結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2019年05月12日(日曜日)

商人舎Basicコース「調理・試食大会」の経験価値マーケティング

私の部屋から見えるラスベガス。
DSCN82269

月刊商人舎2018年9月号。
2018US-Retail視察ガイドブック
商人舎編 注目都市圏 「アメリカの歩き方」
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その「Las Vegasガイドブック」より。

「ラスベガスの変容の歴史を、
ネバダ大学ライト教授は
両手の指を使って表現する」

「1930年代にはラスベガスは
親指1本の街だった。
つまり男一人が
カジノを楽しむためにやってきた。
ギャンブリングの時代である」

「次に親指と人差し指の2本の時代に入る。
マフィアが一掃され、
カップルでやってくる街に変わった。
このころはゲーミングの時代となった」

「そして1990年代以降は、
小指を除いた4本指の時代。
つまりファミリーで楽しむ街になった。
エンターテインメントの時代である」

「そして最後は両手の指10本の時代。
会議や展示会を目的に
多数の団体客がラスベガスにやってくる。
コンベンションの時代だ」
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「大事なことは、
ギャンブリング、ゲーミング、
エンターテインメント、
コンベンションと、
機能が付け加えられつつ、
それらの要素が融合してきたことだ。
次々に機能が変わってきたわけではない。
この融合こそが、
ラスベガスという街を象徴している」

その結果、人口が増え、
郊外の開発が進み、
小売業やサービス業が発展する。

「10分も走れば郊外に出るし、
30分も走れば砂漠や周辺の山に至る。
ラスベガスは意外にコンパクトな街で、
車で動きやすい」

「アメリカ小売業の
主だった店舗を学ぶには、
最適の地なのだ」

商人舎ベーシックコース
inラスベガス。

3日目の視察の後は、大試食大会。

場所はミスター・ママズ。

朝食と昼食だけのレストランで、
空いている夕方に、
特別に使わせてもらっている。
スタッフ総出で迎えてくれる。
ありがたい。
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店に到着すると早速、
団員45人がチームごとに、
厨房組とフロア組に分かれて作業開始。DSCN8596-1

今回は、商品調査班として、
9つに分けたAからIまでの班を、
AB、CDというように、
2班ずつ組み合わせて、
1つのチームに編成した。

結果、10人3チームと、
15人1チームができあがった。

そのうえで全員がそれぞれに、
すべての班の調理メニューを試食する。
そして最も良いと思った班に投票する。
最も得票数の多い班を優勝として、
さらに合同チームの得票数に応じて、
チームも表彰する。

だからそれぞれの班は、
自分たちの班の優勝と、
チームの表彰を目指す。IMG_6741-1

各チームはおのおのコンセプトを決めて、
メニューを考え、食材を購入している。

厨房の中には、
下ごしらえをする作業台がある。
IMG_6734-1

この班はその作業台で、
日本の食材「ひじき」を水で戻す。DSCN8600-1

Mr.ママズの調理スタッフも、
厨房の使い方だけでなく、
調理法もアドバイスしてくれる。DSCN8604-1

サーモンはホールフーズで購入。
DSCN8625-1

なにやら皆で鶴を折り始めた。
ママズのスタッフ女性に、
折り方を教えるJTBの小阪裕介さん。DSCN8638^1

厨房は本格的な設備が整っている。
基本調味料も揃っている。DSCN8646-1

フロアのテーブルでは、
火を使わないカナッペづくり。IMG_6746-1

こちらのチームはサラダづくり。
この班は衛生面に留意して、
手袋を着用して作業している。IMG_6749-1

1時間の調理時間で、
全班、全チームの料理が完成。

A版とB班のチームは、
来年に東京オリンピックを控えて、
日本食が世界に広まるから、
テーマを和食にした。

それをプレゼンテーションする。
IMG_6751-1

そして写真。
IMG_6767-1

C版とD班のテーマは、
母の日と父の日メニュー。IMG_6770-1

そして元気にポーズ。IMG_6774-1

E班とF班は赤いテーブルクロスを敷いた。
テーマは、母の日。IMG_6775-1

赤いカーネーションなども飾って、
お母さんの好きなメニューを揃えた。IMG_6783-1

そしてG班・H班・I班の大所帯は、
「時短メニュー」をテーマとした。

短時間で予算通りに料理を用意した。IMG_6786-1

G班はラムチョップの調理にチャレンジ。IMG_6787-1

I班は15分クッキングに挑戦。DSCN8704-1

そして自信満々で写真。DSCN8712-1

料理がそろったら、
試食タイム。

自分たちのチームの前菜、主菜、
デザートまでを楽しんで、
それから他チームのメニューを試食。

最後に全員が投票。
私も事務局も試食して投票した。

試食タイムが終わると、
表彰タイム。

その前に誕生祝い。
このツアーの間に誕生日を迎えたのが、
㈱マツモトの山下健一さん。
キューティ上松から、
ケーキのプレゼント。DSCN8717-1

そしてカリスマ佐藤が、
集計結果の報告をして、
第1位の班を発表。

それはH班。
おめでとう。
私もH班に票を入れました。
何よりもおいしかった。DSCN8724.-1JPG

そして優勝は、GHIチーム。
「時短メニュー」のコンセプトと、
おいしい料理を両立させた。
DSCN8695-1

アメリカの食品小売業が目指すもの。
コンビニエンスとデリシャス。
それに挑戦したことの価値を、
全員の投票が証明した。DSCN8726^1

表彰が終わってから、
私の総括。

どの班、どのチームも、
ポジショニングを確立したことは、
高い評価ができる。

今回、ホールフーズマーケットが、
購買対象として圧倒的に多かった。

アマゾン傘下に入って、
低価格を出していることも奏功した。

したがって、影の勝者は、
ホールフーズだった。
それを全員で確認したことになる。

最後にクリスさんにお礼のプレゼント。
お世話になったMr.ママズのオーナー。DSCN8739-1

最後の最後に全員写真。DSCN8747-1
商人舎Basicコースの名物。
調理・試食大会。

自分で決めたメニューのために、
買物し、調理し、試食する。

その間、購入する店では質問し、
本物のレストランの調理場を使いながら、
Mr.ママズのスタッフの手助けで、
本格的な料理をつくる。

本当の交流ができる。

団員はそれを何より喜ぶし、
自分の経験価値を高めることができる。

忙しい研修スケジュールの中の、
ほんのひと時のイベントだが、
大きな経験価値マーケティングを、
実感できる。

その背景には、
ギャンブリングの街から、
ゲーミング、エンターテインメント、
そしてコンベンションの街へと、
変貌を遂げてきたラスベガスの、
人々が受け継いできた、
ホスピタリティがある。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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