結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年10月10日(木曜日)

メルカドーナ中心のバルセロナ研修とガウディ一色の自由視察

日経新聞『真相深層』に、
GEのジェフ・イメルトCEO登場。 

ジャック・ウェルチ氏の後任。
2001年9月から、
ゼネラル・エレクトリック9代目会長兼CEO。
現在、57歳。

160カ国以上で事業展開するGE。
年間200日、世界を飛び回る。

「メイドインUSA」が息を吹き返している。
イメルトは、その要因を語る。

「アメリカ製造業の復活は本物だ」
自信満々。

「競争力のあるものづくりが可能になった」

要因を三つあげる。

生産コストの人件費比率が低下した。
だから材料費の占める割合が大きく、
より重要になった。

生産性が向上した。
3次元プリンターのような新しい製造技術が登場した。

③市場に近い。

「巨大な工場1カ所ですべての製品を生産し、
世界中に出荷する製造業の時代は終わった。
いまは『機敏さ』が求められる時代だ。
市場に近ければ、
イノベーションのスピードや質を高められる。
顧客が米国にいる場合は米国生産のメリットは大きい」

マス・カスタマイゼーションの時代であることを、
イメルトは強調。

最後の言葉。
「すべての企業は今後、程度の差はあれ
データの活用に投資をしなければならなくなる。
これが未来の姿だ」

「変化は始まったばかりだが、
我々はこの巨大な波をリードしていくつもりだ」

今現在は、いいかもしれない。
しかしデータ活用に投資しなければ、
すべての企業は、
マーケットをリードできなくなる。
置いていかれてしまう。

それは企業が、
老いることを意味する。

さてバルセロナ滞在2日目は、
市内の小売業視察。

はじめは、
エコロジックスーパーマーケットのBIO SPACE。
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一部2層式で650㎡ほどの店舗に
オーガニックやナチュラルフーズを、
約9000アイテムそろえる。
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もともとは精肉屋だったが、
3代目のアルトゥーロ・サンティアゴさんが、
エコロジックスーパーマーケットに転換した。

だからミートは売場の導入部に配されて、
充実した品ぞろえ。
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女性スタッフがオーダーを受け、
カッティング販売する。
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スペインも他のEU国同様、
BIO商品が拡大している。
アメリカのホールフーズや
スプラウツ・ファーマーズマーケット同様、
Bioに専門化されたスーパーマーケットだ。

アルトゥーロさん、
万代の西水啓介さんと三人で握手。
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この店の2件隣にあるスーパーマーケット。
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「SENSE INTERMEDIARIS」。
バルセロナとマドリードで
74店を展開するスーパーマーケットチェーン。
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天井はむき出し、木製什器の多用、
クレンリネスが行き届いた実にいい店。
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店舗中央におかれたキッチンコーナー。
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ここで、スタッフが
カットフルーツやフレッシュジュースなどを
手づくりする。
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壁面はリーチインの冷蔵ケースと冷凍ケースが並ぶ。
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この店もナチュラル志向。
わずか5メートルほどのところに
2つのスーパーマーケットが立地する。

さらに道路沿いの反対側には
鮮魚専門店PEIX de PLATJA。
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5坪ほどの店舗には、
フレッシュな魚介類が並ぶ。
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オーナー女性だろうか。
カッティングさばきも、
実に堂に入っている。
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大きな湾曲した包丁を使って、
手早く加工する。
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わずか15メートルほどのところに、
スーパーマーケット2店、そして鮮魚店。
それぞれの店が十分に成り立っている。

なぜならバルセロナは、高齢化が進んでいる。

500メートル四方に、
スーパーマーケットや専門店がなければ
高齢者の生活が成り立たない。

だから市街地には、
小型のスーパーマーケット、
専門店が数多くあるし、
顧客がいて成り立っている。

次に視察したのがドイツ資本のリドル。
アルディと同じ小型ディスカウント業態。
スペインに2012年段階で、
555店舗を出店する。
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150坪ほどの店で、生活に必需の商品だけを低価格で販売。
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店舗中央では、シーズン商品のセール。
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もちろんローコストオペレーション。
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ドイツではアルディにかなわないが、
スペインでは健闘している。

そしてメルカドーナ。

スペイン訪問の最大の目的は、
メルカドーナ視察。
地上1階、地階の2層式店舗。
スロープ型のエスカレーターで
地下の食品売場に誘導する。
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プライベートブランドが圧巻。
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鮮魚部門は、セルフと対面の売場。
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青果部門は主通路の最後に配置されている。
クレートを活用したローコスト運営。
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メルカドーナは、
CS(顧客満足)とES(従業員満足)に優れた
好循環企業と言われる。
クレンリネスの行き届いた売場からは、
従業員のモラールの高さが感じられる。
スペインナンバー1企業の実力をしかと見た。
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詳細は、毎日、このセリフで恐縮だが、
商人舎magazineで報告したい。
乞うご期待。

最後は El Corte Inglés。
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百貨店からハイパーマーケット、
スーパーマーケットまで展開する企業。
そのバルセロナ中心部にある百貨店の、
地下のスーパーマーケット。
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古い店舗での制約もあるだろうが、
売場はごく普通。
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業績が悪化している同社だが、
せっかくの一等地店舗なのに、
イノベーションが感じられないのは残念。
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この日の店舗視察はここまで。
この後は、市街観光と自由視察。

バルセロナのグラシア通りにあるカサ・ミラ(Casa Milà)。
ガウディが54歳の時の設計。
実業家のペレ・ミラの邸宅として建設され、
1984年にユネスコの世界遺産に登録された。
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観光客よろしく記念撮影。

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グエル公園。
バルセロナの街が一望できる。
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1984年にユネスコの世界遺産に登録された。
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ガウディの作品群が堪能できる。
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全員写真。

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そして、メインはサグラダ・ファミリア。
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聖家族教会と呼ばれるカソリック協会。
ガウディの生誕100周年位には完成する、はず。

内部はすでに、あらかた出来上がっている。
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圧巻の景色が目に飛び込んでくる。

2026年には完成されると言われているが、
それからまだ10年はかかりそう。

つまり2036年くらいか。
私は84歳。

85歳まで現役宣言をしている結城義晴、
絶対にサグラダ・ファミリアの完成を、
この目で見てやろうと決意した。

そのときメルカドーナは、
どうなっているのだろうか。

ウォルマートは、
トレーダー・ジョーは、
ホールフーズは。

そして日本の企業群はどうなっているのだろう。
もちろんこの目でしっかりと見届ける。

企業が老いてしまっていないかを。

(つづきます)

〈結城義晴〉

2013年10月09日(水曜日)

いい笑顔と「成人力」とギアチェンジで、ドイツからスペインへ

「いい笑顔は、
相手の心に素直に飛び込む」

朝日新聞の巻頭コラム『天声人語』。

朝日1面に載った安倍昭恵さんの笑顔。
ファーストレディー。
日本国首相・安倍晋三さんの奥様。

韓国のパククネ大統領の心に、
その笑顔で飛び込んだ。

パク大統領も、
白い歯で応じた。

「往く言葉が美しければ、
来る言葉も美しい」

商売もこうありたい。

一方、田中将大。
プロ野球楽天イーグルスのエース。
奇しくも24歳で、
今期24連勝、無敗の最多勝。

これは史上初の快挙。

「集中の積み重ね」
そして、
「平常心」「我慢」「ギアチェンジ」。

「どういう状態であろうと
自分のできることをやるだけ」

「調子が悪いときに投げやりになってしまうのか、
まだまだと思って前を向いて投げられるか、
だと思う」

これも商売に通ずる。

さて、日経新聞が1面で報じた。
経済協力開発機構[OECD]の
「大人の知力調査」。

3分野のうち、
日本は「読解」と「数的思考」で、
なんと1位。

「IT活用」は10位。

世界24カ国・地域の16~65歳が対象。
社会生活の中で求められる能力を測った、
初の国際成人力調査。

フィンランドが3分野で、
いずれも2位。

昨日まで私たちがいたドイツは、
3分野が15位、12位、8位。

今、私がいるスペインは、
22位、23位、―。

ちなみにアメリカは、
16位、17位、24位。

何だか、ちょっといい気分。

受験者へのアンケートの結果、
判明したこと。

「日本は仕事で文書を
読んだり書いたりする頻度が、
OECD平均よりも高い」

こうしたスキルをよく使う人は
読解力の得点も高い。

文部科学省の見解。
「教育の効果とは別に、
仕事でのスキル使用が
習熟度を高めることに
つながっている」

私も、思う。

仕事が日本人を、
成長させている。

これこそ、とてもいい気分。

さてドイツ滞在最後の日。

今日はドイツの主な企業5社の店舗を視察し、
夕方の便でスペインへ移動する。

最初に訪れたのは、
メトロのハイパーマーケットReal(レアル)。
デュッセルドルフにある古い店。
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2層式の店舗で、1階が食品、2階が非食品。
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スロープで結ばれているのは、
大型カートを使いつつ、
レジを集中管理するため。

これはフランスのカルフールが編み出したスタイルで、
都市型ハイパーマーケットの常道。

食品小売業としてのメトロは、
ドイツ国内の2012年シェアが3.9%で、
第5位。
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売上高667億3900万ユーロ。
130円換算で8兆6761億円。
レアルは312店舗の展開。
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日本でいう総合スーパー業態として、
それなりに機能している。

何だかダイエーの古い店を訪れたようで、
懐かしかった。

次に向かったのはケルン市南部の住宅地。
ここではドイツを代表するスーパーマーケット企業が、
わずか500メートルほどのところに4店舗、
軒を連ねて競合している。

はじめにREWE(レーベ)。

年商は489億5100万ユーロ(6兆3636億円)で、
食品小売業国内第3位。
シェアは13.0%。
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この店はオーソドックスなスーパーマーケットで、
入口を入ると鮮度の良い青果が並ぶ。
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店舗右翼には
ミート売場と冷凍食品売場が広く取られている。
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隣接している酒ショップ。
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こちらは、ローコスト運営方式を採用。
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次は国内第2位の小売業Schwarz Group。
その小型ディスカウント・スーパーマーケットLidl(リドル)。
この企業の年商は664億5400万ユーロ(8兆6390億円)。
食品小売りでドイツ国内14.1%のシェア。
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Aldi(アルディ)を完全コピーし、
ややアップグレードした店。
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しかしPBは少ないし、
アルディのように徹底したローコスト運営ではない。
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そしてNetto(ネットー)。
エデカグループ傘下の、
小型ディスカウント・スーパーマーケット。
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グループ全体では
475億2100万ユーロ(6兆1777億円)で、
国内第1の食品小売業だが、
このネットーはつらい。
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AKTIONののぼりで特売をアピールするが、
お客は入っていない。
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ハイ&ロー作戦では、
エブリデーロープライスのアルディには、
まったくかなわない。

最後はそのAldi(アルディ)。
595億1400万ユーロ(7兆7368億円)で、
10.6%の国内食品小売市場シェア。
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店舗導入部にはワインなどの酒が並ぶ。
ほかの店舗は青果から入るが、
ここで決定的なポジショニングの違いを出す。
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お客が実によく入っている。
このエリアでは、アルディの圧勝。
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ドイツの小型店の競合状況は、
『商人舎magazine』のウィークリーspecialで、
詳細にレポートしたい。

店舗視察を終え、フランクフルトの空港へ。
ルフトハンザ機で南欧のスペインへ向かう。
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森深いドイツに別れを告げて、
一路バルセロナへ。
2時間ほどの快適な空の旅。
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雲海がきれいだ。
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そして見えてきました。
イベリア半島。
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バルセロナの海岸線。
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到着したメンバーたちも、
開放感いっぱい。
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ホテルに到着したら18時30分。
この後は自由行動。

私は、三井食品㈱副社長の松本裕之さんに誘われ、
シーフードレストランで夕食。
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この店、オリンピックベイサイドにある。

店内は明るくてカジュアルな雰囲気。
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㈱万代常務の西水啓介さんもご一緒。
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海老料理。
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ムール貝。
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パスタのパエリア。
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ドイツの質実剛健な肉料理と違い、
魚介の素材を生かした美味しい料理に、
全員が大感激。
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左から味の素㈱の白羽弘さん、
一番右は中央物産㈱の阿久智亮さん。

食事は南欧がいい。
満足感と満腹感でいっぱい。
バルコニーに出ると潮風が気持ちいい。
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バルコニーからの夜景。
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スペイン初日の夜は、
美味しい料理とワインで、
大いに満足。

ドイツからスペインへ。

いい笑顔が出る。

集中力も、平常心・我慢、
そしてなにより、ギアチェンジ。

いつもいつも、
仕事のスキルが、
私たちの成人力を高めてくれる。

(つづきます)

〈結城義晴〉

2013年10月08日(火曜日)

アヌーガ二日目と独国三菱商事社長社宅でのホームパーティ

「呪いはヒヨコのようにねぐらに戻る」
イギリスの諺。

「呪いはめぐりめぐって自分の身に跳ね返る」。
日本でいう「人を呪わば穴二つ」。
毎日新聞の巻頭言『余禄』。

「口の虎は身を破る」

こちらの意味は、
「言葉を慎まないために
身を滅ぼす大事にいたる」。

日経新聞の巻頭『春秋』。

朝日新聞の社説タイトルは、
「ヘイトスピーチ戒めた判決」

毎日の社説は、
「ヘイトスピーチ――司法からの強い戒め」

日経の社説。
「ヘイトスピーチ 差別許さぬ当然の判決」

朝鮮学校を運営する学校法人が、
「在日特権を許さない市民の会」と
その会員に対して、
損害賠償などを求めた訴訟。

京都地裁は1226万円の賠償を命じ、
学校周辺での街宣活動も禁止。

ヘイトスピーチは「憎悪表現」と訳されるが、
「憎悪を煽る表現」とした方がいいかもしれない。

1963年、国連総会で、
「人種差別撤廃宣言」が、
1965年12月には、
「人種差別撤廃条約」が、
採択された。

正式には、
「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する
国際条約」。

人種の違いを理由にした
差別撤廃を定める多国間条約。
日本は1995年に加入ししている。

私が今、立っている地は、
ヨーロッパのドイツ。

ドイツ憲法は、
「治安を妨害する言論の濫用」を、
厳しく規制している。

ナチスによるホロコーストの経験をもつからだ。

民族集団に対する憎悪を煽動するような行為は、
特に刑法の民衆扇動罪第130条で、
禁止している。

もちろん、ドイツ憲法も、
言論の自由は保障している。

日本にはこうした規制はない。
だから判決が重い意味を持つ。
判決が現行法でも、
ヘイトスピーチを処罰できることを示したからだ。

「表現の自由」と「ヘイトスピーチ」。

しかし根本にあるのは、
国連の人種差別撤廃条約だ。

「すべての人間が法律の前に平等」で、
いかなる場合も「人種差別は正当化できない」。

人が人を差別する考え方が、
悲劇を繰り返してきた。

朝日新聞の社説は、
その反省を踏まえた「人類の到達点」と、
表現する。

ドイツ人にとっては、
もう当たり前のことである。

さて、デュッセルドルフの3日目の朝。
ドイツは森の国。
紅葉し始めた町中の木々が美しい。
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今日も、朝からケルン・アヌーガへ。
いつものように1時間ほどの行程で、
車中講義。
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今日も、アヌーガには、
世界中から人が集まってくる。
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会場で合流してくれたのは、
プリンセス取締役の後藤勝基さん。
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今日一日、同行してくれる。

昨日にもまして、会場は人人人。
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まさに人種のるつぼ。
ここには差別もヘイトスピーチもない。

はじめにイタリアンブースを視察。
バルサミコ酢の説明を受ける。
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3年物、5年物、15年物をテイスティング。
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熟成したバルサミコ酢は、
ねっとりとして、芳醇な味。

そして11号館にあるプリンセスのブースへ。
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プリンセスは、
1880年創立の英国の食品・飲料メーカー。
三菱商事が1989年に買収し、
100%の子会社にした。
最新の年間売上高は17億ポンド。
156円換算で2652億円。

現在は、英国5位のメーカーだが、
イタリアの最新トマト加工工場の買収などして、
間もなく3位に躍り出る戦略を打つ。

後藤さんがEUの食品市場や、
プライベートブランドの現状を、
丁寧に整理・解説くれた。
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これが実に有益な情報だった。
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プリンセス・ブランドのひとつ。
三菱ならぬ四菱がトレードマーク。
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そしてトルコの展示会場。
アジアやイスラムの各国も、
アヌーガへの出展に力を入れている。
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トルコはその中でも、
注目すべき食品輸出国だ。

魚を扱うブースでは、
調理して試食をさせている。
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昼どきということもあり、
われわれも試食。
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こちらはイタリアン展示会場。
チーズメーカーのブース。
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ここでも試食に力を入れている。

そして、話題のギリシャヨーグルト。
DELTA。
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濃厚でもっちりした味わい。
一時期、日本でもブームになったし、
アメリカでは現在、大ブーム。

説明を受けながら試食。
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10月初旬とは思えないほどの温かさ。
陽が館内に射し込み、暑いほど。
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ドリンクをテーマにした11号館には、
日本から伊藤園が出展。
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グリーンティ『おーいお茶』を主力に展開。

法被が似合う光野友哉さん、
国際本部国際一部第二課グループリーダー。
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本庄周介さん、
江島祥仁さん、
現地スタッフは、
頑張っていますよ。

そして昨日に続き、
ドイツビールのコーナーで試飲。
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試飲といってもこの量。
温かい会場にいると、
のどが渇く。

ドイツといえばビール。
これです。

ドイツのもうひとつの特産品は、
ソーセージ。
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ここでも説明を受ける。
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2日間のアヌーガ視察は、
よく歩き、よく試食・試飲し、
よく見て回った。

会場は例年以上ににぎわっていたし、
ビジターの数も増えているはず。
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現地通訳スタッフの皆さん。
2日間、6チームに同行してくれた。
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ありがとうござました。

そしてわれわれ本部に同行してくれたのは、
谷口ゴールドシャック久美さん。
彼女の機転と交渉力で、
ずいぶんと助かった。
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㈱万代常務で団長の西水啓介さん、
ここでいったんお別れの後藤さんと、
4人で記念写真。

それから万代ドライデイリー会一行は、
デュッセルドルフ南の郊外にある2店舗を視察。

エデカの話題の新店「Eセンター」。
いわゆるフード&ドラッグのスーパーマーケット。
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エデカは、
ドイツ国内最大のスーパーマーケット企業。
2012年シェアは19.9%

この店には心底、驚かされた。
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ドイツ人でもこれだけの店をつくれるとは、
まいりました。
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この店は、
フードサービス機能を随所に設け、
ウェグマンズ並み、いや、
それを超える店づくりをみせている。
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詳細は『商人舎magazine』で紹介したい。
必見の店舗、お楽しみに。

そして道路の対面にアルディ。
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国内第4位。
ディスカウントタイプのボックスストアで、
ドイツ国内に4305店(2012年末)を展開する。

両店が至近距離で出店しても
お互いの戦略が異なるから両立する。
これがポジショニング戦略。

この2店の視察で、
それがよくわかる。

視察の後は、
独国三菱商事の柳川勝彦社長の社宅へ。
ライン川に沿った高級住宅地にある。
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ドイツでのホームパーティ。

広いテラスの一角では、
日本食レストランのシェフが
腕を振るってくれている。
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万代グループ㈱栄進社長の磯田雅人さんが、
つまみ食いのポーズ。
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磯田さんはこのツアーのリーダー格で、
存分に場を盛り上げてくれる。

そんな和やかな雰囲気で始まったパーティ。
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はじめに柳川さんが歓迎のごあいさつ。
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「社宅でのホーム―パーティに、
このいい天気を用意いたしました」

次いで、
プリンセス社長の伊藤和男さん
が、
イギリスのリバプールから駆け付けてくれて、
ヨーロッパとイギリスのPB市場について、
3つのポイントから解説。
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用意してくれたレジュメを見ながら
聞き入るメンバーたち。
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そしてMDD会長の今津龍三さんが、
お礼と乾杯のあいさつ。
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ここからは美味しいドイツビールとワイン、
久々の日本食に舌鼓を打ちながら懇親。
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元気なメンバーを写真で紹介しよう。
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日本の皆さん、みんな元気ですよ。
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こちらも満面の笑顔。
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こちらも満足そう。
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室内も広々としてくつろげる。
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2時間ほどの楽しいホームパーティは、
あっという間に時間が過ぎていく。
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心残りだが、最後は、
視察団長の西水さんが締めてお開き。
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奥様方に感謝しつつ、
全員で、ポーズ。
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柳川社長ご夫妻には、ほんとうにお世話になった。
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心よりお礼申し上げたい。
ありがとうございました。

今日もすばらしい一日だった。

アヌーガ視察も、
店舗視察も大成功。

独国三菱商事社長社宅でのホームパーティも、
得難い体験だった。

快晴のケルンとデュッセルドルフが、
そして表現の自由が保障されつつ、
差別のない社会を目指すこの国が、
私たちの心を弾ませてくれた。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2013年10月07日(月曜日)

薄日さすユーロの事故警戒と世界最大アヌーガ初日の美食巡り

Everybody! Good Monday
[2013vol40]

2013年も第40週。
年間は52週だから、
あと12週。

10月は第2週。

秋も深まってきます。

国産の松茸思ひきつて買ふ
〈日経俳壇 岸和田・妙中正〉

一方、こんな句も。

中国産松茸御飯年一度
〈同 西宮・山口規美子〉

庶民はつつましい。

それにしても、ドイツの茸はうまい!
海水も届く宮城の初秋刀魚
〈同 奈良・河上恵子〉

宮城の秋サンマ。
海水がみずみずしい。

ヨーロッパ・ドイツの秋も美しい。

日経新聞、昨日の『日曜に考える』。
「薄日差すユーロの『事故警戒』」。
ヨーロッパ総局の菅野幹雄編集委員が書く。

イタリアのレッタ首相、
内閣の信任を、
敵から恵んでもらった。
ドタバタ劇続きのユーロ圏で、
安定への動きを示す材料が相次ぐ。

ドイツ下院選挙では、
メルケル首相が大勝。

ポルトガルへの融資審査は無風で終了。
ユーロ圏の失業率上昇も停止。

雲間から差す薄日。

しかしユーロ圏が抱える課題改善は、
まだ序の口。

欧州中央銀行のドラギ総裁。
ユーロ圏経済の回復は、
「弱く、もろく、不ぞろいだ」。

イタリア政局の安定はほど遠い。
フランスの構造改革も鈍い。
ギリシャでは極右政党が存在感を増す。

「落ち着いたかにみえるユーロ体制もまだ
『事故』の危険がいっぱい」。
日経新聞ヨーロッパ総局は、やや悲観的。

そのドイツの旅、
デュッセルドルフから始まる2日目。

朝8時前にホテルの会議室に集まり、
結城義晴のアヌーガ視察のためのセミナー。
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ヨーロッパとドイツの食品産業のトレンド、
アヌーガの視察のポイントと心得、
商談と輸入の要点などを丁寧に解説。
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1時間半ほどだが、
終わるとちょっとした頭痛。
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朝から少し力が入りすぎて、
頭に血がのぼった。

講義の後は一路、
デュッセルドルフからケルンへ、
1時間ほどのドライブ。
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もちろん、ここでも解説の続き。

そして見えてきました。
市内入り口から恒例となっているアヌーガ渋滞。
一昨年の前回よりずいぶんと手前から車の列。
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待つことが嫌いな大阪人かと思うほど、
短気なゲルマン人のバス・ドライバー。

この経路をさっさとあきらめて、
ライン川を渡り、大きく迂回し、
旧市街地から再びアタック。

ライン川の向こうにケルン大聖堂。
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しかしごらんの通り、
こちらもアヌーガ大渋滞。
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ぐるぐる回りながらも、
大阪人のように横入りを繰り返し、
やっと着きました。
ケルンメッセのアヌーガ会場。
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ケルンメッセ㈱は世界に誇るフェア会社。
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入り口前の階段のこの人人人。
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南入り口のアヌーガのロゴ看板を抜けると・・・。
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これまた人人人。
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われわれ一行は、
6つのチームに分かれて、
テーマごとに真剣視察。
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バーコード付きの入場証を首にかけて、
次々に来場者が入ってくる。
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毎奇数年開催のアヌーガ。
初回開催は1919年。

28万4000㎡の総展示スペース。
フランス・シアルの2倍以上。
日本のフーデックスや
スーパーマーケット・トレードショー、
その10倍はくだらない。

100カ国から6743の企業が出展。
2011年の出展社は、
ドイツ国内から925、海外から5818。

180カ国から15万4536人のビジター。
ビジターはドイツ国内5万8899人、
海外から9万5637人。

そのアヌーガは、
11館からなる広大な展示を誇る。
2013年の出展概要は、
10カテゴリーに分かれている。

①フード   
加工食品 84カ国3516出展

②ドリンク
ビール・ワイン・スピリッツ・ノンアルコール飲料
60カ国515出展

③ミート
45カ国809出展

④フローズン・フード 
48カ国491出展

⑤チルドおよびフレッシュフード
フレッシュコンビニエンス製品、フレッシュデリカテッセン、
魚、フルーツ&野菜
19カ国149出展

⑥デアリー(乳製品)
34カ国360出展

⑦パン&ベーカリー、ホットドリンク
36カ国405出展

⑧オーガニック  
27カ国271出展

⑨Retail Tec

⑩フードサービス
24カ国228出展、約3500製品

⑧、⑨、⑩がユニークだ。

もう一つ、アヌーガの特徴はテーマブース。
今回のアヌーガトレンドとして、
10のテーマが設けられている。
① グルメ製品と郷土料理
② ハラール食品
③ オーガニック製品
④ ベジタリアン製品
⑤ 健康&機能性食品
⑥ コーシャ製品
⑦ フィンガーフード
⑧ プライベートラベル
⑨ 材料
⑩ フェアトレード製品

南から北に延びる主通路沿いに、
テーマブースが並ぶ。

その中の
フェアトレード。
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今年はコンコースに格上げされた。
こちらはIFSのブース。
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農業サプライヤーが、
食品安全、労働、環境、動物の権利保護などの項目に関して、
大規模小売チェーンに対しGLOBALGAP認証を与えている。
認証された企業のロゴが記されたポール。
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アルファベット順で、
日本のAEONが一番最初にある。
その意味では「イオン」はよいネーミングだ。

入り口にあれだけいた来場者も、
広い会場に散らばっていく。
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世界中のオリーブオイルを集めたブース。
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試飲させてくれる。
われわれもバージンオリーブオイルを、
次々にテイスティング。
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主通路をさらに北上。
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天井からは各国プロモーションの垂れ幕が、
下げられている。
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「taste13」は、
主通路の一番北寄りに設けられている。
イノベーティブな商品コンテストブース。
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カテゴリー別に本部が選んだ商品を並べ、
来場者に投票してもらう。

こちらはファインフード部門のTOFU。
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寿司に続き、豆腐もグローバル化してきた。

私たち事務局本部チームは、
北側から南下作戦を開始。

一番北に位置する8号館のドリンク館では、
taste13にランクされた
エナジードリンクを試飲。
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私の隣は、㈱万代常務の西水啓介さん、今回の団長。
左は、通訳の谷口ゴールドジャック久美さん。

エナジードリンクもいいが、
違う意味で人間を活気づかせるこのドリンクもいい。
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試飲なのにこの量。
もちろんタダ。
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われわれは控えめに、
半分の量をお願いしてテイスティング。
ドイツビールはコクがあって本当においしい。

ビールの余韻が後を引く中、
ドイツの茸生産者のブースへ。
シェフが腕をふるって試食させてくれる。
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フライパンの中から何ともいえない茸とバターの香り。
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茸は鮮度が大事。
だから輸出はしていない。

しかし日本の国産品とはちょっと違っていて、
味が濃く、薫り高く、
すばらしい茸だった。
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こちらのブースは人だかり。
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taste13のフローズンフード部門でランクされていた商品。
キャンディのような形状のスナック。
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「HASTA PIZZA」。

たいやきのような衣の中に、
サラミ、ハム、マルガリータ、チョコなどの具材を入れて、
トースターで4分焼く。
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片手で食べられるフィンガーフード。
これは日本でも売れそうだ。

ミート部門の入り口では、
VealのサプライヤーEkro社のブース。
レストラン仕様で展開している。
オランダの会社。
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ドリンクと前菜や部位別ステーキなど、
仔牛肉を使ったメニューを提供し商談する。
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もちろん、われわれも試食。
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解説してくれたのは、
Paul Beltmanセールスマネジャー。
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毎週8000頭単位で、
仔牛を生産し、販売する。

そのスペシャルティで、ポジショニングを築く。
もちろん世界で一番のヴィール・サプライヤーだ。
柔らかくてジューシーな仔牛肉の後は、
しっかりした、アルゼンチンの牛肉を食べ比べ。
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お腹がいっぱいになったところで、
ミール館を後にして、再び南下。
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3号館を入るとすぐに「Caffe Corsini」。
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水出し、ドリップ、エスプレッソの3つの入れ方で試飲させる。
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コーヒーのフルコース。

充実した食後のコーヒータイム。
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このパフォーマンスが説得力を持つ。

そして最後は、
2号館のJapanブース。
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地方の特徴的なサプライヤーが出展して、
活気あるブース構成。
しかしもうちょっと、
日本のパワーを示したい。

あっという間に、
初日の視察が終わり、
全員で、記念撮影。
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そのあとは、
ケルン市内の店舗視察を予定していたが、
今日は日曜日で店が閉まっているため、
急遽、ケルン大聖堂の見学に変更。

夕刻のライン川を渡り旧市街地へ。
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見えてきました大聖堂。
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この圧倒的な存在感。
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聖堂の中に入ると・・・。
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荘厳な美しさ。
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ところが日曜のこの日は、ミサがあるため、
観光客は回廊をまわって視察することができない。
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これまた残念。

礼拝堂をぐるりと囲むステンドグラスを、
遠くから眺めるだけ。
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来たことの証しとして、全員で記念撮影。

大聖堂をできるだけおさめようと、
事務局のカメラマンたちはこの姿。
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でもかがみこみ過ぎたせいか、
後ろのほうは顔の一部しか映っていない。
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申し訳ない。

視察が終って夕食は、
万代ドライデイリー会幹事の皆さんと、
ドイツビールとドイツ料理の店へ。
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ご覧の量は4人前。
スペアリブやカツ、ソーセージ、
そしてマッシュポテト、ザワークラウトを堪能。
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最後はアップルパイ。
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今日は美味しいものばかり食べた。
実に満足だった。
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薄日差すユーロ。
突発的な経済事故を警戒しつつも、
食分野は意気軒高。

それをリーダー国のドイツと、
世界最大の食品メッセ「アヌーガ」が、
示してくれている。

私たちはそれを肌で実感している。

21世紀は食品の時代。
その食品から元気を得て、
みなさんも、
Good Monday!
〈つづきます〉

〈結城義晴〉

2013年10月06日(日曜日)

ジジとドイツの旅[日曜版2013vol40]

ジジです。
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おとうさんは、
空のうえ。
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これにのって。
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いっちゃいました。
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ヨーロッパ。
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ルフトハンザ。
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ナリタも雨模様。
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コックピット。
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ながいながい旅です。
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いくらおとうさんが、
元気だといっても、
つかれます。
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11時間半、
フランクフルトも雨だった。
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空港はひろい。
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スロープをあるく。
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エスカレーターをおりる。
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ついてからも、たいへんですね。
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でも、無事につきました。
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バスにのって、
おはなしする。
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みんなも、
すこしつかれたかな。
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雨のドイツ。
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アウト・バーン。
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すこしずつ、夜が近づいてくる。
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そして街につきました。
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デュッセルドルフ。
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カウホフ・デパート。
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おちついた街ですね。
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その一角。
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人がごったがえしています。
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この店で、ディナー。
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うらやましい。
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いいお店です。
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お店の地ビールでカンパーイ。
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それから全員が、
かたりました。

おとうさんがまとめのおはなし。
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みんな、ねっしんに、
ききました。
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いい旅になりそうですね。
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ハイネ・ハウスのまえで、
ニシミズさんとPhotograph。
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それからホテルへ。
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ながいながい一日でした。
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ほんとうにおつかれさま。

でも、これからですね。
よくねて、がんばってください。

ボク、まってます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年10月05日(土曜日)

ドイツ・ケルンのアヌーガに出発「行ってきます!」

昨夜から成田。
定宿のエクセル東急ホテル。

今朝は早起きして、
第2ターミナル南ウィングから、
ルフトハンザ711便に乗り込んで、
フランクフルトへ。
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今回はケルンのアヌーガが目的。
世界最大の食品メッセ。

その合間にドイツの小売業競争を見て、
それからスペイン・バルセロナへ。

ここではメルカドーナ訪問が目的。
楽しみだ。

昨年7月、
ハーバード・ビジネスレビュー日本版で
紹介された好循環小売業の一つ。

日本の好循環小売業って、
どこだろう。

今回の旅も充実した内容になりそうだ。

知らないもの、新しいこと、
知っていても意外な内容。
自分がいかに井の中の蛙かを教えてくれる事実。

それらに遭遇することは、
まさに生きるエネルギーとなる。

それにしてもみずほ銀行。
対処が遅い、悪い、鈍い。
頭取の減俸処分などで、
お茶を濁すだけではすまない。

怒りつつ、私は、
成田空港45番搭乗口で、
ギリギリまで粘って、
仕事。
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単行本の校正を宅急便で送って、
最後に毎日更新宣言ブログ執筆。
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では、これに乗って。
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行ってきます。
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みなさんも、
お元気よう。

白石冬美。
ちと、古いか。

〈結城義晴〉

2013年10月04日(金曜日)

伊藤園大陳コンテスト審査会と消費増税後の価格据え置き対策

訃報です。

平村文男さん。
75歳。

㈱大阪屋ショップ代表取締役会長。

10月に入って1日の午前10時、
ご逝去。

「感謝の商い」と「薄利多売」をミッションにして、
ユニークなスーパーマーケット経営を展開。

富山県に27店舗、石川県に3店舗。
年商540億円。

2010年の10月25日、
私は富山を訪れて、
大坂屋ショップの取引先の会で、
記念講演をした。
「清文会」と命名された会。

そこで平村さんには、
お世話になった。

独特の哲学をもつ創業経営者が、
また一人、その充実した人生を全うした。

心からご冥福を祈りたい。
通夜は今日、午後7時から行われた。
葬儀は明日、午前11時から。
オークスセレモニーホール富山。

喪主は平村秀樹代表取締役社長。
故人のご長男だが、
秀樹社長に創業者の遺志が引き継がれる。

健闘を祈りたい。

私は今日の午前中、
伊藤園「夏の大陳コンテスト」の審査会。
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東京・清水橋の伊藤園本社、
地下1階の会議室が審査会場。

全国のスーパーマーケットやドラッグストアが、
応募してくれた売場の陳列写真をみる。
そして各審査委員がこれはと思った店舗に投票する。
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右から本庄大介社長、
綱島秀夫『食品商業』編集長、
本庄周介副社長、
そして松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブブ・プロデューサー。
私の隣は江島祥仁副社長。

すべての審査が終わったら
事務局や商業界スタッフも一緒に、
全員での写真撮影。
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この毎日更新宣言ブログ用。
恒例になってきた。

もう一つ、恒例となっているのは、
副社長の江島さんの部屋での情報交換。
本庄社長も加わり、
食品産業界の動向についてディスカッション。
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さらに美味しい天丼をいただきながら、
江島さんと1時間。

審査会の後のこの時間は本当に有意義。
江島さんは、そのあと富山へ。
平村文男さんの通夜に参列。

私は成田のエクセル東急ホテルへ。
明日朝からドイツへ出張。
その前泊。

さて日経新聞は、
こういったニュースに敏感だ。
「ダイエーやユニー、
税込み価格維持『努力』」

消費増税後の対応策。

イオンの子会社となったダイエー。
プライベートブランド、メーカー品など、
本体価格を引き下げて、
税込みの総額で据え置きを目指す。

ダイエー村井正平社長はイオンリテール前社長。
「顧客が支払う価格は
変えないよう最大限努力する」

イオンとの共同調達を拡大し、
原価を抑制。

ユニーグループ・ホールディングス。

中村元彦社長のコメント。
こちらも「できるだけ据え置く」。

そのためにこの9月以降、
加工食品や菓子、酒などの仕入れ先を集約。

大量調達によって、
仕入れ原価と物流コストを削減。

この動き、
リージョナルチェーンやローカルチェーンでも、
広がるに違いない。

一方、セブン&アイ・ホールディングス。
こちらは一線を画する。
村田紀敏社長の見解。
「価格競争に陥らない付加価値商品を投入する」
これが基本方針。

つまり競争しないブルーオーシャン商品、
ノンコモディティに力点を置く。

しかし「競争が激しい一部商品では考える」
つまりレッドオーシャンのコモディティは、
据え置きを検討する。

いつもの私の主張だが、
コモディティは価格据え置きの対象となり、
ノンコモディティはその限りではない。

ますます、
コモディティとノンコモディティの見極めが、
重要になってくる。

大衆品、実用品も、
そして高付加価値品も、
現代の顧客には必須のものだ。

店にとっては、ともに必需の商材だ。

私は消費増税だからといって、
価格据え置きすることはないと思う。

顧客には税金を払ってもらうということを、
政府とともに訴えるべきだ。

だから、ずっと変わらない。
それが筋だと思う。

企業によっては、
据え置きするところも出てくるだろう。

しかしそんな企業も、
他社にない高付加価値品まで、
価格据え置きはしないだろう。

コモディティは市場にあふれていて、
競争が厳しい。

だから据え置きでもしなければ、
売れはしない。

ノンコモディティは、
顧客の側が欲しがる商品。

だから税金アップ分まで、
小売業がかぶる必要はない。

これも現金な商売の考え方だと思うが、
それがやりたい企業はそうすればいい。

小売り側のコスト削減の努力は、
いつもいつも続けられねばならない。

それは消費増税の時だけ、
突然のようにやるものではない。

顧客は、いつも、しっかりと、
企業努力を見ていてくれる。

ロイヤルカスタマーは、
特にそれに敏感だと思う。

〈結城義晴〉

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