結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年10月31日(水曜日)

ハロウィンの日に「幸福と豊かさの同義語化」を考える

Halloween!!
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本来は秋の収穫を祝う祭り。
そのために悪霊などを追い出す。
古代ケルト人の幸せを求める行事だった。
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東京・渋谷はいまや、
ハロウィンのメッカ。sibuya.png8
昨日から、もう、大騒ぎ。

しかしその渋谷区宇田川町で、
今日18時ごろ火災発生。
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消防車16台、はしご車1台が出動。syoubou 3.png68

消防によって消し止められた。syoubou 5.png8

しかし渋谷センター街は大混雑。senta-gai2.png8

日本の若者は何かに飢えている。
エネルギーが溜まっているけれど、
それを吐き出せるのは、
ハロウィンの仮装にしかない。

幸せになりたいと希求しながら、
それが得られない現実への不満を、
仮装して爆発させる。

私は体調に気遣いながら、
朝から出動。

東京の芝大神宮。
朝から参拝する若い女性。
幸せを願っているのだろうか。
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今日は(株)True Data取締役会。

的を射た質問が投げかけられ、
米倉裕之社長、中津武取締役CFO、
そして越尾由紀執行役が、
実に見事なコメント。

いい議論が展開された。

昼まで議論して、
いつものランチ。
米倉さん、中津さんと、
相談役の玉生弘昌さん(㈱プラネット会長)。
社外取締役の竹久健さん、田窪伸郎さん、
伊藤久美さんと結城義晴。

さて商人舎流通SuperNewsから。
ウォルマートnews|
キャッシャーレス店舗Sam’s Club Now/ダラスで実験

ウォルマートのサムズクラブは、
メンバーシップホールセールクラブ。
米国コストコのライバル。

新しいフォーマットを実験する。
「Sam’s Club Now」
サムズクラブ・ナウ。
20181031_sams-club-now

場所はダラス市内で、これまでは、
ネイバーフッドマーケットだった。
その前はホールフーズ。

このSam’s Club Nowは、
キャッシャーレス店舗だ。

顧客はあらかじめ、
アプリをダウンロードする。
ネーミングも「Sam’s Club Now」。

ウォルマートにも「Scan&Go」があるし、
クローガーの「Scan, Bag, Go」も同様。

顧客はスマホのそのアプリで、
商品バーコードをスキャンしながら、
店内を買物する。
20181031_sams-club-now-scan2
退店時にスマホに表示されるQRコードを
メンバー・ホストが持つ決済端末にかざす。

それで精算する。

Amazon Goでは、
顧客は商品を持ってくるだけだが、
Sam’s Club Nowではスキャンする。

つまり、顧客に働かせる。

それでもレジを通る面倒はない。

メンバーシップホールセールクラブは、
ビジネス会員が3分の1いる。

この業態と「Scan&Go」は、
実にいいマッチングだと思う。

アメリカも中国も、
ブレーキをかけずに前に進む。

それが彼らの豊かさの追求のやり方だ。

日経新聞電子版「経営者ブログ」
鈴木幸一IIJ会長。
日本のインターネットの草分け。
suzuki_s
秋が深まる頃、
北陸の小さな里にある温泉宿で、
終日、温泉に浸る会。

「酒を飲み、とりとめのない話をしながら、
終日、のたりのたりと、ふた晩ほど、
過ごすだけのことなのだが、
日ごろ、季節の移ろいどころか、
時間の感覚すら失ったまま、
暮らしている人間にとって、
時の流れを皮膚で感じることで、
まともな感性が戻ってくる気がする」

アレキサンダー・ポープの詩を思い出す。

Man never is,
but always to be blest.

(人間絶えて幸福たることはなく、
ただ幸福を希望するのみ)

「”幸福”という言葉が、
“豊かさ”という言葉に
代わってしまうとどうなのだろう」

鈴木さんは、考察する。

「幸福」という言葉は、
「曖昧で、なにが”幸福”なのか、
人によって異なるし、
数値化できるものでもない」

「一方、”豊かさ”は人によって、
その目標は異なることは同じでも、
数値化ができるものである」

「愛する伴侶を得ることだけで
“幸福”を得ることもできるかもしれないし、
温泉に浸かっていれば”幸福”を得た
と思える私のような人間もいるけれど、
それも一時の話である」

「”ただ希望するのみ”というのが、
本当のところかもしれない」

「その希望が、
数値化できる”豊かさ”という言葉に代わると
様相がまったく違ってしまう」

同感だ。

「いまや、”幸福”と”豊かさ”が
同義語となってしまっている」

Alexander Pope(1688年~1744年)は、
英国文学の黄金期を代表する詩人。
「オーガスタン時代」といわれている。

私はこちらの言葉が好きだ。
Some people will never learn anything
because they understand everything too soon.
「何も学ぶことのできない人間がいる。
すべてをすぐに理解しすぎるからである」

以って自戒とすべし。

すべてを安易に理解すると、
深く学ぶことはできない。

つまりすぐ役立つことばかり真似ると、
ずっと役立つことは学べない。

そんな人は幸福と豊かさを、
同義語としてとらえる。

数字で測れない幸福の尺度が、
数値化できる豊かさだけになってしまう。

顧客に提供するものは、
本来は幸福である。
豊かさだけではない。

よく考えてみなければならないことだ。

〈結城義晴〉

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