結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2016年12月22日(木曜日)

NaturalHouse白川洋平さん・阪急Oasis千野和利さんに会った

冬とは思えない暖かさ。
今日は20度になった。

アメリカのミネソタ州。
ミネアポリスはマイナス30度。

現地の土井啓子さんが、
フェイスブックで報告してくれた。
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今日は朝から、東京・青山。

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自然食品専門店の草分け。
現在はオーガニック専門店。

1978年創業で、
30店の直営店を展開する。

私、30年以上も前に、
取材したことがある。

その現在の代表取締役社長、
白川洋平さん。DSCN9748.JPG-6

初めて会ったが、
すぐに意気投合。

長い付き合いをしましょう。

「商人は正人である」
私は故成瀬義一先生の、
有名な言葉を思い出した。

そのあと、車で新宿へ。

ハイアットリージェンシー東京。
ランチミーティング。

千野和利さん。
㈱阪急オアシス会長。
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ご一緒したのは、
㈱伊藤園副会長の江島祥仁さんと、
専務取締役の小林義雄さん。

ありがとうございました。

千野さんとは、大所高所から、
スーパーマーケット産業全体の展望、
H2Oリテイリングの関西構想、
阪急オアシスの新フォーマット、
そして企業連携と企業統合など、
ざっくばらんに語り合った。

私も随分と、
突っ込んだ意見を言った。

剣道五段の千野さんは、
現在も毎朝、
100本の素振りを欠かさない。

それだけに体力、気力は充実。

1949年生まれの67歳。

私はどんなことも、
当該の中心人物に直接、
話を聞くことにしている。

それは当事者が一番よく、
そのことを考えているし、
そのことを知っているからだ。

自分の目で見る。
自分の耳で聞く。
そして、
自分の頭で考える。

千野さんもその面では、
私の同志。

来年早々、
アメリカからヨーロッパまで、
研究の旅に出て、
新しいフォーマットに取り組むそうだ。

さて日経オンライン経営者ブログ。
高原豪久さん、
ユニ・チャーム社長。

タイトルは、
「12月に思う経営の在り方」

話は次期大統領ドナルド・トランプから、
第35代ジョン・F・ケネディ、
第26代セオドア・ル―ズベルトへと進む。
そのルーズベルトは、
赤穂浪士を礼賛していた。

ルーズベルトは、
英訳“CHUSHIN-GURA”を愛読した。

一般に評価されるのは、
大石内蔵助のリーダーシップだ。

しかしルーズベルトは、
「四十七人の義士」の
「義士たるところ」に共感した。

高原さんはそう、推測する。

この時代、武士は、
サラリーマン化しつつあった。

だから余計に、
町人は畏敬の念も込めて、
赤穂浪士を「赤穂義士」と称賛した。

義士の“義”の意味は、
「助ける」「補足する」「かわりにやる」
「義足・義手」という言葉がある。

そこで高原さんは、
「『義』務」を定義する。

「やらねばならないことをやらされる」
ではなくて、
「やるべきこと、やりたいことを、
その一員が思いを同じくして
実行すること」

ユニ・チャームでは、
「共振の経営」を推進している。

その『三つの特長』

第1は、
ものの見方・考え方を
変える仕組みがあること。

これは「社是」「理念」に相当する。
「要諦は全社が向かっている方向と、
社員一人ひとりの仕事の方向が
一致すること」

第2は、
実行せざるを得ない仕組みが
あること。

「目的はお互いがお互いの仕事を
見せ合う・見合う仕組みを意味する」

「幹部と社員の間の壁をなくし、
お互いの仕事を自由に
見ることができるようにする」

そのことによって、
「お互いの仕事を理解し、尊重し、
そしてフランクにアドバイスを
し合える風土・文化を醸成する」

第3は、
仕事のやりがいを実感できる
仕組みがあること。

「やりがい」=「仕事をする喜び」

「共振の経営」を通じて、
互いに「喜びあい」「認め合う」
風土・文化を醸成する。

仕事を通じ物心両面の豊かさを感じ、
「努力し、成果をあげた人」が、
正しく評価される会社にする。

高原さんは熱い。

「戦略は模倣されますが、
企業間の格差は、
それを実践する度合いによって
決まります」

そして結論。
「我が社では
『三つの特長』を盛り込んだ
『共振の経営』によって、
『義務を遂行する仕組み』を
他社が模倣できないレベルにまで
全社員で高めることを
目指しています」

この「義務を遂行する仕組み」は、
ピーター・ドラッカーの、
「責任の組織化」である。

「他社が模倣できないレベル」は、
ジェイ・バーニーの、
「模倣困難性」である。

それらによって、組織は、
継続的な競争優位を築くことができる。

〈結城義晴〉

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