結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年05月10日(土曜日)

渋沢栄一「能く集め能く散ぜよ」と倉本長治「二つの社会的活動」

立夏から小満へ。
「立夏」は「夏が立つ」ころ。
そして「小満」は、
「万物が次第に成長して、
一定の大きさに達して来るころ」。
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いい季節です。

しかし私、微熱がある。

その昔は「微熱少年」と、
鈴木茂を気取っていたが、
今は「微熱熟年」
あまり、冴えた表現とは言えない。

しかし、疲れが、
溜まりに溜まって、
一日中、眠っていた。

いい季節に、
床の中。

それもいい。

明日は、母の日。

どうやって、
母を喜ばそうか。

さて日経新聞最終面『私の履歴書』。
今月はトム・ワトソン。
アメリカのプロゴルファー。
ジャック・ニクラウスの次の存在。
「新帝王」と呼ばれた。

そのトム・ワトソンの、
スイング開眼の瞬間。

1975年、25歳で、
全英オープンを制覇、
賞金ランキングでも7位。

帝王ジャック・ニクラウスを脅かす、
「ヤング・ライオン」の一人になった。

しかし、スイングは、
完成されていなかった。
だからスランプ。

76年12月初旬、
「日米対抗」に出場。

兵庫県播磨カントリークラブ。

「練習ラウンドでもプロアマ大会でも、
一向に改善の兆しは見られず、
ボールは左に曲がり続けた」
これはプロとして悲惨。

「極端なフックボールでOBを連発した後、
プロアマの最終ホールで
放ったドライバーショットは
またも左に大きくそれていった」

第2打地点。

「ここで私は開き直った。
思い切って、それまでの打ち方を
変えることを決めたのである」

「具体的には9番アイアンを手にして、
バックスイングを真っすぐに引くよう試みた。
言い換えれば、クラブフェースがずっと
ボールと向き合うようにしたのだ」

ゴルフ用語の「シャットフェース」。
「閉じた顔」。

ここで、意外にも、
完璧な打球を放つ。

「試合後、練習場に向かい、
同じ打ち方でドライバーショットを確かめてみた」

「打球はすべて思い通りに
真っすぐの軌道を描き、
私はこの大会の個人戦で
優勝することができ た」

日本でのスイング開眼。

シャットフェースなのに、
まっすぐな打球。

開いたフェースからは、
フックボール。

トム・ワトソンの誤解と錯覚は、
ここにあった。

ジュニア時代から天才と認められ、
名門スタンフォード大学のゴルフ部で活躍し、
期待されてプロとなったトム・ワトソン。
「完璧なスイング」を求め続けてきた。

その求道者のようなトムが、
日本での開眼。

実に面白い瞬間だった。

失敗のどん底で、
自分で開き直り、
自分で体験し、
自分で納得しなければ、
開眼はない。

私も最近、自分のゴルフ人生で、
ずっと誤解し、錯覚していたことの間違いに、
気づかされた。

それも「開くことと閉じること」の錯覚。
私の場合は、違う部分での開くことと閉じることだが。

実に面白い。

さてこれも日経新聞巻頭コラム『春秋』。
「日本資本主義の父」といわれる渋沢栄一。
1890年、帝国ホテルを創設した。
しかし、当初、業績低迷。

そこで二つの施策を講じる。

第一が「有能な支配人のスカウト」。
第二が「新館建設の長丁場の用地交渉」。
ヒュマンウェアとハードウェア。

渋沢の著書『論語と算盤』。
今も角川ソフィア文庫で読むことができる。

「能く集め能く散ぜよ」。
「能く」は「よく」と読む。

その意味は、
「世の中から集めたお金を、
企業の活動が活発になって
社会に元気が出てくるように使え」。

『論語と算盤』の冒頭にある。
「大なる欲望をもって
利殖(利益)を図ることに
充分でないものは、
決して(前に)進むものではない」

これを中内功さんだったと思うが、
「稼ぐは技術、使うは芸術」と言った。
中内さんはもちろんダイエー創業者。

緒方知行さんが好きな言葉で、
私もいつも頭の中に入れている。

商業界主幹の倉本長治先生は、
「公正で公平な社会的活動を行え」と説く。

私は『お客様のためにいちばん大切なこと』で、
倉本の「社会的活動」には、
二つの意味があると書いた。
第1は、自分の本業の仕事。
第2は、ボランティア活動。

本業では「能く集める」。
つまり「稼ぐ」。

ボランティアは「能く散ぜよ」。
すなわち「使う」。

私はここに「二つの法則」を認める。
第1の社会貢献では、
「小さな経費で大きな収益」を目指す。

一方、第2の社会貢献は、
「大きな努力で小さな成果」に満足する。
場合によっては成果すら求めない。

社会貢献も大きな方がいいだろうが、
こちらは地味な地味な成果を求め、
その成果を誇示してはならない。

最近の小売業では、
イオンの「木を植えよう」がよく知られるが、
イトーヨーカ堂創業者の伊藤雅俊さんも、
ヤオコー会長の川野幸夫さんも、
そしてトップを支える数多の商人たちが、
「能く集め能く散ぜよ」を実践する。

渋沢栄一、倉本長治。
中内功、伊藤雅俊、
そして川野幸夫。

能く集め能く散ぜよ。
公正で公平な社会的活動を行え。
稼ぐは技術、使うは芸術。

「小さな経費で大きな収益」と、
「大きな努力で小さな成果」。

微熱の頭で考えた。

〈結城義晴〉

2014年05月09日(金曜日)

学習院マネジメントスクール講義と「非製造業現代化」が日本を救う

朝一番で、白幡小学校へ。
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校庭には、不思議な魅力がある。

陽だまりの中を、
児童が走ってゆく。
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忙しい身ながら、
地域とのつながりは、
忘れたくない。

だから白幡文化・スポーツ事業に協力する。
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息子と娘がお世話になり、
私はPTA会長を務めた。

さらにこの学校を拠点として、
ジュニアソフトボールチームを運営し、
長らくその監督や代表、顧問を務めた。
だから今でも、
できる限りのボランティアをする。

午後は横浜商人舎オフィス。

そして最後は、夕方に東京・目白。
学習院大学マネジメントスクールへ。

事務局長の磯部泰子さんが、
ガイダンス。
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上田隆穂学習院大学教授のご挨拶。
マネジメントスクール所長。
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月刊『商人舎』4月号では、
対談に応じていただき、
プライス・マーケティングの真髄を、
存分に、語っていただいた。

今年もこのクラスには、
満員に近い参加がある。
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ビジネススクールとして、
実によろしい。

その第一講義が、結城義晴。
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「潮目が変わる時代の流通概論」。
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18時45分くらいから始めて、
21時05分には終わった。

しかし、まだ語り足りない。

大学の教室で講義していると、
その環境になじんで、
心が解放されたまま、
自在に語ることになる。

そうすると脱線も増えて、
時間はあっという間に過ぎていく。

語り足りなかった残りの部分は、
いつか、機会をつくりましょう。

それでも、結城義晴の持論を、
存分に展開して、大満足。
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21時10分からポットラック。
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学習院大学名誉教授の湯沢威先生が、
静かに学習院マネジメントスクールの趣旨を説明し、
乾杯の音頭をとって下さった。
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そして乾杯。
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早速、湯沢先生と、
イギリス小売業について、
語り合った。
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長らくイギリスに留学された湯沢先生は、
想像通り、マークス&スペンサーのファン。
それからセインズベリーも大好き。
もちろんテスコにも凄い思い入れで、
話は弾んだ。

それから事務局の林純子さんと。
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そして受講者の質問と感想。
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㈱そごう西武経営企画室の速水和郎さんが、
コメントを寄せてくれた。
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事務局の皆さんと写真。
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最後の最後に、全員写真。
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学習院マネジメントスクールは、
来年2月まで毎週のように講義が開催され、
最後に研究とその発表がある。

今年も楽しみなチームとなった。

みなさん、私の課題レポートも、
しっかり考察して、執筆してください。

さて今日は、
カリスマ経営者がふたり、
退任のコメント。

まずは、宮内義彦さん。
オリックス会長兼CEO。

1960年、日綿実業(現双日)入社。
64年のオリエント・リース設立に、
準備段階から参加。
45歳でオリックスの経営トップに就任。
経営トップを33年余り務めた。

6月に退任し、取締役も退く。
助言役に徹する。

「ぎりぎりまでトップに居続けることは、
その後を考えると無責任」

「元気なうちに退任し、
新経営陣にアドバイスする立場になるのが
一番良い」

宮内さんの人柄から見ると、
これは実に正直な言葉だと思う。

「リースの隣、その隣と
事業を広げた」

この発言が本質をついている。

「事業分野は不動産や生命保険に拡大。
在任33年で営業収益は約20倍に拡大し、
1兆円を超える総合金融グループになった」。

誇りとすること。
「バブル崩壊、アジア通貨危機、
リーマン・ショックと、
何度も危機に見舞われたが、
一度も赤字を出さなかった」

後任の井上亮社長は、
「宮内イズム、オリックスのDNAを深めて、
次の50年への一歩を踏み出す」。

もうひとりは、井上礼之さん。
ダイキン工業会長兼最高経営責任者。

6月27日付けでCEOを退任。

しかしこちらは、
退任後も取締役と会長を継続。
さらに新設のグローバルグループ代表に就任。

まだまだ完全引退はありそうにない。

1994年6月にダイキン社長に就任。
2012年、米グッドマン・グローバルを買収、
空調世界最大手となった。

さらに2014年3月期決算は過去最高益。
しかし井上さんは手綱を緩めない。

「世界で戦える体制になっていない」。

今や売上高の7割超は海外。
連結社員数は5万6200人の8割が、
海外企業で働く。

世界に根ざした経営を貫くには、
「マーケティングや商品開発など
現地に権限を委譲することが必要」。

ただし「泥水の情報が
真水になって
本社に入ってきたのでは
経営はできない」

カリスマ経営者もコミュニケーションと、
それに応じたマネジメント組織が必須であると、
実感している。

最後に今日の日経コラム『大機小機』。
今日のテーマは、
「非製造業立国を目指そう」
今日の学習院での講義でも、
同じようなことをレクチャーした。

私の言い回しは、
「すべての仕事は、
サービス業化せよ!」

法人企業統計によると、
「付加価値に占める非製造業の比率は
5年前に7割を超え、
情報通信などの拡大で今や8割近い。
就業人口では8割以上を占める」
私は国内総生産の比率で、
これを示した。

「非製造業が元気だし、
新陳代謝も進む」
つまり第3次産業。

その第3次産業活動指数。
まずは、
「技術革新に取り残された伝統産業が衰退」

半面、
「インターネットサービス、
宅配介護などが急速に伸び、
主役交代が急ピッチだ」
この指摘は、
今さらというわけでもないが。

伸びている分野が、
さらに具体的に列挙される。
「厳しい国際競争にさらされている金融、
技術革新が激しい情報通信
情報技術(IT)を本格活用した流通、
知識集約型の学術研究・専門・技術サービス」

流通業も伸びている7業種の一つ。
ありがたい。

そしてキーワードは、
①競争、
②イノベーション、
③情報テクノロジー、
④知識集約型。

7業種の労働分配率も考慮される。
「これらで生産性に見合った賃上げが実現すれば
非製造業だけで賃金が3兆円増え、
消費を1%押し上げる」

非製造業の「1人あたり付加価値額」に関して、
アメリカとの比較が示される。
「金融で9割、
専門・技術サービスと建設で8割、
流通で6割にとどまる」。

日本の流通業の人時生産性は、
アメリカのそれの6割。

「我が国は巨額の貿易赤字を抱え、
製造業の再生と投資の国内回帰が
テーマになっている」

コラムはそれを覆す主張をする。

「非製造業に
もっと光を当ててはどうか」

まったく同感。

そして予測。
「非製造業の主要7業種の生産性を
米国と同水準に引き上げられれば、
約100兆円の付加価値が
新たに創出される」

ポール・クルーグマン教授は指摘する。
アメリカでも非製造業の生産性を、
さらに上げよ、と。

考えていること、
主張していること、
行動していること。

それが様々な局面で、
繋がってきた。

私は「商業の現代化」を標榜している。
それは「非製造業の現代化」と、
言い換えてもいい。

2008年4月、
㈱商人舎発足の会の私の講演タイトル。
「小売りサービス業が日本を救う」。

まだまだ日本は、救われてはいない。

〈結城義晴〉

2014年05月08日(木曜日)

いなげや成瀬直人社長「一に惣菜・二に生鮮」とイオン事業分類体系

今日は鈴木國朗さんが、
横浜商人舎オフィスを訪ねてくれた。
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㈱アイダスグループ代表取締役社長。
同社は30周年を迎えて、
記念の品をプレゼントしていただいた。
おめでとうございます。
ありがとうございます。

コンサルティング・カンパニーで、
30周年はすごい。

今日、送られてきたばかりの
「Meiji Marketing Review」をもって、
一緒に写真。

さて4月1日の消費税増税後、
反動や影響はどうだったのか。

㈱いなげや社長の成瀬直人さんが、
日経新聞の決算トーク欄で答えている。
「購買意欲の衰えは全く感じない」

5月に入ってからの既存店売上高は、
前年同月を3%上回るペースだとか。

「和牛がびっくりするほど売れ、
高めのワインも好調だ」

従って、来年の2015年3月期連結経常利益は、
31億円と今年3月期対比1%増を見込む。
これはいなげやにとって、3期ぶりの増益。

2013年1月に社長に就任した成瀬さん。
「競争力を高めるための
改装などの投資は減らせない」。

1976年3月にいなげや入社のプロパー組。
様々な社内職歴を経て、
1998年、人事部長。

最近は、人事を始め管理部門の担当が長いが、
スーパーマーケットの経営戦略には長けている。

その食品スーパーマーケットにとって、
既存店へのリニューアル投資は、
新店開発よりも重要だ。

古くて小さな店が多いいなげや。
店舗改装作戦が、
企業の成長の鍵を握っている。

いなげやの前期は、
過去最大の改装年度だった。
小規模改装を含めて131店中約60店舗。
新店は5店舗だった。

来年3月までの今期も、
改装中心に活性化を果たす。

原則は「2年に1回サイクルの改装」。

そのリニューアル・コンセプトは、
一に惣菜、二に生鮮。
そのために、
惣菜子会社の㈱クックサンを本体に統合。
グループ全体の経営資源の集中を企図している。

遠藤正敏会長の後を受けて、
上手に難局を乗り切っている。

そのいなげやの15%の株式は、
イオンが保有している。
連結子会社ではないが、
持分法適用会社。

これも日経新聞企業欄の記事だが、
イオンの子会イオンタウン㈱が、
住宅地に近接する中小型ショッピングセンターを、
「2014~16年度は全国30カ所以上に開く」。

業界で言われる近隣型のNSC、
つまりネイバーフッドショッピングセンター。
スーパーマーケットを核店舗とする商業集積。
だから全国のマックスバリュや「ザ・ビッグ」が核となる。

つまりイオンタウンは、
NSC専門のディベロッパー企業。

イオンはもうひとつ、
イオンモール㈱をもつが、
こちらはRSCのディベロッパー企業。
リージョナル・ショッピングセンター。
核店舗はイオンリテールの総合スーパー。

イオンタウンの前身はロック開発㈱。
「日本及び、中国・アセアンにおける
ナンバー1 NSCディベロッパー」を目指す。

そしてイオンモールの前身は、
ジャスコ興産、イオン興産と、
㈱ダイヤモンドシティ。

イオンタウンは、これまで約120店を展開。
今後も毎年10店以上の新店開発を行って、
活発。

一方、イオンモールのRSCの14年度は、
従来計画より出店ペースを抑える。

イオンの全体戦略としては、
グランド・ゼネレーションをターゲティングして、
NSC開発を急ぐ。

イオンタウンの商圏は、
NSCの教科書通り。
車を利用する場合で、商圏10~15分。
徒歩客、自転車客もターゲット。
首都圏では駅の近くにも開発。

売場面積は5000~2万5000㎡。

イオンタウン社長の大門淳さん。
「冷蔵庫代わりに週3~4日
通ってもらえる店にする」

イオンタウンの特徴は、
食料品のスーパーマーケットに加えて、
日常的に使う専門店を20~100店、
店揃えする。

この中には非物販のサービス業も、
揃えられなければならない。

まさに教科書的なNSC。

それを教科書的にやり遂げられるのが、
イオンタウンとイオンモールの強みだ。

グループ企業一覧には、
14の分類がある。

まず①純粋持株会社としてのイオン。
小売業態別にグループ分けされる。
②GMS(総合スーパー)事業
③SM(スーパーマーケット)事業
④DS(ディスカウントストア)事業
⑤戦略的小型店事業
⑥ドラッグ・ファーマシー事業

その他の業態別事業グループ。
⑦総合金融事業
⑧ディベロッパー事業
⑨サービス事業
⑩専門店事業
⑪Eコマース事業

それから海外展開。
⑫アセアン事業
⑬中国事業

最後に、⑭商品機能等。

この中の⑧ディベロッパー事業が、
さらに二つに分かれて、
イオンモール㈱とイオンタウン㈱。

イオンモールが大型のRSC担当、
イオンタウンが小型のNSC担当。

③のスーパーマーケット事業には19社あって、
そのうち持分法適用会社が4社。
㈱マルエツ、㈱カスミ、㈱ベルク、
そして成瀬社長の㈱いなげや。

私は分類の概念が大好きだが、
イオンは連邦経営でグループを拡大して、
その後、業態別、事業別、地域別に、
企業群を分類整理している。

分類整理そのものが、
純粋持株会社イオンの役目でもある。

まだまだ分類の改善の余地は大いにあるし、
足りない事業も多数見受けられるが、
この事業体系を有することと、
そこにトップマネジメント層を持つこと、
そしてそのトップたちがそれぞれ、
自分の見識と実行力を持っていることが、
イオンの強みといえよう。

持分法適用会社とはいえ、
いなげやの成瀬さんもその一人だし、
イオンタウンの大門さんも、
もちろんその一員。

日経新聞の中で、
別の欄に分かれて掲載されている記事が、
実はみな繋がってくる。

時流に合わせて、
それらのつながりの紐帯
(ちゅうたい)を、
引いたりゆるめたりする。

それができることが、
いまやイオンというリテール・トップ企業の、
特長であると見るが、
いかがだろう。

〈結城義晴〉

2014年05月07日(水曜日)

丸谷才一『星のあひびき』と伊藤雅俊「御用聞きとオムニチャネル」

飛び石連休中、
丸谷才一著『星のあひびき』を、
読んでいた。
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といっても、
頭からずっと読み続けて、
最後まで読み終わるのではなくて、
ひろい拾い、読む。

いろいろなメディアに書いたものを、
集めてきて編んだ本。

だから、ひろい拾い、読める。

1925(大正14)年、
山形県鶴岡市生れ。

ライフコーポレーション会長の清水信次さんの、
一つ上。

ということは、
イオン名誉会長の岡田卓也さんと同じ。

東京大学英文科卒で、英語に堪能。
だからジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』など、
難解なのを訳したりする。

1968年『年の残り』で芥川賞受賞。
谷崎潤一郎賞、読売文学賞、野間文芸賞、
川端康成賞、泉鏡花文学賞、朝日賞など、
数え上げたらきりがない。

旧仮名遣いが特徴で、
読んでいる側は、
実に気分がいい。

その『星のあひびき』の一文。
「『新聞言葉』の恥しい表現」。

私もずっと思ってきたことを、
これは丸谷さん、何度も書いている。
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「子供のときから新聞が好きで、
じつによく読んだし、今も読むが、
新聞の言葉づかひには
嫌ひなものが多い」

「ああ、いやだなあと怖気を震ひ、
それでも読むのをやめない」

たとえば――。

「――と胸を張る」
これは、ふつうに「・・・といばる」がいい。

「――さんも駆けつけた」。

丸谷さんが何度も書くのが、
「――とゲキを飛ばした」。

ぞっとしない、らしい。
同感です。

「あのゲキは本当は『檄』で、
木の札です」

「これは訓は『めしぶみ』『ふれぶみ』、
つまり回状のことで、
昔の中国で役所から人民に出した」

「特に急を要するときには鶏の羽をつけた。
だから『飛ばす』と言ふ」

「それを『激』と勘違ひして、
激しい口調で叱ること
だと思ひ、
野球の監督がすぐ目の前にゐる
コーチや選手にゲキを飛ばす」

「読んでて妙に恥しくなります」

しかし、この言い回し、
私もつい、使ってしまったりする。

もちろん「激」などとは、
死んでも書かない。
「ゲキ」はいいでしょう。
正しくは「檄」です。

ただし、そこら中で、のべつ幕なし、
「激」を飛ばすことを、
日々の業務にする勘違い経営者や、
似非コンサルタントがいたりする。

これは、恥しい。

このほか「辞書的人間」は筒井康隆、
「名人藝といふべき教訓句論」では高浜虚子、
「文系大学生に一番人気の社の経営者」では、
資生堂元社長の福原義春を題材にする。

現物を読んでほしいが、
丸谷才一の興味の視線の先が、
なにより面白い。

さて、日経MJ5月5日版の『斜光線』。
「伊藤雅俊氏卒寿の思い」
企業報道部次長の鈴木哲也さんが書いている。

セブン&アイ・ホールディングス創業者。
伊藤雅俊さんは、丸谷才一さんの一つ上。
つまり岡田卓也さんの一つ上だし、
清水信次さんの二つ上。

先週、90歳の卒寿を迎えた。

しかし、今も、
毎日、本社に出勤。
「人と会ったり、店を回ったり」。
活発な日々は続く。

その伊藤さんの「オムニチャネル観」。

「御用聞きはオムニチャネルの原点」。

オムニは「すべての」という意味。
だからオムニチャネルは、
すべての顧客接点をもって商売すること。

セルフサービスが極限まで発達した現代、
すべての接点の欠落部分を埋めるものは、
「御用聞き」ということになる。

これはさすがに鋭い視点。

昭和初期の恐慌時代の羊華堂洋品店。
伊藤さんの御母堂の伊藤ゆきさんが、
店を切り盛りしていた。

店で待っているだけでは
売上げを確保できない。

そこで伊藤さんが子供ながらに、
「商売の厳しさを目にして、
御用聞きや配達を手伝った」。

昔の商店の子供たちは、
例外なくそんな経験を持つ。

90歳にして伊藤さんは、
その時の感慨を思い出して、
オムニチャネルと結びつけた。

エーリッヒ・ケストナー。
ドイツの作家・詩人・児童文学者。
「子供のころを忘れないことこそ、
児童文学を書く才能です」
そんなことを言っている。
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実際にケストナーは、
『私がこどもだったころ』という
タイトルの本を書いている。

伊藤雅俊さんも、
ケストナーのような才能を
持っているのだと思う。

本物の商人は、
文学者でもある。

本物の商人は、
モノを売る人ではない。

人々に喜びをもたらす人だ。
人々に感動を与える人だ。

その条件の一つが、
「子供だったころのこと」なのかもしれない。

〈結城義晴〉

2014年05月06日(火曜日)

清水信次さんと父・結城義登に遭遇/セザンヌ「首吊りの家」を思う

2014年の安近短黄金週間。
最終日の5月6日。
振り替え休日。

といっても、今日の振り替えは、
昨日のこどもの日の振り替えか、
一昨日のみどりの日の振り替えか。

のっけからクイズみたいだが、
答えは、みどりの日の振り替え休日。

1948年7月20日公布・即日施行の『祝日法』。
正式には『国民の祝日に関する法律』。

その第三条の2。
「『国民の祝日』が日曜日に当たるときは、
その日後においてその日に最も近い
『国民の祝日』でない日を休日とする」。

今年の場合、みどりの日が日曜だから、
その後の日で、国民の祝日でない日は、
今日の5月6日。

なぜならみどりの日の翌日は、
国民の祝日のこどもの日。
だからその後の本来の平日の今日が、
みどりの日の振り替え休日となる。

だから、国民はみな、
今日の祝日をみどりの日に、
感謝しなければいけない。

商売をする人たちも、
みどりの日に、
感謝しよう。

さて、今日、まったく偶然にも、
店頭で清水信次さんに出会った。
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㈱ライフコーポレーション会長。
大正15年4月18日生まれの88歳。
満で数えて今年、米寿。

二人そろって、
カートを持ちながら写真。
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清水さんはいつも、
店回りの時には、
カートを押しながら、
細かくチェックする。

清水信次、88歳の現役。

ゴールデンウィーク最終日の今日、
清水さんは朝9時から店を回っていた。
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この店で9店目。

清水さんは、
業界活動や政治活動の、
様々な会議に、
実によく顔を出す。
そして意見を発する。

しかし、一見、そう見えて、
現場をよく回っている。

だからこそ、
ライフコーポレーションの店、
最近、とてもいい。
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もちろん、私もできる限り、
世界中の店を見る。

神は現場にあり。

それができない人は、
経営者やジャーナリストを辞めた方がいい。

今日は清水さんに出会って、
なんだか気分がすっきりした。

その後、夕方、
またまた、偶然にも、
私の父親に出会った。
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結城義登。
大正15年12月20日生まれ。

清水信次さんと同年。

仕事は既にリタイアしたが、
今は碁会所通いが日課。
その日課からの帰途。

今日二度目の、
大正15年生まれとの遭遇。

気分は盛り上がって、
父親と杯を傾けた。

2014年のゴールデンウィーク、
とてもいい終り方だった。

このブログでは何度も書いているが、
私には大正15年生まれの恩人が多い。

早稲田大学名誉教授の壽里茂先生。
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〈写真は2009年10月25日〉

学生時代に産業社会学ゼミで、
本当にお世話になった。

そしてもうおひとり。
故渥美俊一先生は、
2010年7月21日に亡くなられた。

しかし、私も、
命ある限り、
現役生活を続ける。

そんな活力がわいてきた。

さて、昨日の日経新聞文化欄。
ポール・セザンヌの『首吊りの家』が、
掲載された。
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(提供はMondadori/アフロ)

現在はパリのオルセー美術館にあるが、
1873年に制作され、
1974年の第1回印象派展に出品され、
酷評された。

私は高校の美術の授業で、
この『首吊りの家』を、
貼り紙で模写した。

貼り紙といっても、
既成の色紙(いろがみ)を使ったものではない。
写真集や週刊誌のカラーページなどから、
生きた自然の色を細かく千切りとって、
点描のようにして、名画を模写する。

3カ月ほどかかった記憶がある。
そんな授業だったから、
この絵は思い出深い。

日経新聞では、
写真家の鷹野隆大が評する。

「なんとなく見づらい絵だ。
かすみ目になったような。
すべてにピントが合っているのに、
すべてがボケている感じだ」

だから私の貼り絵には、適していた。

「人の認識を画面に反映できる絵画は、
本質的に写真より遥(はる)かに
空間や立体感の再現性が豊かである」。

「それを考えると、
この作品の『見づらさ』には、
意図を感じる」。

「身勝手な解釈だが、ここには
写真的視覚を体験した人の
造形への志向が
ほのかに現れている気がする」。

セザンヌは、自ら書いている。
「自然を円筒、球、
円錐によって扱いなさい」。

それがキュビスムに影響を与えたとされる。
キュビスムは二人の前衛画家によって創始された。
パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラック。

写真家・鷹野は、
当然そのことを知った上で、
「写真的視覚を体験した人」と、
セザンヌを評する。

私は10歳の時に右目の怪我をした。
視力はずっと0.001くらい。

それ以来、左目に手を当てて隠して、
右目だけでこの世を視ると、
光景は印象派の絵画のように見える。

貼り絵模写者の私は、
自分が絵を描く才能があるなどとは、
間違っても思わないが、
そんな見方があるのだろうとは、
想像がつく。

天才画家はもしかしたら、
視力的欠陥者だったのかもしれない。

フィンセント・ファン・ゴッホも、
アメデオ・クレメンテ・モディリアニも、
たしかに精神を病んでいた。

ポール・セザンヌは1839年1月19日、
南フランスのエクサン・プロヴァンス生まれ。

1906年10月15日、
野外で絵画制作中、
大雨に打たれて肺炎にかかった。
そのために10月22日か23日に死去。

67歳だった。

しかし最後まで、
彼は現役だった。

貼り絵模写者としてではなく、
結城義晴は現役を続けて、
清水信次や壽里茂、そして結城義登に、
負けない人生を送る。

そんなことを決意した、
黄金週間最終日だった。

〈結城義晴〉

2014年05月05日(月曜日)

こどもの日の「最悪・最善」と「50年後の人口1万人維持政策」

安近短黄金週間中だけれど、
Everyone! Good Monday!
[2014vol18]

今日はこどもの日で、
二十四節気の立夏。
夏が立つ日。

しかし今日、
沖縄は梅雨入り。

日本列島は四季があってよろしいけれど、
天気予報は一様ではない。

昨年の沖縄の梅雨入りは、
5月10日ごろだったから、
少し早い。

少し早く梅雨入りして、
少し早く梅雨明け。

このあたりは、
常盤勝美の2週間天気予報をどうぞ。
商人舎Magazineの、
Weekly商人舎日替り連載火曜版が、
詳しい。
その簡潔な略報は、
商人舎公式ホームページのブログでどうぞ。

明日が振り替え休日だが、
全国的に今夕あたりから、
帰省ラッシュ。
ご苦労様。

小売りサービス業の現場の皆さんは、
仕事に就いてから帰省ラッシュなど、
経験したことがないのかもしれないが、
それでも高速道路のサービスエリアや道の駅など、
これ以上ないというくらい大繁盛する。

商売繁盛はTPOSによる。
つくづくと感じさせられる。

Time[時]
Place[ところ]
Occasion[場合・理由]
Style[生活様式・ライフスタイル]

顧客が、
どんなときに、
どんな場所で、
どんな場合・どんな理由、
あるいはどんなきっかけで、
どんな暮らし方・どんな楽しみ方、
どんな生き方を求めて、
商品やサービスを購入するのか。

つねにTPOSを感じること、
考え続けること、
それがいわば、
リテール・マーケティングの基本。

さて、関東地方、
今朝の地震で目を覚まされた。

東京都心で震度5弱。
関東の広範囲で震度4。
横浜でも震度4。

首都圏直下型地震ではなかったようだが、
日本列島は、地震列島。

だからいつも、
最悪を覚悟して、
最善を尽くす。

私の心構えは、
常にこうある。
いや、こうありたいと、
腹積もりしている。

だから何ごとも、
自分で決める。
自分で行う。
自分で責任を持つ。

自律・自立、自己革新。
脱グライダー。

しかしこんな歌がつくられる。
容れものは容れられるものを
四捨五入せし形にて作られてをり

〈日経歌壇 横須賀・丹羽利一〉

さて今日のこどもの日に先駆けて、
人口問題に関する重要な報告がある。

昨日の日経新聞の「きょうのことば」が面白い。

日本の人口の推移。
1603年、江戸幕府が成立。
その人口は1227万人。

江戸時代を通じて緩やかに増加し、
明治時代以降、増加のペースが急激化。

1868年、明治維新のころは、
3330万人。

1945年、第2次世界大戦が終わったころ、
7199万人。

明治維新から100年弱で倍増。

さらに戦後二度のベビーブームなどあって、
2008年がピーク。
1億2808万人。

しかし国立社会保障・人口問題研究所の推計。
2048年に1億人を割る。
2060年に8674万人。
終戦直後に近くなる。

そのうえ、
65歳以上が人口に占める高齢者の割合は、
2010年の23%が、
2060年に40%弱。

半面、15~64歳の生産年齢人口は、
2010年の8173万人が、
2060年に4418万人。
こちらは半減。

この日本の決定的な人口問題に対して、
「選択する未来」委員会が、
経済財政諮問会議に中間報告をする。

政府は、これを受けて、
経済財政運営と改革の基本方針に盛り込む。

委員会会長は三村明夫日本商工会議所会頭。

日経新聞が昨日の一面トップで取り上げた。

その初めての目標は、
「50年後に人口1億人程度を維持」
50年後というのは2060年代。

具体的目標指標は合計特殊出生率。
つまり1人の女性が生涯に産む子供の数。
2012年で1.41。
2060年にこれを、
2.07以上
に引き上げる。
そうすれば人口は、
1億545万人程度になる。

そのための国費ベースの予算。
3兆円規模の出産・子育て支援。

政府予算の資源配分を、
「高齢者から子どもへ大胆に移す」
当たり前だけれど、大胆な提言。

その「費用は現在世代で負担」と明記。

さらに「年齢、性別に関わらず働ける制度を構築」。
女性・高齢者の労働参加も進める。

そのためにひとつは、
「出産・育児と仕事を両立させる」。
もうひとつは、
「働く高齢者を後押しする」。

さらによく批判される労働力統計で、
新しい指標を制定する。

具体的にはまず、
「新生産年齢人口」の定義を変える。
それは「20歳以上70歳未満」。

さらに産業構造の変更、大胆な規制改革。
これはお題目としてはずっと上がっていて、
総論賛成各論反対にばかりなっている。

三村日商会頭が会長だから、
「起業・廃業の新陳代謝で産業の若返りを進める」。

外国人は「移民政策」ではなく、
「外国人材を戦略的に受け入れる」。

諮問報告はいちいちもっともで、
斬新とは言えないかもしれないが、
確実にこれを達成してほしいものだ。

たとえ高齢者がもっと働こうとも、
高齢者への予算が子どもたちに回されようとも、
それに文句を言う者はいないはずだ。

立夏の日に春の季語とは、
季節はずれだが、
大好きな小林一茶の句。
雪とけて村いっぱいの子どもかな

2014年のこどもの日に、
そんな日本社会の到来を、
心から祈念したい。

ではみなさん、
連休は明日まで。
月曜日は、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年05月04日(日曜日)

ジジとみどりの日のみどり[日曜版2014vol18]

ジジです、
こんにちは。
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きょうは、
みどりの日です。
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みどりが、うつくしい。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
おうちでゆっくり。
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ソファにすわってる。
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ブラジリエ。
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おへやのなかも、
しずかです。
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スタンド。
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ひかりが、
すきとおっています。
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ガラスのなかにも、
しいさなみどり。
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キッチンにも。
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ひかり。
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ボク、おなかすいた。
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おいしい。
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そとも、
きもちいい。
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ベランダも。
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草花がひかりを、
あびている。
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花ひらいた。
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チューリップやパンジー。
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だから、
みどりの日です。
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新緑のみどり。
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空にはえるミドリ。
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茶畑のみどり。
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緑のなかでは、
ボクはちいさい。
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ほんとうにちいさい。
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みどりをみていると、
生きることがうれしくなる。
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深い緑と若い緑。
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みどりの日にふさわしい。
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ボクはしあわせ。
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緑にかこまれて。
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おとうさんも、
しあわせ。
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緑のなかにいて。

ボクたち、
しあわせです。
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ありがとう。
こころから。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

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