第13回米国ベーシック研修終了、帰国しました。

第13回商人舎US Basic Course研修会。
5泊7日のラスベガスでの勉強。
ずいぶん、いろいろと語ったけれど、
振り返ってみると、あっという間でした。
このブログですでに2回書いた話。
むかし、昔。その昔。
太陽と月と雲が、
一緒に旅をした。
宿に泊まって、朝、
雲が目覚めてみると、
太陽と月はすでに、
出発していた。
雲はしみじみと、言った。
「月日のたつのは、早いものだ」
宿の主人が、雲に聞いた。
「お客さんはいつ、ご出発で‽」
雲は答えた。
「私は、夕立です」
私たちは午前3時半にホテルロビーに集合して、
バスに乗り込んだ。
バスの中で最後の講義。
「イノベーションとは、
顧客にとっての価値の創造である」
「それは科学的・技術的重要度ではなく、
顧客への貢献によって評価される」
だから、
「イノベーションの必要性を最も強調すべきは、
技術変化が劇的でない事業においてである」
小売業、製造業、卸売業の現場こそ、
小さなイノベーションが貴重なものとなる。
最後のメッセージは、
「自ら、変われ!」
自分が変わらねば、
仲間を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
職場を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
店を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
会社を変えることは出来ない。
私自身の実感だ。
商業界から商人舎へと変わって、
ほんとうに良かった。
それまでの仕事を一切止めて、
まったく新しいことを始めた。
自ら、変われ!
それは誰にも可能なことだ。
「キューティー」こと上松磨代さんとお別れ。
㈱ユーラス生鮮部部長の持田将さんは、
この後シアトルに向かう。
アメリカンチェリーの買い付け。
頑張ってほしい。
最後の写真指導。
スマイルをお願いした。
ラスベガスでは「Money!」と言う。
ネバダ大学のライト教授から教わった。
出発ゲートの「Las Vegas」のネオン。
上空から見るとやはり砂漠だ。
40分ほどでカリフォルニア。
緑が見えてくる。
そして大ロサンゼルス。
「大」をつけてふさわしいのは、
「大ロンドン」とこの「大ロサンゼルス」だ。
ニューヨークにもパリにも「大」は似合わない。
フリーウェイが走る。
そしてロサンゼルス国際空港。
東京からラスベガスへの直行便がない。
だから行きはサンフランシスコ経由、
帰りはロサンゼルス経由。
降り立ったゲートの隣が出発ゲート。
そこで最後の説明。
JTBきっての「カリスマ佐藤」
私のツアーには必ず同行してくれる。
ゲート前で大阪屋ショップのお二人。
私の隣から荒井雄太さんと清水英之さん。
すぐに太平洋上空だが、
15分ほどで再びアメリカ大陸が見える。
今回はパソコンは開かず、
映画を見て、食事をして、眠った。
よほど疲れたのか。
11時間後に犬吠埼が見えた。
日本も夏だ。
積乱雲。
そしてランディング。
このユナイテッド機にお世話になった。
バッゲージクレイムまで歩く。
アメリカもクレンリネスにはうるさいが、
日本の清潔感は世界でも飛びぬけている。
誇らしいと思った。
荷物を受け取った人から、
ばらばらに解散。
お別れの握手をした。
仕事に戻ってからの成果を期待したい。
そのために「自ら、変われ!」
最後にマリンタワーが見えた。
1961年に建設、開館した。
高さ106m。
私は開館の年、小学生。
歩いて展望台まで登った。
帰ってきました。
お疲れ様、
ありがとう。
月日が経つのは早いけれど、
自ら変わることは、
気持ちがいい。
お願いします。
みんな、頑張って。
〈結城義晴〉
4 件のコメント
お疲れ様でした。
私がアメリカ流通視察をしていた頃はロサンゼルスでしたが、今はラスベガスがおすすめなのですね。
いつか足を運んでみたいです。
私も40数年前はロサンゼルスが必須でした。
ところがオレンジ郡も含めて、
開発しつくされてもうロスは飽和です。
だから新しい施設や店舗が登場してきません。
再開発かリニューアル。
ラスベガスは人口も増えているし、
周辺の山側に街が広がっていて、
そこに新しいショッピングセンターや、
斬新なストアフォーマットが登場します。
だから新しい動きを視察、勉強するには最適です。
他のエリアにもそういった地区はあります。
代表的なのはテキサス州のダラス周辺です。
それからニューヨークの隣のニュージャージーにも、
そんなエリアがあります。
だから商人舎の秋の「スペシャルコース」は、
ダラス・ニューヨークにしています。
お疲れ様でした。
非常に内容の濃い研修だった事と思います。
私もまた先生の講義をアメリカで受けさせて頂きたいのでそれに向けて頑張っています。
それが今の目標です!
田邊さん、その具体的な目標は達成されるでしょう。
精進してください。