結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年10月10日(金曜日)

月刊『商人舎』10月号発刊!! ラスベガスのロウリーズとOショー

10月10日。
かつては体育の日。

このところ現地時間で、
毎日更新宣言ブログを書いている。
本日、月刊『商人舎』10月号発刊。

特集
2014年末商戦「営業〈マーケティング〉企画」
もう、これまでの販促企画書は捨てよう!

Cover Message。

販促企画は同質化している。
商品がコモディティ化しているだけではない。
売場づくりが真似ばかりになっているだけでもない。
顧客への提案そのものが、同質化している。

それは小売流通サービス業にとって死活問題だ。
知識商人にとっては、存在意義の喪失を意味する。

差異性がなくなれば、規模の大きな企業が勝つ。
店数の多いチェーンが勝利する。

そして顧客は、
規模だけ、店数だけの小売業・サービス業を
求めてはいない。

だから2014年末商戦では、
これまでの「販促企画書」を捨てよう。
尖った「営業企画」を生み出そう。

組織の総力を挙げて、マーケティングしよう。

商品部も店舗運営部も販促部も、
全員がその気になる、
「マーケティング営業企画」をつくろう。

それこそが、
アウトスタンディングなポジショニング戦略である。

商人舎magazineの
マンスリー商人舎
も、
10月号バージョンです。
当然ながら。

趣旨は、
本質的なマーケティングを、
営業に取り入れ、
活用しようということ。

よろしくお願いします。

今回は刷り上がったばかりの雑誌を、
手にすることができない。

それが残念。

なんだか1号分、損した気分。

さて、日経新聞に、
「小売り、回復もたつき」の記事。

見出しに「小売り」とついていると、
黙ってはいられない。

「増税後に落ち込んだ消費の回復が遅れ、
主要小売業の収益を圧迫している」。

ほぼ出そろった2014年上半期決算。

スーパーマーケットに関しては、
デイリー商人舎で分析している。

日経の記事は、
2月期決算の小売業の8割の77社。

経常減益の企業が46社。
全体の約6割。

増税直前の駆け込み需要で、
第1四半期は、
減益企業が32社の4割。

第2四半期は、それが6割で逆転。

当初の見通しは、
「6月ごろから持ち直すとの見方」。

セブン&アイ・ホールディングスは、
上期最高益。
しかし第2四半期は1%減。
第1四半期は5%増。

「消費は刺激しないと動かない」
セブン&アイ社長の村田紀敏さん。

刺激して動かす――
これこそマーケティングだ。

今月の月刊「商人舎』の趣旨と同じ。

さて昨夜のラスベガス。
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ホテル・モンテカルロ。
ブルーマンのショーをやっている。

私たちはロウリーズへ。
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マルト社長の安島浩さんが、
自ら、みんなの面倒を見る。
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そのみんなの、嬉しそうな顔。
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乾杯の音頭。
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そして今日のワインの解説。
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まず、サラダ。
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アイス・ボウルに乗せて、
和えてくれる。
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そして出ました。
ローストビーフ。
プライムリブ。
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シェフがカットしてくれる。

これです。
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ミディアムレア。

あっという間に食べ終わって、
締めの挨拶。
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心より、満足。

次はホテル・ベラージオ。
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Oshow。
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フランス語で水。
eauで「オー」と発音する。
それをアメリカでは「O」と表現する。

つまり水のサーカス・ショー。
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ショップの陳列。
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真っ赤な幕。
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天井はパリ・オペラ座の、
シャガールのよう。
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会場は赤と青。
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イントロダクションは、
ふたりのピエロのパフォーマンス。
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最後まで、
彼らが狂言回しの役を演ずる。
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そして、はじまりはじまり。
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感動した。

何度見ても、感動する。

考えてみると、
世界中にサーカスがあった。

日本では木下サーカス。

しかしこれらは小売業に例えると、
「業態」だった。

サーカスという業態。

シルク・ド・ソレイユは、
それをフォーマットにした。

フォーマットにするために、
ユニークな芸術性が存分に加味され、
模倣困難なポジショニングが出来上がった。

ホールフーズやトレーダー・ジョーは、
そんなシルク・ド・ソレイユの小売版だ。

稀少性と模倣困難性。
ジェイ・バーニーが説く。

それを目指さねば、
人々を感動させることはできない。

最後の夜は、
深々と更けて行った。

そして朝。
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ラスベガス国際空港まで、
バスの中で最終講義。

そしてチェックイン。
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ゲートまで歩く。

マーシャルズが、
まもなくオープンする。
オフ・プライス・ストア。
絶好調。
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ベストバイは、
エクスプレスの自販機で、
小銭稼ぎ。
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ラスベガスともお別れ。
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ゲート脇で、真剣な顔。
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㈱マルト代表取締役社長・安島浩。
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将棋名人戦、
長考中の九段といったところか。

みんなはリラックス。
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あ~あ、おわった。
あっという間に終わった。
でも、帰れる。

乗り込んで、眼下に、
ラスベガス渓谷。
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山裾に向かって、
まだまだ新興住宅が開発され続けている。

そして山肌。
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時々、グリーン実験が見える。
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1時間でベイエリア。
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隣りを飛行体。
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ランディングして、
サンフランシスコ国際空港。

みんなとお別れ。
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いい旅だった。

1年間、頑張れ。
自ら、変われ。

1%のイノベーションを起こせ。

また、一緒に学ぼう。

このジェット機に乗って、
帰っていった。
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私は一人、
見送った。

〈結城義晴〉

[追伸]
昨日のクイズ。
回答は鏡に映った写真でした。

2014年10月09日(木曜日)

ウォルマート「Rollbackクイズ」の意外な結末とベガス研修最終日

明日の10月10日。
商人舎公式サイトをリニューアル。

まず、新サーバに移行。
画面の読み込みが高速化。

デザインはシンプルに。

不具合はご容赦。
朝の8時から9時。

よろしく。

さて昨日のこのブログのクイズ
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「この写真の間違いを探してください」

フェイスブックでもブログでも、
すぐに回答をお寄せいただき、
心から感謝。

正解、多数?

ウォルマートは、
エブリデーロープライスを前提に
営業体制を敷いています。

同じ商品は1年間、
ほぼ特売のような価格で、
売価を変えずに売り続けること。

この売り方が一番、生産性が高まる。

しかしそれだけでは、
生産性は高いが、
どうしても全体の売上げが下がる。

そこでベンダーの協力を得て、
エブリデーロープライスから、
さらにディスカウントする。

エブリデーロープライスの中の、
ハイ&ロー。

もともと廉価なのに、
さらに価格を下げるから、
「RollBack」と称する。
ニュアンスは、
「強制的な価格引き下げ」といった感じ。

そしてこのRollback販売の際、
トップパネルやPOPでは、
もとの売価を、
右サイドのオレンジ色のスペースに、
やや小さく表示する。

それが「Was $3.89」などと表記される。

WasはIsの過去形。

It was $3.98.
略して Was $398

つまり、この商品は、
「3ドル98セント」だった。

そして真ん中にでかでかと、
下げた売価を自慢げに記す。

$298

それがこのトップパネルは、
Was $398

$398

過去は3ドル98セント、
現在は3ドル98セント。

これが、間違い。

こういったことを、
答えてくれた人が、
一応、正解です。

しかし、しかし。

フェイスブックで、
エバラ食品工業社長の宮崎遵さんが答えてくれた。
「100円の商品を
本日なんと、
大特価の100円で!」

座布団二枚差し上げたが、
それは類稀なるユーモア。

しかしこの宮崎さんのメッセージを見て、
私は再度、考えた。

ウォルマートなら、
そんなユーモア、
やるかも知れない。

宮崎説が真相かも知れない。

今一度、写真を見た。

そうすると、
プライスマッチングの文句が、
オレンジ色のスペースの下に入っている。
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Find a lower advertised price?
We’ll match it.

これはウォルマートの、
「プライスマッチング政策」の常套句。

他のチェーンが、
我々より安い価格を広告していたら、
それを探してください。
その価格に合わせます。

これは顧客の申告制。
申告してきた顧客には、
「合わせますよ」ということ。

では、通常のRollbackのPOPは、
どうなっているか。

こうなっている。
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プライスマッチングの文句がない。

そうすると、こんな予測ができる。

Rollbackと謳っておいて、
POPでは売価が安くなっていない。

申告してきてください。
Rollbackしますよ!!

いかがだろう。

宮崎遵さん並みのユーモア。
それを販促にした。

店舗奥主通路の一番目立つエンド。
気がついた顧客だけがニンマリして、
Rollbackしてもらう。

私の推理、
いかが?

しかしこの推理が当たっていれば、
「間違いはなかった」ということになる。

さて、デイリー商人舎で、
ファーストリテイリングの決算ニュース。
アメリカのGAPは越えられなかったが、
日本の三越伊勢丹を抜いた。

日本小売業第4位。

私には、感慨深い。
さてさてラスベガス3日目。
実質的な最終日。

終わりはすぐにやって来る。

朝、MGMホテルに移動。
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会議室で、セミナー。
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まず団長の栄島一雄さんが、
ここまでのまとめ。
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それから私の講義。
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これまでずっと、
アメリカの小売業を学んできて、
それらを位置づけ、
ポジショニング戦略とフォーマット戦略を、
わかりやすく解説。
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かなり高度な理論を、
しっかり理解してもらった。

セミナーが終わったら、
最後の視察。

まず、ダラーゼネラル・マーケット。
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1万店のダラーストアが、
スーパーマーケットをコンバインして、
新しいフォーマットにチャレンジ。
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ダラー・ゼネラルを、
最も恐れているのがウォルマート。
その王者につきつけた刃。

次はアルバートソン。
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ポジショニングのど真ん中のはかなさを、
しっかり確認。

この売場。
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きれいだけれど、
何も感じない。

そしていまどき、
まだ柵を設けた店。
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しかもフード&ドラッグではないから、
隣接してCVSファーマシー。
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セーフウェイとアルバートソンは、
統合させられる。

規模はさらに大きくなるが、
深刻さはさらに深まる。

その対極にあるのが、
ホールフーズ。
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最新のショッピングセンター。
ライフスタイルセンターの、
タウンセンター。

その核店舗がホールフーズ。

アルバートソンと比較して、
時代の激変を確認。

その後、アウトレットモール。
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ラスベガスの、
プレミアムアウトレット・ノース。
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大盛況。

私はNikeとEcco。
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ふらっと寄ったら、
衝動買い。
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それをさせる何かが、
この店にはある。
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最後に、今日も、
やさしいクイズ。

上の写真、何か変です。
当ててください。

やさしすぎて、恥ずかしい。

〈結城義晴〉

2014年10月08日(水曜日)

[商人舎サイトリニューアル]とラスベガス10店駆け巡りのクイズ

はじめに、
【商人舎からのお知らせ】。
10月10日に、
この商人舎公式サイトを、
新サーバに移行します。

読者の皆様には、
これまでよりも、
画面の読み込みが速くなります。

デザインもちょっとだけ刷新して、
読みやすいサイトになります。

朝8時から9時の間に移行する予定です。
とくに問題は生じないと思いますが、
万一、不具合がありましたらご連絡ください。
宜しくお願いします。

しかし、何度目のリニューアルでしょう。
最初にサイトをつくったのが、
2007年9月9日9時9分9秒。

それから7年が経過しますが、
10月10日のゾロメの日に、
リニューアルすることにしました。
しかし常に、
新しくて、
便利で、
シンプルに。

イノベーションを、
志向しなければならないと思う。

さてノーベル物理学賞受賞のニュースで、
日本はもちきり。

昨日のこのブログで書いたように、
三つの研究領域があるが、
政府は産業応用に直結する研究を、
重視する姿勢を鮮明にし始めた。

地味な基礎的な研究を育てるよりも、
即、成果が上がりやすい分野で、
大型プロジェクトを組む。

しかしこれも行き過ぎはいただけない。

基礎研究と、
応用研究、
実用化研究の三つが、
いずれも必要だ。

それに研究者にも、
好き嫌いや得意不得意がある。
問題はそれらの連携やマッチング、
そのスピードだと思う。

さてラスベガス二日目。
朝一番で、
ホテルモンテカルロの前で、
マルト研修団全員写真
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この旅も折り返し点。
元気いっぱい。

10店舗を駆け巡った。
まず、ウォルマート。
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アソシエーツ4人が、
インショップのマクドナルドで、
ブレークファスト。
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ユニホームの背中のマーク4つ、
マクドナルドのMマークも4つ。

プレゼンテーションも、
迫力満点。
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ここではインタビュー。
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二人のアシスタント・マネジャー。
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ジョッシュさん(右)とシンディさん。

ウォルマートという会社の良さ。
「オープンドアであること」。
つまり風通しがいいということ。

大切にしていること。
「スマイリング、グリーティング」。
微笑みと挨拶。

いいねえ。

店内のプレゼンテーション。
「店ごとに、自分たちで決めて、
自分たちで実行する」

ウォルマートはその意味で、
個店対応だ。

しかし価格はディストリクトごとに、
本部が決める。

団長の栄島一雄さんから、
お礼のプレゼント。
㈱マルト生鮮本部副本部長。
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そしてみんなで、
満足の写真。
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次は、スーパーマーケットの両雄。
まずクローガーグループのスミス。
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実によろしい。
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ウォルマートと55%の店舗が、
直接競合する。
しかし43四半期連続既存店増収。

そのウォルマートとの違いは、
「買い物環境」にフォーカスした4つのスローガン。
1.クリーンな店舗
2.スピーディなレジ
3.良くトレーニングされてお客の役に立つ店員
4.良いアソートメント

原則的なことばかり。

それがいい。

クローガーのライバルはセーフウェイ。
そのネバダ州のバナーはボンズ。
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今年3月に投資ファンドのサーベラスに買収され、
アルバートソンと統合させられる。

それもあって、
店は死んでいる。
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床はピカピカ、売り場は綺麗。
しかし顧客はいない。

ハロウィンの飾りつけが、
虚しくなる。

一方、スーパーマーケットの元気組。
トレーダー・ジョー
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店頭から、
ハロウィンの飾りつけで、
お出迎え。
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店に入ると、
浅野秀二先生が、
HELMSの首飾りを借りて、
おどけてみせる。
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ここでもインタビュー。
まずブランドン店長に花束プレゼント。
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プレゼンターとハグ。
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それからインタビュー。
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「我々に競争相手はいない。
9割ほどがプライベートブランドで、
だから他とは違う独自の商品を販売している」。

まさにブルーオーシャン戦略。
ジャン・キムとレネ・モボリュニュの主張そのもの。

そしてホスピタリティ。

バスの中まで来て、
くじ引きをしてプレゼントをくれた。
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キャプテン・ブランドンと握手。
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一方、ホールフーズ。
こちらはこの1年、
店舗改装を試みた。
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インタビューは、
ステファニーさん。
マーケティング・チームのシェフ。
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チーム・マネジメントの実際を話してくれた。

そしてここでも花束のプレゼントと、
プレゼンターとのハグ。
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ぎこちない。

そして全員写真。
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さらにスプラウツ・ファーマーズマーケット。
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昨年8月に株式上場して、
今、絶好調。

オーガニック商品20%引きセールを展開。
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オーガニックや健康・環境に対応する、
新しいフォーマットの企業三者三様。

これをスーパーマーケットから、
除外してはならない。

この3社こそ、
スーパーマーケットのポジショニング競争の、
花形企業だ。

一方、ディスカウント・スーパーマーケットも、
新しいフォーマットを確立している。

まずウィンコ・フーズ。
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安くてきれい、
安くて親切、
安くて良い。

それが実現した。
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価格比較の挑戦的なPOP。
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ウォルマートやクローガーに、
正面攻撃。

しかしアクション・アレーの島陳列は、
ウォルマートの真似をし始めた。
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それもよし。

ディスカウント・スーパーマーケットといえば、
ウォルマートのネイバーフッドマーケット。
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リーマンショック以降、
こちらも絶好調。
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社会不安が訪れると、
ウォルマートは顧客の支持を得る。

そしてこのスーパーマーケットを、
主力フォーマットとして開発していく。

見事なエンド。
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しかしこれは間違い。
現場の手違いだ。
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ここで〈クイズ〉。
「どこが間違っているのか?」

回答は明日のこのブログで。

わかる人には、一目でわかる。
考えてください。

それからトータル・ワイン。
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入口近くのガラスケースに、
「スクリーミング・イーグル」。
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世界中のワインコレクター垂涎の的、
カリフォルニア・ナパバレーのカルトワイン。
1992年のヴィンテージには、
50万ドルの値がついた。

年間生産数6000本の逸品。

この店こそ、
アメリカの専門店。
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最後に総合店、コストコ。
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相変わらず大繁盛。
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いずれも個性豊かな、
尖った店ばかり。

新しいフォーマットの開発競争。

古い「業態発想」はもう完全に駄目だが、
ボンズのように自らのポジショニングが、
曖昧な存在も、アメリカでは、
「死んだ店」となる。

恐ろしい。

それにしても、クイズ。
考えてください。

投稿も歓迎します。

〈結城義晴〉

2014年10月07日(火曜日)

ノーベル物理学賞の研究ジャンルを整理しサンフランからベガスへ

おめでたい話。

ノーベル物理学賞を
日本の学者が受賞。

赤崎勇・名城大学終身教授、
天野浩・名古屋大学教授、
中村修二・カリフォルニア大学教授。

赤崎・天野両教授は、
窒化ガリウムを使った半導体結晶の加工技術を確立。
小売サービス業もお世話になっている
青色発光ダイオード(LED)、
さらに青色半導体レーザーなどの開発に成功。

中村教授はそれらの量産技術を開発、
世界で初めて製品化。

授賞理由は、
「明るく省エネルギーの白色光源を可能にした
効率的な青色LEDの発明」。

赤崎教授は松下電器産業出身。

中村教授は日亜化学工業の技術者だった。
青色LED製法特許の譲渡に対する対価を、
日亜化学工業に求める裁判を起こした。
これは「技術者の反乱」と呼ばれた。

研究には三つのジャンルがある。
第1が基礎研究、
第2が応用研究、
そして第3が実用化研究。

赤崎・天野教授は応用研究、
中村教授は実用化研究。

どちらも実務者が成し遂げて、
ノーベル物理学賞。

すばらしい。

私がアメリカ視察などで教授することは、
実用化研究のジャンルだと
思われているかもしれない。

しかし小売サービス業に関して、
基礎研究の分野にも言及し、
応用研究と実用化研究の最先端を解説する。

さて、サンフランシスコの3日目。
朝からセミナー。
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今回はいわき市のマルトの社員研修。
若い人も多い。
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だからわかりやすく、
丁寧に経営思想から入る。
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そして鳥の目、魚の目で、
全体像を描き出す。

このあと、基礎研究から、
最新実用化研究分野まで、
ラスベガスで展開することになる。

講義が終わると、
バスに乗って、
バークレーボウルへ。
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2店舗、年商120億円、
インディペンデントスーパーマーケット。
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この激しい競争が展開されるアメリカで、
マーケット・ニッチャーの代表選手。
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野菜・果物は、
アメリカ第一、
いや世界一。
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三つの卸売市場から商品を仕入れているが、
それ以外からも珍しい商品が次々に、
開発されてこの店に入る。

精肉・鮮魚、乳製品、リカー、
そしてグロサリー、惣菜デリ。

フルラインのスーパーマーケットだが、
青果部門がダントツに強くて、
全体の3割の売上高。

加工食品のエンドの一つは、
伊藤園の商品だけで構成されていた。
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バックヤードも視察させてくれた。
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2階には惣菜のキッチンがある。
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伸び率ナンバー1の部門だ。

視察が終わると、
向かいの棟の2階の会議室で、
おもてなしを受けた。
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この会社のオーナーは、
グレン・ヤスダさんとダイアン・ヤスダさんの御夫妻。
そのダイアンさんがレクチャーしてくれた。
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カスタマーを第一に考え、
青果部門を最大の武器にする。
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マーケット・ニッチャーのポリシーが、
よく表れたスピーチだった。

ニッチャーは隙間狙いの姑息な企業ではない。
その分野の第一人者。
しかし企業規模は大きくはない。
そんな存在だ。

そのあと、全員で写真。
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すぐさま、バスに乗り込んで、
空港へ。

途中で、サンフランシスコ港に、
空母ミッドウェイが停泊していた。

サンフランシスコ国際空港から、
ラスベガスに向けて飛び立つ。
20141007225215.JPG

旋回するとサンフランシスコ空港が見える。
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そしてベイエリアに別れを告げる。
20141007225256.JPG

シェラネバダ山脈。
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1時間ちょっとで、
ラスベガス渓谷。
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中心街ストリップが近づく。
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ああ、またやってきた。
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ラスベガスを未だに、
いかがわしい街だと
勘違いしている日本人は多い。

しかしいま、世界のコンベンションの街、
エンターテインメントの街、
そしてゲーミングとギャンブリングの街。
2000年から2010年の10年間で、
人口は35%も増えて、
郊外には高級住宅地が立ち並ぶ。

その街が渓谷の山側に、
どんどん広がっている。

だから流通の勉強に最適。

そうは言っても、
降り立つとスロットマシーン。
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ホテルに収まり、
すぐに集合して、
今日はコリアン・バーベキュー。
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二日間、ホテルのキッチンで、
アメリカの家庭食を楽しんだ。

だからラスベガスでも人気の韓国焼肉へ。
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みんな楽しんだ。

私はその後、一人で、
散策。

まず、ウォルグリーン。
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アメリカ最大のドラッグストア。

メインストリートを隔てた反対側に
CVSファーマシー。
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ウォルグリーンの永遠のライバル。
最近、CVSヘルスと社名を変えた。

それからロス。
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オフ・プライスストアの二番手。

この店は、
「ロス・ベガス」と洒落てみせた。
20141007225654.JPG

さらにハワイのコンビニABCストア。
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ラスベガスでこそ、
お土産屋とコンビニのコンバインは、
有効なフォーマット戦略となる。

最後にモンテ・カルロホテル。
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今回の宿泊地。
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おつかれさま。

ちょっと風邪気味だったが、
旅をしながら、治す。

それに成功。

頑張ります。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年10月06日(月曜日)

マルト米国研修のリッジ・ヴィンヤーズとアラメダSC

Everybody! Good Monday!
[2014vol39]

2014年も第40週、
10月第2週に入りました。

私はサンフランシスコ。
日本では大型で強い台風18号来襲。

今朝、静岡県の浜松市付近に上陸。
関東や東北をかすめ、
各地に大雨を降らせた。

土砂崩れで行方不明者が出た。
沖縄では米兵、神奈川では子供が、
高波にさらわれた。

台風の影響で全国で1人が死亡、
5人が行方不明、
53人がけが。

各地で避難勧告や避難準備勧告が発せられた。
迅速な行政の対応は、
先般の広島土砂崩れ災害の教訓。

台風は東北の沖合で温帯低気圧に変わった。
今年は自然被害が多い。

台風一過で、
横浜では27度。
明日からは、
ここサンフランシスコ同様の晴天が続く。

御嶽山の行方不明者の捜索も、
早く再開してほしいと願うばかり。

さて、似鳥昭雄さんが日経新聞にコメント。
ニトリホールディングス社長。

「消費増税以降、流通業界は
大手でも没落しかねない環境だ。
消費者が足を運びやすい立地に店を持ち、
嗜好の変化を機敏に捉えた商品を
開発している企業だけが勝ち残る」

ニトリは消費増税後に、
既存店の売上高が落ち込んだ。
しかし5カ月後の8月には前年並みに回復。

ここのところ、円安もあって、
開発輸入には追い風。

さらにソファやマットレスのプライベートブランドが好調。

記事では「さらに自社生産する商品の幅を広げたい」。
カテゴリーを増やして、
プライベートブランド比率を上げる腹積もりだ。

ホームセンターではないホームファッションストア。
そのニトリがもうすぐDCMホールディングスを捉える。
こちらがホームセンター業界トップ。

似て非なるものに、勝機がある。

アメリカでは、ホームセンターは、
複占状態。

ホームデポとロウズ。
そこにベッド・バス&ビヨンドがくい込む。

日本はアメリカで言えば、
ベッド・バスがまもなくホームデポを、
抜いてしまいそうだという状況。

そのアメリカ・サンフランシスコ。

朝から北へ向かう。

ソノマ郡リットン・スプリングス。
リッジ・ヴィンヤーズ。
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マルト・アメリカ視察研修会のメンバー、
随分アメリカに慣れてきた。
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カリフォルニアの代表的名門ワイナリー。
周辺はぶどう畑。
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ワイナリーの周りは、
実に光豊か。
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この土壌、この気候で、
ワイン用のブドウが育つ。
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その品種はジンファンデル。

日差しは強い。
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リッジ・ヴィンヤーズは、
1986年に大塚製薬株式会社が取得。
その大塚食品から立花峰夫さんが、
わざわざカリフォルニアまで出張してくれた。
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立花さんはワイン部シニアマネジャー。
20141007052030.jpg
リッジの名声は米国内だけでなく、
ヨーロッパにも響き渡る。
つまり世界最高峰のワインを、
実に安定的に産み出す醸造所。

今やフランスのボルドーやブルゴーニュをも、
凌ぐ評価を浴びている。

ワインづくりは、伝統的な手法を重視。
ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において、
極力自然なプロセスを優先するというもの。
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説明してくれたのが、黒川信治さん。
大塚食品リッジ・ヴィンヤーズ取締役。
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天才醸造家のポール・ドレーパーが、
40年以上にわたって、
バランスに優れ、長い寿命を持つワインを、
つくり続けてきた。

その醸造のポリシーとプロセスを、
黒川さんは丁寧に説明してくれた。
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リッジはワインのほとんどに、
単一畑名が冠されている。

同時に大塚食品らしい近代化が取り入れられ、
設備もユニーク。
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天井にはソーラーシステムが設えられている。
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樽で寝かせる。
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その樽はアメリカンオークを使用。
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樽のメーカーはカントン。
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樽での熟成の説明を受け、
質疑応答。
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醸造過程のレクチャーが終わると、
テイスティング。
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外の光は眩しい。
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ワイングラスに、
2012年の最新製品を注いでもらう。
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そして試飲。
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さらに2014年に収穫されたブドウを、
ワインにして熟成する前のものを試飲。

ヌーボーのようなもの。
これも意外に美味しかった。

黒川さんを囲んで、
マルト社長の安島浩さんと写真。
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そのリッジのラインナップ。
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マルトは、日本で唯一、
リッジをフルラインでアソートメントする。

リッジが手がける品種は、
アメリカを象徴する黒ブドウのジンファンデル、
それからカベルネ・ソーヴィニョン、
ボルドー原産の黒ブドウ数種、
そして白ワインの女王シャルドネなど。

ワイナリーは実はこのソノマ郡のほか、
サンフランシスコ南の、
シリコン・ヴァレー近くのサンタ・クルーズ山脈の中にある。

安島さんはマグナムボトルを始め、
大量のお買い上げ。
20141007063344.jpg

私も買いたかったが、
このあと全米を旅する身、
購入を控えた。

しかしリッジのワインが生まれる、
この土地の印象は実に深かった。
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ワイナリーを辞して、
向かったのは近くのレストラン。
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店の前にトラックが止まっていた。
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そこで写真。
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今回は裏庭の屋外でランチ。
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もちろんリッジのワイン。
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スパークリングワインから始めて、
白ワインと赤ワイン。

挨拶は安島さん。
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揃って、乾杯。
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こちらも乾杯。
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屋外の陽光に打たれつつ、
フランス料理とカリフォルニアワインの最高峰。

食事が終わって、
ほろ酔い気分で写真。
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バスに乗って、サンフランに帰る。
ほぼ全員がぐっすり寝込んだ。

私も講義をせずに、
つかの間のまどろみ。

気がつくと、
サンフランシスコが見えてきた。
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そしてゴールデンゲートブリッジ。
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束の間、下車して、
強風の中、記念写真。
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さらにフィッシャーマンズワーフへ。
ピア39。
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アルカトラズが拝めた。
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そしてここから車中講義をしながら、
アラメダショッピングセンターへ。

そのセーフウェイ。
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全米有数の店舗。
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日曜日の夕方で、
流石に繁盛していた。
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そして隣り合って、
補完関係にあるトレーダー・ジョーへ。
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こちらはもう大繁盛。
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ハロウィンのエンド。
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こちらは店の入口のエンド。
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セーフウェイとトレーダー・ジョーで、
今夜のディナーの食材購入。

二日続けて、
キッチン付きホテルで試食。

これが実にいい。

アラメダショッピングセンターでは、
ダイソーも視察。
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ハロウィン商材など、
積極的にアメリカナイズした品揃え。
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ホテルに帰って、
今夜もまた、
食材試食会。
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今夜はカベルネ・ソーヴィニオンの試飲もした。
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トレーダー・ジョーのプライベートブランド。
左がチャールズショー。
右がリザーブ。

さらにリッジのカベルネも、
比較のために試飲。

やはり、リッジが優位。

みんな、満足そう。
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考えてみると、
リッジ・ワイナリーで試飲してから、
ワインづくし。

12時間もワインを飲み続けた気分だった。
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お疲れ様、
でも実によかった。

では、みなさん、
Good Monday!

(結城義晴〉

2014年10月05日(日曜日)

ジジとお父さんのアメリカ出発[日曜版2014vol41]

ジジです。
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ユウキヨシハルのおとうさん、
いません。
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また、空のうえ。
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ナリタ空港から、
とびたった。
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アメリカへ。
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すぐに雲のうえ。
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あつい雲におおわれていました。
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そして、雲のうえでも、
日がしずむ。
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8時間くらいのフライト。
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アメリカのメインランド。
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日がのぼる。
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ベイエリアがみえてきた。
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でかけるまえに、
おとうさんはあそんでくれた。
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ちょっとだけだけれど。
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そして、でかけていった。
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サンフランシスコの街。
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ベイブリッジとベイエリア。
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またブリッジ。
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そしてエアポート。
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つきます。
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ついたら、
バスにのって、
バカビルへ。
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ナゲット・マーケット。
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ファンタスティック。
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うつくしいお店。
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フード4レス。
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安売りのお店。
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でも、こんなに、
うつくしい。

それから、
かならず、いきます。
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ウォルマート。
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ハロウィン。
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ここでも。
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かざりつけを、
していました。
20141005234717.jpg

キッズの売り場でも。
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そしてこんなに
ショッピング。
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それから、
このエリアのお店。
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レイリーズ。
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リニューアルしていました。
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お客さまをおむかえしながら。
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すごく、勉強になりました。
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お店をかえているときにも、
ハロウィンのプレゼンテーション。
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おとうさんたち、
まだまだお店にいった。
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ドレーガーズ。
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小川のあるショッピングセンター。
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高級スーパー。
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でも、土曜日の夕方なのに、
お客さんがいません。

それでもリサーチ。
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それから最後のお店へ。

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ホールフーズ。
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すばらしいプロデュース。
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お花がむかえてくれる。
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もちろん、ハロウィンも。
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ファサードでもハロウィン。
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こちらのお店は、
大繁盛。
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おいしいお肉を、
かいました。
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ドレーガーズはガラガラ。
ホールフーズはドキドキ・ワクワク。
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お月さまが、
それをみていました。
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ホテルは、
キッチンつき。
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みんなで、
クッキング。
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そして、ディナー。
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ながいながい一日。
おつかれさまでした。
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ありがとう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年10月04日(土曜日)

山男の歌と御嶽山の噴火、米欧の明暗とマルト米国研修出発

朝5時半までかかってしまった。
月刊『商人舎』の入稿作業。

最後の最後まで、
諦めずに、
より良い雑誌にする。

それが私の信条。

白々、夜が明けてくる中、
タクシーに乗って帰宅。

すぐにベッドに倒れ込んで、
仮眠。

3時間ほど眠って、
起きたらゆっくりと、
風呂に浸かる。

ふっと、鼻歌が出てきた。

むすめさん~よくき~けよ♬
やまおとこにゃほ~れ~るなよ~
つぎは、なんだっけ。

そうだ。

やまでふかれりゃよ~
わかご~けさんだよ~
やまでふかれりゃよ~
わかご~けさんだよ~♬

二番はどうだっけ?

やまおとこ~よくき~けよ
むすめさんにゃほ~れ~るなよ~♬

むすめごころはよ~
や~ま~のてんきよ~♬
むすめごころはよ~
や~ま~のてんきよ~♬

神保信雄作詞の「山男の歌」。
作曲者は不詳。
だからどこにでもある旋律。
しかし耳に残る。

熱い湯に浸かりながら、
疲れた体を癒し、
御嶽山の惨劇を思う。

風呂から上がって、
日経新聞と朝日新聞。

ちらっと見たら、
朝日の巻頭コラム『天声人語』。
「よく知られた「山男の歌」は途中、
♪春夏秋冬(はるなつあきふゆ)
山行く人の心はよ
山にあこがれよ
親しい友とよ
――とうたう歌詞もある」

おっと、かぶった。

「先週の土曜は秋山日和だった。
木曽路におおらかな裾野を引く名峰、
御嶽山の噴火から1週間になる」

「これまでの死亡確認は47人を数え、
災害史と山岳遭難史に太字で刻まれる、
痛ましいできごととなった」

「安否不明者はなお16人を数えるという」

コラムとしては極めて常識的で、
心打たれるものがないが、
私はひたすら、
亡くなられた方々のご冥福を、
祈りたい。

さて日経新聞は、
昨日の経済コラム『大機小機』。
コラムニスト横風氏。

「米国経済と欧州経済が
明暗を分けている」。

第2四半期の米国経済。
成長率は年率4.6%。
高成長を記録。

失業率は6%台。
こちらは低下して、
完全雇用に近づく。

「米連邦準備理事会(FRB)は
量的緩和を今月終える」。

一方、ヨーロッパ経済は、
悪戦苦闘。

イタリアはマイナス成長、
フランスもゼロ成長。
ドイツも4~6月はマイナス成長。

ユーロ圏全体もゼロ成長。

失業率は11%台、
若年層は20%を超えたまま。

デフレが忍び寄り、
欧州中央銀行は、
アメリカとは反対に、
量的緩和に追い込まれつつある。

欧米ともに、
リーマンショックの金融危機にあった。
その後の対応が明暗を分けた。

コラムニストは結論を持っている。
「バブル崩壊後のバランスシート調整の遅れ」。

金融に端を発する巨大危機の処方箋、
それはいつの時代も変わらない。
3段階を踏まねばならない。
(1)流動性の供給
(2)不良資産の処理
(3)成長力の底上げ

まず、欧米ともに、
(1)の「大量の流動性供給」でしのいだ。

(2)の段階で、
アメリカは大胆な不良債権処理を施した。
ところが寄り合い所帯のヨーロッパは、
「偽りの夜明け」を繰り返した。

しかしサマーズ元米財務長官は、
アメリカ経済の「長期停滞論」を打ち出している。
それが議論を呼んでいる。

つまりは(3)の成長力の底上げの問題点。

日本のアベノミクスも、
第三の矢に疑問符が付く。

ホップ・ステップ、そしてジャンプ。

第三段階こそが、
成果を確実なものにするし、
第三段階にこそ、
最も難しい壁があるのだ。

さて私はそんなアメリカに、
今日、発つ。

いつものように、
横浜港が見送ってくれた。
20141004144314.jpg

やがて荒川が見えてきた。
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成田空港第二ターミナル南ウィング。
着くとすぐにチェックイン。
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そして結団式。
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㈱マルトの去年に続く、
第2回目のアメリカ視察研修会

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ここでテキストをもとに、
出国前の講義。
20141004144429.jpg

米国スーパーマーケットの純利益は、
全社平均1.30%。

1ドルに対して、1.3セント。
100円に対して1円30銭。

1円の改革、
1円の節約、
1円の無駄の排除。

それが大切だ。

そしてマルトには、
このDNAが流れている。

東日本大震災で、
大きな被害を受けたいわき市。
マルトはそのいわき市民を守り続けた。

私は叫んだ。
「マルトは日本商業の誇りだ」
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そのマルトの研修会。
実りあるものにしたい。

全員で写真。
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そして社長の安島浩さんと、
固い握手。
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では、行ってきます。
あとは、よろしく。

〈結城義晴〉

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