小売業各社にも広がっている。

そこで首都圏のサミット(竹野浩樹社長)。
実に面白い。

商人舎流通SuperNews。
サミットnews|
ブラックならぬ「ホワイトフライデーセール」11/24開催

「夏の総菜選挙」
「サミットドラフト会議セール」
「マル秘セール」

このところ立て続けに、
ユニークなプロモーションを展開し、
ここで「ブラック」ならぬ、
「ホワイトセール」

白一色に染める。

過去最高益を出しているし、
社内のムードもいい。

かつての優等生サミットに、
ユーモアとエスプリが加わって、
竹野浩樹の色が出てきた。

社長就任時に、
「お手並み拝見」と書いたが、
その「お手並み」を高く評価しておこう。

さて今日は、朝から、
東京・清水橋。

伊藤園本社。
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今年4回目の大陳コンテスト審査会。
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事務局も審査員も、
もうこのコンテストの意義を知り尽くし、
万全の態勢で、スムーズに進行。
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5つのコースの大賞と優秀賞を、
的確に、しかも流れるように、
決定していく。
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重要な案件に関しては、
それぞれにまた的確な見解を示し、
「最良の解」を追求する。
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そして企業賞を決め、
全員が総括のコメントを述べて終了。

最後に雑誌用の写真。
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審査員は、伊藤園の本庄大介社長と、
江島祥仁副会長、本庄周介副社長、
そして商人舎プロデューサーの松井康彦、
商業界食品商業編集長の竹下浩一郎さん。

最後に裏方も一緒に全員で写真。
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最後の最後は、
この企画の責任者と。
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私の隣は小林哲也さん。
マーケティング本部地域販売促進部部長、
そして伊藤泰山さんは、
販売促進部第5課長。

ごくろうさま。

そのあと、恒例の情報交換会。
江島副会長の部屋で、
抹茶をいただきながら、
先日の伊藤園レディスの話、
米国ホールフーズとAmazonの話など、
いつものように盛り上がった。
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その後、東京駅丸の内へ。
EATALY グランスタ丸の内店。
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軸屋泰平さんから、
事細かに説明してもらった。
イータリー・アジア・パシフィック(株)、
商品本部本部長。
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説明を受けたのが、
(株)万代会長の加藤徹さんと私。
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生パスタは今、
この店のレストランに出しているが、
もうすぐ、小売販売するそうだ。
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ピザづくりの実演も見せてもらった。
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後ろの二つのピザ窯はもう、
クォリティスーパーマーケットには必須。
もちろん本格イタリアンレストランにも。
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その後、甕(もたい)浩人社長と懇談。
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イータリー丸の内店も、
順調に滑り出した。
おめでとう。
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最後に全員で写真。
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加藤さん真ん中。
軸屋さんが一番右。
その隣から、
三井食品(株)関西支社の岡本泰和さん、
同関西支社副支社長の森田成彦さん、
三井物産西日本食料部長の谷川敦巳さん、
同次長の和田幸成さん。

ありがとうございました。
勉強になりました。

EATALY グランスタ丸の内店。
一応の成功と言っていいだろうが、
私は、ニューヨークやシカゴ並みの、
「すごい成功」を願っている。
いや、「すごい成功」でなければ、
成功ではないと思っている。

ちと、きびしいが。

ただしこの事業に、
すぐに利益など要求してはいけない。

軸屋さんが言っていた。
「イタリアのEATALYから、
三つのことには妥協してはならない、
との指示が出ています」

①コンテンツ
②商品
③デザイン

まさにこれこそ、
イータリーのPositioning構成要件だ。

最後に月刊商人舎10月号Message。
リスクを負って計画せよ!

今日と昨日は異なる。
そして明日も、今日とは異なる。
どんな計画も、どんな中計も、
この差異を前提としてスタートする。

より良い明日を迎えようと思えば、
昨日、今日との差異を、
意図しなければならない。
違いのある明日をつくらねばならない。

そしてその違いこそ、
新しい価値そのものである。
すなわち経済行為の本質は、
この新たな価値を生み出すことにある。

だが、この新しい価値は、
リスクによってしか生じない。
リスクから生まれる成果こそが、
経済活動の目的である。

だからどんな計画も、
リスクを冒すと決意することから始まる。
リスクを負うことこそ、
計画の本質である。

逆に言えば計画は、
リスクを回避する術(すべ)ではない。
計画はリスクを創造し、
積極的にリスクを引き受けるものだ。

したがって計画は、
願望であるはずはない。
そのうえ計画は、仕事として、
具現化されなければならない。

最善の計画でさえ、
仕事としての実行なしには、
良き意図に過ぎないし、
単なる願望と失望に終わる。
(Inspired by Peter Ferdinand Drucker)

〈結城義晴〉

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