結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年06月24日(木曜日)

日本チェーンストア協会とショッピングセンター協会の5月販売統計を分析する

いよいよ、今夜。
南アフリカでは。
日本では明朝。
うっすらと明けてゆくころ。
FIFAワールドカップのE組予選。

日本対デンマーク。

明日の午前中は、日本中の会社やお店が、
朦朧としているかもしれない。

今夜は、早寝する人が多いに違いない。

本当に久しぶりに、
胸がドキドキする90分間です。

さて今週は重要な小売調査が、連続的に発表されます。

月曜日は、百貨店とコンビニの5月販売統計。
火曜日は、チェーンストアの統計。
水曜日は、日本ショッピングセンター協会の統計。
そして金曜日が、スーパーマーケット三協会の販売統計。

これらの情報は、全て、
商人舎ホームページの巻頭に流れるテロップ「流通ニュース」 に掲載される。

毎日、流通ニュースと商人舎ホームページのチェックをお勧めする。

流通ニュースにも写真が入り始めた。
『食品商業』編集長の時代、
私はひとつの編集方針を編み出した。
それが『食品商業』誌を圧倒的な一番誌にした。

その方針とは「網羅主義」。

専門性を追求するならば、
その専門分野においては、
情報を「網羅」しなければならない。

「流通ニュース」は毎日、
流通情報を網羅している。

それはややコモディティ情報だが、
コモディティ情報が網羅されている。

すごいこと。

私のブログは私しか発信できないノンコモディティ情報。

流通ニュースのコモディティ情報、
商人舎ノンコモディティ情報。

両者のプロダクト・ミックス。
流通・サービス業界へのネット情報提供として、
私たちは最強のコンビだと自負している。

もちろん情報の収集と整理、分析に対しては、
あくまで謙虚で、ジャーナリズムの王道を行く。

流通ニュース編集発行人の松見浩希さんは、
その意味で本物のジャーナリスト。
㈱ロジスティクス・パートナー代表取締役社長。

月間100万ビューを誇る「流通ニュース」。
ご愛読のほど。

さて日本チェーンストア協会の5月月報。

既存店売上高は前年同月比でマイナス5.3%。
新店を含めた総販売額は1兆204億円で、前年同月比マイナス6.2%。
会員企業62社、7852店だが、
この62社のうちスーパーマーケット企業は45社。
総合スーパーは9社。
その総合スーパーの売上高が、
協会全売上げの5割を超える。

だから総合スーパーの統計という要素が強い。

食料品販売額が既存店でマイナス5.8%。
全店売上げは6366億円で前年比マイナス7.2%。

衣料品は既存店マイナス3.0%。
トータルで1102億円のマイナス3.3%。

住関品は既存店マイナス4.3%で、
全店トータルは2094億円のマイナス4.0%。

さらにサービスは既存店は昨年並みで、
総売上げは34億円のマイナス2.1%。

こうみると、5月は食品が悪くて、衣料品の不調が少し和らいだ。
住関連にはこの協会に属しているニトリやダイソーの売上げが入っているから、
総合スーパーやスーパーマーケットの住関連は、
衣料品や食品以上に悪かった。

金曜日のスーパーマーケット三協会の「販売統計」がどうなっているか、
楽しみになってきた。

もうひとつ、日本ショッピングセンター協会の販売統計。

既存SCの総売上高はマイナス2.4%。
これは21カ月連続。

ただし、4月5月と、マイナスの幅が2%台に戻ってきた。
なんとも悲しい話だが、マイナスの幅が少なくなった。

ワールドカップサッカーでいえば、
負けたけれど1点差負けだった、といった内容。

その前の試合は3点差負け、2点差負けだった。

キーテナントは既存店前年比がマイナス4.6%。
サブテナントはマイナス1.4%。

核店舗の総合店が悪くて、周辺の専門店が持ち直してきた。
ショッピングセンターのテナントでは、
カジュアル衣料・服飾雑貨専門店と家電量販店が好調。

立地別にみると、
大都市中心地域のショッピングセンター全体がマイナス1.7%、
郊外地域はマイナス2.0%。

しかし、郊外地域のサブテナントはマイナス0.1%。
これは日本全体の消費傾向からみると大健闘。
これに対して、大都市周辺の中都市のサブテナントはマイナス3.3%、
小都市のサブテナントはマイナス3.2%。
大都市周辺地域のキーテナントはマイナス5.9%。

百貨店統計、総合スーパー統計、
そしてショッピングセンター統計を分析すると、
「不況の中」で、「小売業は立地産業」ということがよくわかる。

いい勉強になる。

昨日は大阪駅前のハービスホール。
TERAOKAニューバランスフェアで講演。
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テーマは「Practice Comes First!実践躬行、実行第一」

商人舎標語を紹介し、
「不況は商人をきたえる」のあと、
ケーススタディは二つ。

ウォルマートの「プロジェクト・インパクト」の正しい理解の仕方。
㈱成城石井社長の大久保恒夫さんの経営方法。
こちらは商人舎ホームページの「知識商人対談」でも、
読むことができます。

たくさんの人にご参加いただいた。
ご清聴を感謝したい。

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午後1時から90分のところ、
はじめからお断りして、120分。

ご堪能いただけただろうか。

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最後にお土産を二つ。
ピーター・ドラッカー先生の「時間管理」と「フィードバック分析」。

講義の後は、この日即売した『小売業界大研究』(産学社刊)へのサイン会。

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おひとりお一人、丁寧に筆で書をしたためる。
できるだけ、その人に向けた言葉を選ぶ。

本はささやかながら、完売。

ありがとうございました。

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サイン会が終了して、㈱寺岡精工のお二人と写真。

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専務取締役の高野公幸さんと営業企画室長三木桂さん。
今回もお世話になりました。

ニューバランスフェアの講演の後、
梅田の地下のビアホールで「田中会」に参加。
講演の後のビールはひとしおうまい。会話も弾む。

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左からカゴメ㈱大阪支店家庭用営業部長の小林寛久さん、
㈱アキタ大阪鶏卵センター所長の竹内信和さん、
敷島製パン㈱チェーンストア部長の田中文夫さん、
私の右隣が三栄乳販㈱専務取締役の田口富保さん、
紅一点は日本食育コミュニケーション協会の徳永ひろみさん。

皆さんありがとうございました。

今夜から明朝にかけて、
日本中が異様な興奮の中にある。

きっと日本人が全員、若返っているに違いない。

良いことです。
みなさん、素直に楽しんで、
若返ってください。
今日だけは、
自分だけ仕事している、
なんてポーズはつけずに。

では、明日。

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