結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年05月04日(日曜日)

ヘレン・ケラーの「森の散歩」と「心で感じる人」

みどりの日。

横浜の伊勢山皇大神宮。IMG_2436 (002)

明治3年(1870年)創建。
寒村だった横浜が貿易の街として、
急速に発展した。

その横浜に神社が必要になった。

そこで伊勢の森の山上の神明社を、
野毛山に遷座して、
横浜の総鎮守とした。

それが由来。

手水。IMG_2430 (002)

本殿。
天照大神を祀る。
IMG_2427 (002)

茅葺の神明造(しんめいづくり)。IMG_2428 (002)

何か祝い事があると、
私はこの伊勢山に来る。IMG_2429 (002)

孫娘が七五三を迎えた。
昨年11月は息子一家が、
そろってインフルエンザにかかった。

そこで半年後に七五三を祝うことにした。

日本国憲法が11月3日に公布され、
半年後の翌年5月3日に施行されたのと同じ。

はじめて晴れ着を着せてもらって、
はじめて口紅をぬってもらって、
嬉しそうにしていた。
IMG_2385 (002)

さて、毎日新聞「余録」

「見える人は何も見ず、
聞こえる人は何も聞いていない」

ヘレン・ケラーの言葉。
(1880~1968年)
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米国南部アラバマ州に生まれ、
1歳7カ月で原因不明の高熱に襲われた。

以降、光や音と隔絶された世界を生きていく。

7歳でアン・サリバン先生と出会う。
視覚と聴覚を失いながら読み書きを学び、
障害者教育や平和運動に取り組んだ。

52歳で書いたエッセーのエピソード。

親友が森の中を1時間かけて散歩してきた。
「何を見たの?」とケラーは聞いた。
答えは「特には何も」

ケラーは記している。
自分が森を歩くなら、
こうするだろう。

「触れるだけで何百もの
興味深いものを見つける。
白樺(しらかば)の滑らかな肌や、
松の粗い樹皮を愛情込めてなでる」

生涯に日本を含む約40カ国を訪れた。
それほど多忙であっても、
自然を愛する気持ちを忘れなかった。

ケラーは目が見えたなら、
その初日にやることとして、
「森の散歩」を挙げている。

「自然の美しさに目を奪われ、
土と寄り添って暮らす人々の
穏やかな姿を見る」

「そして、夕焼けの輝きに向かって
祈るだろう」

日本の森林面積は陸地の3分の2を占める。
緑豊かな国土。

コラムニスト。
「現代人は日ごろ、スマートフォンに
気を取られ過ぎていないか」

以て自戒とすべし。

ケラーは言っている。
「最も美しいものは、
心で感じなければなりません」

孫娘に、
森の散歩を教えよう。

そして、
心で感じる人になってほしいと伝えよう。

〈結城義晴〉

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