結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年06月02日(水曜日)

鳩山由紀夫首相辞任スピーチと省エネ法とワンアジア財団

今日午前10時、
鳩山由紀夫首相辞意を表明。

昨日のこのブログで書いたとおり、
この方法しかなかった。
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昨年7月の民主党の歴史的政権交代の意義を確認し、
普天間移籍問題による社民党の離脱と、
自らの政治献金問題の責任をとっての辞任。

小沢一郎幹事長の辞任の了解も取り付けて、
最後は晴れ晴れとした顔つき。

20分に及ぶスピーチは、鳩山由紀夫らしかった。
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私がこのブログを毎日更新し始めて、3年。

安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、
そして鳩山由紀夫と総理大臣が変わった。

退任のスピーチとしては、
鳩山が一番良かったと思う。

それにしても新聞各紙、テレビ報道。
朝日新聞など、今朝の朝刊社説で、
「首相退陣論では逆風をかわせない」などと書いている。
テレビは今日の辞任表明の直前の番組で、
「空気読めないKYの鳩山」と揶揄していた。

政治や行政の質が問われると報道しているマスコミ自体の、
質の低下は如何ともしがたい。
「空気が読めない」「政治家の心が理解できない」
そんな政治記者、政治評論家。
それが、流通やサービス業に向けられてはたまらない。
幸いにして、日経新聞をはじめとして、
流通担当の記者には「質の低下」は見られないが。

さて、ここで、お問い合わせがあったので、
今月の私の行動予定、とりわけ講演の予定のお知らせ。

このホームページのトップに行動予定カレンダーがある。
ここに結城義晴の公的な行動スケジュールが記入されている。
(もちろん守秘義務の発生するコンサルティングや役員会などは公開されていない)

6月は、 まず6日(日曜日)に全日食チェーンで講演。
8日(火曜)、9日(水曜)は蓼科でコーネル・ジャパンの講義。
10日(木曜日)オール日本スーパーマーケット協会総会で記念講演。

15日(火曜日)は九州TERAOKAニューバランスフェアで講演。
これは公開されているので、申し込みをすれば誰でも聞くことができる。

16日(水曜日)万代ドライデイリー会で講演。
17日(木曜日)商業問題研究会で、報告。

そして23日(水曜日)大阪TERAOKAニューバランスフェア講演。
これも一般公開されている。

さらに毎週土曜日には、立教大学大学院で3時間の講義がある。
5月は半月近くアメリカに行った。
その反動で、6月は講演に忙しい。

公開されている講演会や商業経営問題研究会は、
オープンマインドなので、お申し込みのうえ、聴講可能。

さて、今週に入ってからの私の行動。

月曜日は、朝から、横浜市立白幡小学校へ。

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横浜市の指導で、
「白幡小学校文化・スポーツクラブ」 と名称を変えた学校開放委員会。

私、一昨年まで会長を勤めていたが、
現在は会計監査。
その仕事。

地域活動は、これからの私たちにとって不可欠。
読者のみなさんも、是非とも、地域に貢献することをお勧めしたい。
どんな小さなことでもいい。
自分が住んでいる地域の役に立つこと。
それがこれからの日本を良くする。

昨日、火曜日は、商人舎に訪問者あり。

㈱サンライズ社長の福寺誠一さんと、
㈱グリーンテクノロジー社長の森下兼年さん。

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旧知の福寺さんが、森下さんをご紹介くださった。

森下さんは環境部門技術士。
「見える化」技術でサステナブルな社会づくりに貢献している。
昨年4月施行の改正省エネ法では、
工場や事業所、店舗単位でなく、
企業全体のエネルギー使用量が1年間に1,500kL以上の企業は、
平成21年4月1日~平成22年3月31日までの使用量を、
平成22年7月末までに、経済産業局へ届け出る義務がある。
届出をしなかった場合、または虚偽の届出をした場合は、
50万円以下の罰金が科せられる。

森下さんには、この迫られた問題をはじめとして、
店舗を中心とする省エネ問題の連載をお願いした。

「誰でもわかる〈小売業の省エネ講座〉」 (仮題)
ご期待ください。

昨日の午後、私は日暮里へ。
一般財団法人ワンアジア財団理事会・評議員会。
今年3月から私は、この財団の評議員。

ワンアジア財団は三つの事業を展開する。
①研究助成
②国際交流助成
③奨学金助成

このうちアジア共同体講座開設大学へは、
1年間に500万円の資金助成がなされる。

既に日本大学と高麗大学への助成が決定していて、
他大学への呼びかけもなされる。

私の属する立教大学大学院には21世紀デザイン研究科があるが、
21世紀のデザインの一つにワンアジアがあると私は考えている。

退任する鳩山首相も、最後のスピーチで、
「東アジア共同体構想」に触れた。

ワンアジア財団の活動も、21世紀の第2ディケードに向けて活発化する。

しかしどんなことでも、どんな事業でも、
「やさしいことから手をつけよ」
今月の商人舎標語。

「むずかしいからおもしろい」
それを、成し遂げるために、
「やさしいことから手をつけよ」

<結城義晴>

[追伸とお詫び]

毎日予告しておきながら、
スーパーマーケット3人の論客のコメント、
またずれ込みます。
今週中にはアップの予定。
ご容赦を。

2010年06月01日(火曜日)

6月の商人舎標語「やさしいことから手をつけよ」と「男の月、お父さんの1カ月」

今日から6月。

天候は平年並み。
ちょっと雨が少ない。

新聞全紙が口をそろえて、
「首相退陣論」 を奏でる。

鳩山由紀夫総理、
朝、目覚めることすら、
辛いに違いない。
それでも一国のリーダー、
逃げ出すわけにはいかない。

これは資金繰りが回らない企業の社長や、
負けが込んだ野球の監督の心境。

5月26日には実際に、
プロ野球ヤクルト・スワローズの高田繁監督が辞任している。

読売巨人軍の人気野手として現役を全うし、
その後、指導者の道を歩み、
日本ハムファイターズではゼネラルマネジャーとして大成功をおさめた。

しかし、スワローズのGM兼監督の要請には応えられなかった。
朝日新聞の名物スポーツ記者・西村欣也が書いている。
「監督とGMの兼任は極めて難しい」

では、GMと監督、役割分担すればいいかというと、
そうは簡単にいかない。
適格な人材がいない場合が、圧倒的に多い。

だからやむを得ず、兼務となる。
鳩山政権でも、「なんでも首相の判断」の構図が出来上がった。
これは、辛い。

道をつくって、退陣するしかない。
もちろん小沢一郎幹事長だけ残留するというのは許されまい。
時期は来ているのだろう。
世代交代の。
さて、恒例の6月の商人舎標語。
一昨年の6月から発表し始めたから、
今回で25回目。

毎月毎月、思いを込めて、スローガンを贈る。
私にとっては、感慨深いものばかり。

その6月の標語。
「やさしいことから手をつけよ」

鳩山由紀夫首相の手をつけた「普天間問題」。
現代史の中でも最も難しいテーマが表出した問題だった。

昨日書いたように、朝鮮半島の南北問題、
20世紀の資本主義と共産主義の問題、
そして日米安全保障問題、
現在の世界のリーダーシップを巡る米中問題。

難しい問題が複雑に絡み合っている。

評論家やマスコミは勝手なことを言い立てるが、
自分で問題解決してみろ、といわれたら、
如何ともしがたいに違いない。

「虎の尾を踏む」ということわざがあるが、
難しいことから手をつけてしまった。

「むずかしいからおもしろい」
これこそ真理である。

しかし難しいことを問題解決するのには、
「やさしいことから手をつけよ」である。

倉本長治商業界主幹は言った。
「仕事の段取りとして、
困難なことから手をつけるのは、
うまいとはいえない」

倉本は『商売十訓』でも第二訓で、こう、記した。
「創意を尊びつつ良いことは真似ろ」
これが本当の「学び」の意味である、と言った。

真似る。

なぜか。

そのほうがやさしいから。
実現させやすいから。

だから、まず、やさしいことから着手する。
この姿勢である。
これが問題解決的な手順である。

「他者がやっていることで、
良いこと、正しいこと、お客のためになると思われることは、
たとえ人真似であっても恥じてはならない」

これはウォルマートの創業者サム・ウォルトンの言葉。

「私は誰よりもソル・プライスから経営原則を『盗んだ』。
本当は『借りた』という言葉を使いたいところだが…」

しかし、物まねばかりではいけない。
サルまねとなってしまう。

「難しいことをやさしく、
やさしいことを面白く、
面白いことをより深く」

再び確認。
「むずかしいからおもしろい」
5月のスローガン。

その解決法は、
「やさしいことから手をつけよ」

さてさて今日から水無月、June。
その6月のスケジュール。
いまのところ、さわやかな6月だが、
6月11日が「入梅」。
つまりは暦のうえの「梅雨入り」

「入梅」とはおつなネーミングだが、
「雑節」(ざっせつ)の一つ。

雑節とは、「五節句」や「二十四節気」など、
暦の節目となる日のこと。
それに「入梅」のように季節の変わり目を確認する日のこと。

一般に雑節と呼ばれる日は9つ。
節分(2月4日)、 彼岸、 社日、 八十八夜(5月2日)、
それに入梅、半夏生(7月2日)、土用、
さらに二百十日(9月1日)、二百二十日(9月11日)。

「入梅」は太陽が黄経80度の点を通過する日とされる。

現実的には、気象庁が地域ごとに、
「梅雨入り宣言」をするが、
かつての農業社会では気象庁のような社会的機能がなかったら、
「入梅の日」の基準を定めて、それぞれに「田植え」の日程を決めた。

6月は、今日、1日から衣替え。
学校などは、制服が変わる。
そして10日が「時の記念日」 。
11日は「入梅」。
同時にこの11日からサッカー・ワールドカップが始まる。
南アフリカ共和国での開催。

地球の裏側での世界最大のスポーツイベントに、
一喜一憂しつつ、1億総評論家と化す。

ワールドカップは7月11日の決勝まで、
ぴったり1カ月間開催され、
これまた世界中が一色に染まる。

何事も商売ネタにはなる。

ちなみに日本チームは、
6月14日カメルーン戦(23時ゲーム開始)、
6月19日オランダ戦(20時30分)、
6月24日デンマーク戦(27時30分、すなわち25日午前3時30分)。

ここまでか。
岡田ジャパンに期待しよう。
とりわけて、本田圭佑選手に。

そして6月最大のイベントは、
第3日曜日、20日の「父の日」。

この日が昨年も、6月で最大の消費支出指数を示している。

ワールドカップの大潮流を鑑みると、
6月は男の月、お父さんの1カ月。

こう、位置づけたい。

昨日予告したスーパーマーケット3人論客のコメントは明日に延期。
ご容赦願いたい。

6月の商人舎標語。
「やさしいことから手をつけよ」

そして6月の位置づけ。
男の月、お父さんの1カ月。

皆さん、よろしく。

<結城義晴>

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