結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年10月20日(土曜日)

LEGOと高峰秀子と岡田卓也の「信頼とGood Will」

横浜みなとみらい。IMG_6902.JPG8 - コピー
中央にランドマークタワー。

最近は故あって、
時々、来る。

帆船日本丸。
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四檣バーク型という帆船。
重さは2278トン、
全長97m、幅13m。
総帆数29枚。
マストの高さは最高が水面から46m。
結構、高い。

ランドマークプラザへ行くと、
「レゴストア」開店

昨日の10月19日金曜日。
全国で11番目のレゴストア。IMG_6905.JPG8 - コピー

レゴでできたおじさん。IMG_6906.JPG8 - コピー

麻薬捜査官と麻薬探知犬。
IMG_6907.JPG8

そしてポリスマン。
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「LEGO」はデンマークの玩具会社だ。
世界第3位の玩具製造業だが、
非上場のファミリービジネスである。

主力商品は、
プラスチック製組み立てブロック玩具。

デンマーク語の「Leg Godt」は、
「よく遊べ(play well)」という意味。
LEGOはラテン語で、
「組み立てる」の意味ももつ。
これを社名とした。

創業はオーレ・キアク・クリスチャンセン。
1916年にビルンで木工所を始める。
農家向けに家と家具を作っていた。

1924年、2人の幼い息子が、
木の削り屑に火を着けて、
木工所が火事で焼失。

オーレ・キアクは、
木工所を大きくする機会だと捉えて、
さらに仕事に励んだ。

サム・ウォルトンは1945年、
ベンフランクリンに加盟して、
その店を繁盛させるものの、
5年契約で店舗没収の憂き目にあった。

やがて2人の息子のうちの一人、
ゴッドフレッドが仕事に加わる。

1934年に社名をLEGOとしたころには、
木製玩具を製造していたが、
1949年、プラスチック製玩具製造を開始。

現在の形のブロックは1958年の発表。
積み上げ式のブロックは、
無限の組み立ての可能性を提供する。

想像力を働かせ、遊びながら、
クリエイティブな発想を発揮していく。

約80年もの年月をかけて、
LEGOが発展、進化してきた。

それが写真のLEGOの作品だ。
この作品の後ろに、
形のない「play well」の精神が宿っている。

朝非新聞「折々のことば」
昨日の第1261回。

信頼されるということは、
あいまいさをなくすことだ
ということにつきるようです。
(高峰秀子『あぁ、くたびれた。』から)
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「微笑は、愛嬌のよさで
苦境を凌ぐほかなかった日本女性の
やむをえぬ術だった」

なるほど。
笑顔が美しい大女優だった。

「娘時代はカラカラとよく笑ったのが、
ある年齢に達すると微笑になり、
そして結婚すると笑いを忘れ、
姑になるとゲラゲラ笑いだした」

この変化の中に、
「あいまいな笑いのかなしい原因が潜む」

奥深い笑いや微笑みの世界。

結論。
「信頼があれば
表情の粧(よそお)いなど
無用だ」

商人やお店が信頼されるためには、
あいまいさをなくすことだ。

商売のミッションやストアコンセプト、
品ぞろえも価格も販促も。

あいまいさをなくして、
信頼を獲得する。

商業界刊『岡田卓也の十章』
岡田卓也の十章
11年前、㈱商業界を辞するとき、
置き土産にしてきた単行本で、
今でもそのゲラのテキストデータが、
私の手元にある。

第八章は「見えないものにこそ価値がある」
「暖簾」とサブタイトルがついているが、
はじめの案は「Good Will」だった

岡田さんは1988年に、
ゼネラルミルズ傘下のタルボットを買収。
アメリカのアパレルチェーンである。

買収する際に、岡田さんは、
タルボットの経営者に質問する。

なぜならば、同社には、
資産として大したものはなかったからだ。

――「では何があるんだ?」

わたしは、交渉の際、彼らにそう聞いた。
すると、彼らは、
「グッドウィルだ」と答えた。

「グッドウィル……」
「ああ、日本でいう暖簾か」
わたしは思った。
もっと言えば、
「タルボット」というブランドである。

「全く目に見えないけれども、
これが最も価値があるものだ」
と、彼らは言うのだ――。

結局、岡田さんは、
この見えないものに、
400億円の投資をする。

2010年にタルボットは再び、
売却されてしまうけれど、
「目に見えないグッドウィル」に、
岡田卓也が価値を見出したことは事実だ。
IMG_6377.JPG8

目に見えない信頼を得るためには、
あいまいなものをなくすことだ。

「Leg Godt」の「よく遊べ(play well)」も、
タルボットの「Good Will」も、
高峰秀子の「信頼」も、
その作品や商品に対しては、
あいまいなものがあってはならない。

〈結城義晴〉

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