結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年06月07日(月曜日)

全日食チェーンジュニアボード講演の「小さく考える」

Everybody! Good Monday!
[2010vol23]

2010年第23週、6月の第2週です。

毎日言っているが、6月の「梅雨入り前」のこの季節、
1年で一番いい。

大相撲でも、「梅雨入り前」の取り組みは、
通にとっては大関・横綱・三役陣の取り組み以上に、
いいといわれる。

それと同じこと。

今、本当にいい季節なんだと思っていると、
毎日が楽しくなる。

今月の商人舎標語は、
「やさしいことから手をつけよ」
まず、朝起きたら、
「今はいい季節、今日はいい日」

そう思う。

すると元気が湧いてくる。

いい季節には、そう思って生きなければ、
それこそもったいない。

自分に言い聞かせる。
「今はいい季節、今日はいい日」

自分を納得させることは、
他人を説得することよりも、
やさしい。

第一、本当にそうなんだから。

朝のこの心構え。
これこそ「やさしいことから手をつけよ」だ。

上野光平先生。
西友ストアーの実質的創業者にして、
のちに流通産業研究所理事長・所長を務められた。

まさに流通産業の指導者中の指導者。
私の先生でもある。

その上野先生が語っていた。

自分自身いらいらすることがある。
集中できない時がある。

その時には、今、悩んでいること、
問題が解決していないこと、
いらいらする原因など、
思いつくままに、書き出してみる。

すると、5項目か7項目は出てくる。
多くても10項目くらい。

20も30も出てくるひとは、まず、いない。

その項目をやさしい順に並べる。

机の上を片付ける。
手紙やメールを処理する。
などなど。

自分がやりやすいことから、
ひとつ、ふたつと、片付ける。

すると自分の気持ちが前向きになる。
ポジティブになる。
やる気が出てくる。

これが「やさしいことから手をつけよ」の方法論。

皆さんも、どうぞ。

私の場合、朝、まず、このブログを書く。
やる気になる。

そのうえで、原稿を書き始める。
テキストやレジュメをつくる。

あるいは難解な考察をする。

さて、今週。

菅直人新総理。
今日、民主党の執行部体制を決める。
明日、内閣の陣容を決定する。

今朝の新聞各紙の社説は、
こぞって菅直人首相に「財政再建」を要望した。
その前に、横浜市泉区の市会議員補選。
7月の参院選の前哨戦として注目された。
昨日の6日に投票、即日開票の結果、
民主党公認でネットワーク横浜推薦の麓理恵氏当選。
みんなの党公認の横山勇太朗氏、
自民党公認の萩原雅彦氏を破った。
ただし投票率は32.6%、当日有権者数は12万4167人。

この勢いを、菅首相は活用するに違いない。
一応、未確定だった政治の体制が固まる。
それが今週の、消費市場のマインドの根本となる。
それから、今週金曜日11日は「入梅」。
暦の上の「梅雨入り」。
そしてその11日はサッカー・ワールドカップ開幕の日。

政治とワールドカップ一色の週末になる。

ただし、世界経済は動いている。

先週土曜日の5日、
韓国・釜山で20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行総裁会議が開催された。
そこで採択された共同声明は、
世界経済には「重大な試練が残っている」という内容。

ギリシャ経済危機はより深刻ということ。

今月末のカナダでのG20首脳会合(サミット)に向け、
ここでも「財政再建」が各国ごとの課題となっている。

しかし世界各国の中で、特に緊急の対応を迫られているのが、
わが日本であり、菅内閣。

主要国の中で最悪の財政状態。
それでいて具体的な財政再建案が遅延している。

出席した峰崎直樹財務副大臣は、
「強い経済、強い財政、強い社会保障を一体で実現していく」と、
菅首相の方針を伝えた。

新成長戦略が構築され、それをベースに、
今後3年間の財政運営が盛り込まれた「中期財政フレーム」が、
今月中に提案される。

今月は、そんな1カ月になる。
もちろん商売上のピークは、
第3週日曜日20日の「父の日」。

政治、財政再建、サッカー・ワールドカップ、
そして「父の日」。

今月は「男の月間」。

そこんとこ、よろしく!

さて、昨日は朝から、
東京・山手線の西日暮里で「舎人ライナー」に乗り継いで、
舎人公園駅。

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さわやかな日曜日の公園。

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私は全日食チェーン本部で、
ジュニアボード全国会議で講演。

到着すると、田中彰全日食チェーン協同組合連合会長はじめ、
ジュニアボード全員に迎えられて、まず写真。

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10時半から、90分の講演。

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テーマは「不況は商人をきたえる」

サブタイトルが「Small Thinkingのすすめ」

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「不況期にこそ、消費者に得をさせ、
この店こそ私たちの店と信じられるようにする好機である」

まさに今、好機がやってきている。

「悩まなければ人間の魂は成長しない。
不況に遭わない店には、永遠に大成はない」
「艱難が人を磨くように、不況は商人をきたえる」
(倉本長治『商業界20年』より)

もうひとつ、新約聖書・ローマ人への手紙5章より。
「艱難が忍耐を生み出し、
忍耐が練達(練られた品性)を生み出し、
練達が希望を生み出す。
この希望は失望に終わることがない」

何度も書くが、私は、最後のところが好きだ。

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「艱難、忍耐、練達から生み出された希望は、
失望に終わることがない」

そして、サム・ウォルトンのThink small!
「私たちが巨大な会社になったのは、
巨大な会社のようには振舞わなかったからだ」

『小さく考える6つの法』
1.Think one store at a time!
1度に1店ごとに検討せよ。
これは、「ひとつずつ考えよ」ということ。

2.Communicate!Communicate! Communicate!
意思疎通せよ!意思疎通せよ!意思疎通せよ!
3.Keep your ear to the ground!
地に耳をつけよ。
「神は現場にあり」の意。

4.Push responsibility-and authority-down!
現場に責任を、そして権限を与えよ。

5.Force ideas to bubble up!
アイデアを沸き立たせよ。

6.Stay lean! Fight bureaucracy!
組織の贅肉を落とせ、悪しき官僚化と闘え。

私は、「ユークロップスのトライ&エラー」も好きだ。
1.小さく始める
2.ゆっくりと進める
3.常に改善する

そして「小さく、狭く、濃く、深く」(結城義晴)

最後に “Retail is Detail.”
「小売りの神は細部に宿る」

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私のメッセージ、伝わっただろうか。

ジュニアボード会長・寺島良昌さん、
副会長・高野好一朗さんと、
固い握手。

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では、今週も。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

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